ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

健康寿命には治安のよさが?

2018-10-16 07:15:53 | 世相
 “運動や食事よりも大事な生活習慣は読書!?”
 “子どもと同居よりも一人暮らし!?”
 “ピンピンコロリには治安のよさが寄与!?”

 これ何かおわかりですか? 先週土曜日のNHKスペシャルをご覧になった方ならおわかりでしょう。人工知能AIが導き出した、健康寿命を延ばすためのヒントです。

 日本全国の65歳以上延べ41万人に生活習慣や行動に関する600問以上のアンケート調査を実施し、10年以上にわたって追跡調査した膨大なデータについて、NHKが独自に開発した人工知能『AIひろし』が相関分析(?)した結果だそうです。
 
 AIには確率と統計から導き出された論理しかありませんから、何を意味しているかは人間が解釈して意味付けするしかありません。そこで私も私なりに意味付けしてみようと思いました。

 先ず “読書習慣” ですが、本や雑誌を読むことで脳を理性的に刺激することが健康を維持しボケ防止につながるのだろう、ぐらいの意味しか思いつきません。“健全な精神にこそ健康は宿る”(?)と考えているからです。全国一の健康寿命を誇る山梨県が図書館数でも全国一という統計上の数値はその裏付けで、特に意義を唱えるつもりはありません。

 次の “一人暮らし” は一見逆説的ですが、ずばり言って気兼ねのない気楽な生活のことを意味していると思います。同居生活にありがちな余計なストレスとは無縁の独居生活は、多少の不便も刺激となって健康維持を後押ししてくれるのだろうと理解できます。

 最後に挙げた “治安のよさ” ですが、犯罪のない “治安のよさ” は住民にとって “安心” を意味すると解釈しました。

 ゴミのポイ捨てなど些細なことと思いがちですが、そんなゴミでも散らかり放題となったら住まい環境は悪化します。悪化した住まい環境ではとかく人心も荒みがちになります。そして、さらなる悪化が・・・という悪循環もあり得るのです。

 そうなるのを防ぐのは、住まい環境に対する住民意識と住民同士のコミュニケーションだろうと思います。住民同士の良好な関係があっての “治安のよさ” ですから、住民も余計なストレスを受けずに済むのでしょう。かくして自ずから、快適な住まい環境の好循環が続くことになるのではないでしょうか。

「防犯活動をするようになって、不法投棄もなくなった。」
埼玉県で町内の防犯活動に取り組んでいる住民の言葉です。防犯活動という実績から出た言葉ですから、これには私も膝を叩いて納得してしまいました。

 日本を訪れる外国人観光客が、「ゴミの少ない綺麗な街!」と一様に日本を賞賛しているようですが、ゴミ拾い歴3年半の私にはこれがどうしても信じられません。

 便利に慣れ、何かにつけ “メンドクサイ” が巾をきかす昨今の日本です。それだけにポイ捨てなど常習化した幼稚な軽犯罪がやたらに増えています。これがゴミ拾いを通じて私が思う現代日本の世相なのです。

 ここで読者の皆さんをゴミ拾い運動に巻き込めば、一石二鳥で “治安のよさ” と健康寿命の延長となる! そう意を強くし、勇んでこの記事を書いた私でした。



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