ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

朗読をして知った入れ歯の限界と不便

2023-06-14 07:33:25 | 老化現象

 私の上の前歯はすべて入れ歯です。去年の四月以来のことで、
装着してもう1年以上経ちます。

 6本分をカバーする部分入れ歯なのですが、固定用金具(クラスプ / バネ)で
自前の歯と繋がっているだけなので今一つ安定感に欠けます。

 さて、言うまでもないことですが、歯の第一の使命は噛むこと。
その使命の噛むことについては、入れ歯特有の不便さをそれなりに感じています。

 食べ物をよく噛んでも雑な感じがどうしても残りますし、
少し粘り気のある食べ物なら歯にくっついてしまい、
入れ歯全体が外れそうになったりもします。これだけでも厄介なことです。

 これらに加えて最近、前歯には重大な使命が他にあることに気づかされました。

 それは先日、AAのミーティングで久々にテキストを朗読したときのこと。
静まり返った会議室の中、仲間たちを前にしての朗読ですから、
嫌でも改まった気持ちで自分の発音に意識が向かいます。

 諄くなりますが、部分入れ歯と歯茎は完璧にフィットしているわけではなく、
通る声で喋ろうと目一杯口を大きく開けて発声すればするほど、
動く舌に入れ歯がくっつき、その分発音が不明瞭になります。

 ちなみに、口を大きく開けての発声は、たとえマスクをしていても
口の中が乾くもの。こんなことも初めて知りました。

 普段、何気なく喋っているときは気にも止めないのですが、
ハッキリした発音には、シッカリ固定された前歯が欠かせないということ。
かくて、入れ歯の限界と不便を、朗読をしてみて初めて実感した次第です。

 

ランキングに参加中です。是非、1日1回下をクリックして順位アップに応援お願いします!
クリックしますとポイント加算され、その日の順位が表示されます。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« もう夏なのに二度寝のクセが... | トップ | 静かに進行する老人ボケ »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yo-サン)
2023-06-14 08:53:14
>朗読をして・・・

正に仰る通りですね。
私も同様の状況ですが、仕事柄、長年人前で話す日常でした。
近年、コロナ禍でマスク着用になり、またオンラインリモートの
講義もあり義歯を外します。
そうしますと比較的、発声がよいことに気づきました。

しかしながら、不自由なこと極まりありません。
年は取りたくないものですが、いよいよ本当にリタイアと
なりました。それではまた。失礼致しました。
返信する
Re. yo-サンさんへ (ヒゲジイ)
2023-06-14 17:10:10
コメント、ありがとうございます。

物を噛むにせよ発声するにせよ、
使いこなすのに難儀な入れ歯です。
しかし、老いた身にはなくてはならないモノ。
何とか折り合いを付けるほかナイですネ。
返信する

コメントを投稿

老化現象」カテゴリの最新記事