ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

おかしな婆さんはストーカー?

2019-01-22 06:08:57 | 世相
 ゴミ拾いの定番コース、コープ近くの歩道でのことです。緩やかな坂道が、立ち話をしている歩行者や自転車で珍しく混み合っていました。ゴミ拾いをしていた私は、向かい側から自転車に乗って来た高齢の婆さんと目が合ったので、脇を通るようこちらも目で合図したつもりでした。

 私の出で立ちがよほど珍しかったのかもしれません。彼女の口元が一瞬ほころんだようにも見えたのですが、目はじっと私を見つめたままでした。そしてなんと、自転車から降りて押しながら私に付いて来たのです。

 振り返って彼女に「何か?」と尋ねても黙ったままで何も言いません。それならと私の方も無視を決め込み、ゴミ拾いを再開しました。若い娘ならまだしも、相手は婆さんです。下手に相手にしたら却ってややこしくなると思ったわけです。

 コープの前から車道を渡って反対側の歩道に移り、200 mほど離れた公園に向かいました。その間、時々後ろをチラ見したのですが、依然として彼女は10 mほど離れて付いて来ていました。

 公園に入ったらさすがに付いては来ないだろうと、これも定番の園内の巡回を始めることにしました。そしたらどうでしょう、彼女がしっかり付いて来てるではありませんか!

 園内は自転車乗り入れ禁止なのに、自転車を押して公園奥の幼児用広場にまでも、です。まるで現場監督でもしているかのように、私の行動を追いかけてじっと見ていました。その気味の悪さと言ったら、さすがに背筋がゾッとしました。

 園内を一巡した後、一杯になったゴミ袋をぶら下げて再び車道を渡り、反対側の歩道に移りました。それでも追っかけ婆さんはまだ付いて来ていました。が、それも50 mほど続いただけで、いつの間にか交差点で姿が見えなくなっていました。

 あれは一体何だったのでしょう。ストーカーの気味の悪さは噂に聞いていましたが、まさか自分が(?)という思いでした。時間としては30分弱だったと思うのですが、まさしく恐怖に囚われた時間でした。

 帰り道に早速、顔見知りのコープの警備員を捕まえて、この話をしたのは言うまでもありません。このお陰で落ち着きを取り戻すことができました。“話すことは手放すこと” このことを痛感した出来事でした。



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コメント (4)
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