イン☆BOです。
自宅すぐそばの奈良競輪場は全国のあらゆるレース場の中でもかなり狭い部類に入り、裏を返せばファンと選手が最も至近距離なレース場です。
そのせいか、とにかくヤジがよく響く。ホームスタンド側のヤジがBS側の建物の中にいる報道陣にも聞こえるので、ファンの真ん前のスタートラインに立っている選手には丸聞こえでしょう。
そのヤジも以前は面白いものが多かった。
発走前の選手に向かって
「お前が逃げんかったら、ワシが逃げなあかんのじゃい」
人気薄の選手が逃げ切ったときに
「こらっ、ワシの給料を持ち逃げするな」
は10年以上前のヤジですが、いまだに覚えています。
競艇は選手がヘルメットで頭部をすっぽり覆っていますし、エンジン音もあって声援、ヤジは聞き取りにくいようですが、それでも試運転中やスタート展示中(2Mそばが最も目に入りやすいそうです)は届いている場合もあるようです。
ちなみに、弥彦競輪場のホームページで嬉しかった声援、キツかったヤジという選手の生の声による動画が公開されているので、どんな声援が喜ばれるのか興味のある方は1度ご覧ください。
最近は周囲が不快になる罵倒系のヤジが多い気がしますが、何か印象に残っている声援、ヤジってありますか? 特定個人を非難、中傷しない範囲で教えてください。
きっつい事も言ってるけどどこか競艇愛があるようで憎めませんでした。
お互いの応援団にアホアホアホっと言われていた加藤英と門田
誰もが
二人がまさか
相手のチームに入るとは思ってなかったでしょうね
その昔、阪急―南海戦にて。
三塁側:アホ!アホ!アホの加藤!! とヤジれば
一塁側:アホ!アホ!アホの門田!! で応戦。
阪急応援団ヤジで面白かったのは当時、公私ともに?絶好調の西武・田淵に対し ~
田淵はサンシン!八田はニンシン!!
「○○、○○の母ちゃん出べそ、お前の母ちゃん出べそ」
と小学生みたいなことを叫んでいるおっさんを見たことがありましたっけ。
その時、周辺は爆笑ではなく失笑でした
忘れもしない1996年スプリンターズS。
勝ち馬フラワーパーク、2着エイシンワシントン。
同着かと思わせるゴール板前。
レース後写真判定の結果、負けたエイシンの馬券を持ってたおっちゃんが大きな声で一言。
「あ~あ、鼻ちっちゃ!」
そう言う問題か!!!
場内爆笑!
※多分おっちゃんの持ちギャグだったと思われます。
『下の名前で呼んでくれると親しみを感じる』
『絶不調のときの〝頑張れ〟は逆に辛い』
ヤジに限ると、自虐ものか笑えるものがいいですね。
阪急の応援団長、通称『さかなや』さんが
「オィ、山内~、○○はこの前、家を買いよったから、ご祝儀でど真ん中にほってやれ~」
「オ―ィ、東尾、福本にデッドボールを当ててどないすねん、当てるんやったらバンプに当てて根性直してやってくれ~」
お亡くなりになられた島野さんのご冥福をお祈りします
客:「おぉーい!上瀧ぃー!イン入らなあかんぞ~!
(上瀧むろん完全無視か聞こえていない)
客:おぉーい!そこの競走会の奴ぅ~!上瀧にイン入 らなあかんと言うてくれぇー!
(当然競走会審判員無視)
客:(語気を強めて)
「オイ!コラ!競走会!お前聞ぃてんのか?!
聞こえたんやったら右手を挙げて返事をせん か!ボケッ!」
周りの客一同:当然大爆笑!
福山競馬場のゴール前でのこと
先頭馬がゴールする直前に
ビール片手に見ていたおっちゃんが
「○○(騎手)のあほんだらー」
と叫んで、残ってたビールごと、
コップを叩きつけてました。
周囲の数人にもかかってしまい
警備員沙汰になったことを覚えてます。
競輪場でも、こんな人おるんやろか?
と当時は思ってました。
今は、いないですよね?
でも、金網にへばりついてそんなことを言っているオッサンの身なりの方が……どう見ても……でした
2センター付近の金網にへばりついて決勝戦の号砲を待ってたら、横にいたアベックの兄ちゃんの方が、「海老根ぇ~頼むぞ!」と。
その後も大声で声援を送り続けている口調がいかにも関東弁。(海老根と同じ千葉の方々かな?)
横のお姉ちゃんが「もう、恥ずかしいからやめてよ」みたいな顔で彼氏を見てるが、兄ちゃん自身は周りのオッサン達の「村上ぃ~!!」(連日、魂の先行で関西のファンを感動の渦に巻き込んでいた)の絶叫に負けてられるかの気持ちで声援を送る。
レースが終わり、捲り(だったと思う)不発に終わった海老根に対し、「海老根バカヤロウ!何やってんだよ!」と、まぁこっちではアホンダラ何しとんねん! 調な罵声を浴びせてた兄ちゃんも、海老根が自分の目の前を周回して来た時には‥
「海老根ぇ~!‥‥‥次は頼むぞ!!」と。
先行して最後バテ、車券に絡めなかった村上に対して、少なくとも僕の周りにいたオヤジ達が罵声を送ってる光景は見かけず、むしろ「村上ぃ~!‥‥お疲れさん!」みたいな雰囲気でした。
正直、アホ・ボケ・カスは当たり前、誹謗中傷から差別的発言まで、信じられないぐらいの強烈なヤジが飛び交う競輪場ですが、根は喜怒哀楽のはっきりした、人情に満ち溢れた熱き男達の社交場なんですよね~。