明日からボートレース宮島を舞台に繰り広げられるG1宮島チャンピオンカップ開設56周年記念競走。
平和島総理杯でSG覇者となった山口剛、名人戦を制した西島義則ら強力地元勢に松井、服部、上瀧、池田ら各地区のエースがどう挑んでいくのかに注目が集まるところですが、過去5年を振り返ると、
51周年 森高一真(香川)
52周年 原田幸哉(愛知)
53周年 佐々木康幸(静岡)
54周年 市川哲也(広島)
55周年 吉川元浩(兵庫)
見事なくらいに覇権の行方はバラバラです。この流れから言うと次は九州地区にチャンスあり!?
ちょっと話の持って行き方が強引な気もしますが、そんな九州地区の一人がこのGⅠで記念復帰を果たします。
4193 福岡 郷原章平 です
2009年7月の復帰から約1年(ここ)、冬場~春にかけてはエンジン出しに苦労する場面も目立ちましたが、きっちりとA1級に返り咲きました。
今回十スポでは郷原選手に記念復帰を前にした心境を伺いました。それではどうぞ~。
―蒲郡(19~22日)優勝おめでとうございました
ありがとうございます。ナイターは初優勝やったんでうれしかったです。
―エンジンもよく噴いてましたね
ホントによく出てました。選手になってから5本の指に入るくらい出てたと思います。
―高橋アナの優勝実況は聞きましたか?
後で聞きました。(奥さんのことを)知っとう人が聞いたら笑っちゃいますよね(笑)。
―さて、宮島周年から記念復帰です。何か心情的に変わる部分はありますか?
記念復帰するからといって特別に変わることはないです。A1になったら記念は自然に入ってくるんで。もちろん一般戦と同じようにはいかないと思いますけど、やることは一緒です。ただ、SGに出られたら「あぁ戻ってきたんだな」ってなるかもしれません。
―SGを再び目指していくためにも記念は大切になりますね
そうですね。でも久し振りの記念で同期(山口剛、川上剛)とか同じ福岡の選手がたくさんいるのは心強いです。
―山口選手はSG覇者として初めて迎える地元周年だけに気合が入っていると思いますが、同期から見て山口選手はどんな選手ですか?
陸では同期で仲良くしてますけど、水の上では関係なく厳しいですね。一般戦であろうとSGだろうと常に攻めてきます。もちろん同期なんで負けたくはありません。
―前期は冬場~春にかけて苦しい時期が続きましたが、今期に変わってから勝率も7点オーバーと調子が上向いてきました。特別な変化があったんですか?
復帰してすぐはスタート勘が分らなかったんですけど、レースを重ねる毎に戻ってきました。う~ん、ペラを含めて特別な変化はないですね。強いて言うなら今の季節と自分の調整が合ってきたんやないかと思います。
―宮島は全国でも少なくなってきた標準型エンジンを使っていますが、対策は考えていますか?
スタンダードを走るのは久しぶりなんですよ。なのでいつも通りに皆さんの意見を聞きながら柔軟に対応したいと思います。自分で突っ走って勝手にいじっても良いことないんで(笑)とにかく力まずにいつも通り走れたらと思います。
―では最後にファンの人にここを見てほしい、こんな時に買ってほしいってところがあれば教えてください
スタートが決まっている時ですね。あとは割とコメントで自分の状態をはっきり言うのでコメントでいいこと言っている時は買ってください。最後まで諦めず、真向勝負でぶつかっていくので、そこを見てもらえたらと思います。
―ありがとうございました、記念の舞台での飛躍を期待しています。
はい、笑って広島を後にしたいです。
本日引いたモーターは35.7%の中堅機、前検タイム6.66で31位タイ。コメントは「直線は普通もターンで滑る」とのことです。
記念だけに簡単にはいかないでしょうが、郷原選手にはここからまたSGへの階段を一歩ずつ突き進んでほしいと思います。
ぜひテレボートから金一封をせしめちゃってください(笑)
特別賞くらいならあげるよ。
けど、内容の濃い記事は、
読者としても、ありがたいです(^O^)
色んなレースで、連載とかあれば良いな☆