「エーッ!この色にするのー 」
「アバンギャルドだね!」
※ “アバンギャルド” とは「先がけ」「前衛」「革新的」の意。ファッションでは大胆かつ独創的なデザインを指して使用される。
と、塗り始めた塗料の色を見て連れ合いは叫びました。
焦げ茶を塗っていた昨日は何も言わなかったのですが…
別に "大胆かつ独創的” な濡れ縁にしたかったわけではなく、ただただ経費を抑えるために手持ちの余ってた「ガーネット」色の塗料を使っただけです。
以前、本棚をのせる台を作った際には「ガーネット」がいいアクセントになっていて自分では気に入っていたのですが…
広い面に塗ると「ガーネット」は主張しすぎで “大胆かつ独創的” な濡れ縁になってしまいました。
…連れ合いに言われる前から、
『何か趣味の悪い旅館みたい』
とは薄々感じてはいたのです。
「ガーネット」を塗り終えた時にはすでに、
『さて、この上からどんな色を塗り重ねようかな…』
と考えていたのでした。
実は私も「アバンギャルド」が分からず、「アーバンなギャルみたいな…」意味かな?と思い調べたらこんな感じでした。
「連れ合いはこんな言葉も知っているのか」と感心しました。
まさに連れ合いは一言で言い当てた感はありますが、私は単に経費削減で動いただけです。
次回は濡れ縁の色がまた変わりますので、ぜひ見に来てくださいね。
アバンギャルド……、私などは滅多に聞いたことが無い言葉ですが、
とっさにこの言葉が出て来るとは、奥様は凄く博識でいらっしゃる感じがして凄いですね!
以前はファッション界と云うのかアパレル業界でご活躍をなさっていらっしゃったのでしょうか……?
お写真を拝見させていただきましたが、
色の好きぶすきはあると思いますが、濡れ縁のガーネット色、
うまく塗られるもんですね。
ただ笑えたのは『何か趣味の悪い旅館みたい』……、のくだりでした。
まあ、奥様も悪気があっておっしゃられたのではないと思いますが、
TANEさん以上に、表現力も豊富にお持ちのようですね!