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おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

2018年の読書を振り返る

2019-02-02 23:17:05 | 写真
2019年も2月に入っておりますが、2018年の読書を振り返ってみました。

これは昨年一年間の濫読をグラフ化したものです。
我ながら恥ずかしいくらい分野問わずです。
斜め読みしたり、字が小さくて読めないー!!と渡辺謙して投げ捨てた本も沢山含まれております。
かろうじて読後に満足感を得た数少ない本もあります。
個人的独断と偏見によるベスト10なるものが発表できたらいいなあーと思っております。(笑)



読書は古い記憶を思い出せる

2019-02-02 22:29:14 | 読書
大変です。麻雀ではないですが、連チャンで昨日今日と読書してます。
昨日は断捨離とベストエッセイに中年男ルネッサンスの3冊。
断捨離はこの前に借りたほんと同じ著者による本で、私のストライクゾーンから大きく外れておりペラペラとめくって即パス。

ベストエッセイは何がベストなんだかよくわからないまま斜め読みで完。

林真理子と阿川佐和子の名前があったと記憶に残ってますが中身は忘れました。
オバサンがどうしたこうしたというような話だったように・・・。(^_^;)
ルネッサンスは言わずと知れた髭男爵による本。元引きこもりもここまでくると又吉先生に負けない立派な作家です。

そして今日は、すぐ死ぬんだからと引越し大名に日本の写真家2人の4冊。
相変わらず、内館牧子さんはいい仕事しますねー。(おもわずなんでも鑑定団の中島誠之助さん口調になります)

読み飽きさせないし、ストレートかと思ったら途中で変化するスプリットみたいな変化球を投げてきます。
老人とか高齢者を扱った本はジメジメした湿度の高い女々しいストーリが多いですが、この本は明るく江戸前のシャキリ娘的なカラッとした春風が吹くような感じで、それが楽しいです。
次に”引越し大名三千里”は歴史上に実在した大名をベースにしているからストーリの展開がフィクションでも読み手を物語に引き込む力があります。

著者はこれ以外に超高速!参勤交代などの映画化された本も書いているので、ストーリー展開が早くて読んでいて楽しい本でした。
最後は日本の写真家シリーズの植田正治と森山大道。

やっぱり植田正治はいいですねー。
彼が撮る写真は大好きです。
こんな写真が撮りたいものですね。
テーマと構図をきちんと決めて撮る写真、植田調とも言われる写真は見飽きないです。
ずいぶん前に、鳥取にある上田正治写真美術館へ行ったことがあります。
あの福山雅治も写真が好きで植田正治に師事していたとか。
ここでしか売っていない福山雅治作曲の手巻きオルゴールを買ったことがあります。
もう一度訪ねたくなりました。