ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

神戸行きの勘が鈍った

2020-10-09 06:01:35 | 老化現象
 しばらく電車を使っていなかったので、どうやら神戸行きの勘が鈍ってしまったようです。

 現役時代の名残からか、電車に乗るときは駅の売店で新聞を買うことが習慣になっています。連休中の祝日に、電車で神戸・元町に行く用事があり、いつものように新聞を買おうとしたら生憎、駅の売店も休みでした。

 つい、慌ててしまいました。いつもなら特急や快速電車に乗るのですが、偶々やって来た各駅停車(各停電車)に飛び乗ってしまいました。

 途中の駅で、各停電車から速い電車に乗り換えれば神戸三宮まで10分ほど早く着きます。どうせ途中の駅で乗り換えるのですから、その待ち合わせ時間に新聞を買えると踏んでのことでした。

 神戸三宮までの間、各停電車から後続の速い電車に乗り換えできる駅は順に U 駅、M 駅の2つだけ。その1つ M 駅なら、後続電車の通過待ち駅でもあるので停車時間は十分あります。が、そのホームに売店はありません。

 その一方で、1つ手前のU 駅には構内2階にコンビニがあったはずという記憶があり、その駅でも乗り換えが可能なので1つ手前の U 駅で降りることにしました。

 U駅では、後続の速い電車が着くまでの待ち合わせ時間は約5分。改札のある2階までエスカレーターを駆け上がったのですが、改札まで行ってみたらコンビニは改札外。当たり前のことなのに、記憶からすっかり抜け落ちていました。

 これが最初のヤレヤレです。こんな日は失敗が続くものです。

 神戸からの帰りは、各停電車しか停まらない駅で降りることに決めていました。

 神戸三宮駅のホームには、先発の奈良行き快速電車が発車間際にあり、走ればまだ間に合いそうでした。走り出したそのときです。
「(待てよ! 確か快速電車は、M 駅は通過で停まらなかったのでは?)」という考えがよぎりました。

 咄嗟のところで走るのを止めたのですが、快速電車はゆっくりホームを出て行きました。仕方なしに、後発の各停電車にのんびり乗ることに。またも、くたびれ損でした。

 このときの記憶は半面正しく、半面片手落ちでもありました。少し経って、大事な記憶がすっぽり抜け落ちていたことに気づきました。

 何のことはない、神戸への往路の逆ですから、乗り換え可能な駅は他に2つあるのです。M 駅の1つ先のU 駅と、さらにその先にある私の住まいの最寄り駅の2つで、どちらも快速電車が停車しますし、ホームで少し待ちさえすれば各停電車に乗り換え出来るのです。

 この三月にコロナ禍が本格化するまでの6年間、散々通い慣れた神戸行きですが、こんなドジなこともあるのですネ。トホホな一日でした。

 思い込みが強かったのか、どこか抜けていたのか、それとも単なる老化現象のせいか、いずれにしても勘が鈍っていたとしか考えられません。ヤレヤレ!



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