モンスターは伊達じゃない!! 野中和夫・超満員の引退記念パーティ

管理人です。

ついに島さんにまで『投げっぱなしジャーマン』を決められてしまいました。ガッチリ受け止めて、28日に行われた野中和夫・元選手会長の引退記念パーティの模様をお送りしたいと思います。

皆さんも御存知の通り、野中和夫さんの引退記念パーティは当初関係者と抽選でチケットを手にしたファンの方の出席で執り行われる予定でしたが、住之江競艇場で行われた野中さんのラストランで非常に大勢のファンの方が駆けつけてくださったことに感銘を受け、ファン枠の制限を撤廃できないかと発起人に相談されたのだそうです。そして検討の結果、会費さえ払っていただければ誰でも参加できるように取り計らっていただけることになったそうです。

管理人は、その一般拡大枠で参加してきました。

開場時間の１７：３０に会場に到着すると、すでにホールは黒だかりの山となっておりました。ものすごい人数です。
受付では来賓や抽選での窓口のほかに、当日参加枠での受付も用意されていました。
そこで、十スポのコメント欄でもいろいろと情報をいただいていた鈴木様にもお会いできました。

「これだけのファンの方が駆けつけてくれるなんて、感動ですよ」

鈴木様は満面の笑顔でした。

さて、会場の様子はどうなっていたかというと・・・


足の踏み場もないくらいの人、人、人。
ホールには全員入りきらず、外のロビーも人がいっぱいでした。



往年の精悍な顔つきそのままに、野中さんは登場しました。
会場の人の多さに驚いていらっしゃる様子でもありました。



司会は長年の友人、小野ヤスシさんです。
芸能人のご友人も多いといわれている野中さんですが、やはり一番の親友は故・横山やすしさんでしょう。ご自身は視力不足でなることができない競艇選手への夢を（半ば強引に）野中さんに託したというエピソードはあまりにも有名です。



綺麗なお嬢様方から花束を贈呈され・・・



大阪支部の現支部長、宮迫選手の音頭で乾杯！今後の課題はもうすこし支部長としての貫禄がつくように、ということだとか・・・
見習うべきは矢橋支部長なのでしょうか？！

その後は、豪華ゲストによるお祝いの言葉が続きます。大阪支部の若手選手もボランティアで会場の運営を手伝っておられましたよ。


壇上には田中信一郎選手や・・・


湯川浩二選手の姿も。

田中選手に、野中さんは

「是非、この前の賞金王で私の記録を抜いて欲しかった」
と仰られていました。ここで言う記録とは、賞金王決定戦の通産優勝回数で、現在は野中さん、田中選手、松井選手がともに３回優勝という記録を持っています。


偶然通りかかった湯川選手にお願いして、記念撮影をパチリ。湯川選手、十三へいつでも遊びに来てください！十スポメンバー一同お待ち申し上げます。



さらに、往年の名選手が揃い踏み。一昔前のSG優勝戦のような豪華メンバーです。

その後は、過去のSG優勝戦の映像を流しながら、内田アナが野中さんにインタビューするという形で往年の名レースを振り返っていました。『モンスター』らしからぬ意外なエピソードも飛び出したり・・・


最後はSGのトロフィーやペラなどのグッズを並べてチャリティオークションが行われました。


第１回笹川賞競走の優勝トロフィーは、なんと島あたるさんがハンマープライス！

・・・ではなく、落札された方にトロフィーをお借りして記念撮影させていただきました。本当にありがとうございました。

オークションの売り上げは富田林市に全額寄付されました。

締めの言葉のあと、野中さんご本人とご一緒に記念撮影をとお願いしに行ったのですが、眼前では既に野中さん争奪戦が繰り広げられていて、一分の隙もない状態。相当お疲れのご様子でしたので、無理にお願いするのはやめておこうということに。


しょんぼり顔の島さん。元気をだしてください！


今回は参加された方全員に素敵なプレゼントが用意されていました。ストラップ、直筆サイン色紙、バスタオルとポスター等がありました。一つ一つは高価と呼べるものではありませんが、心のこもった手間暇がかけられているのが伝わってきました。


数々の記録と伝説を立て続けてきた野中さんは、デビュー40年という節目で選手生活から幕を引くことになりました。今後は、また違う角度から競艇を盛り上げてくださるのだろうと思います。小野ヤスシさんからは来年の参院選に出ないかと突っつかれていましたが（笑）、末永く健康でいられることを祈っています。


今回はこのようなセレモニーに１ファンとして参加できて本当に嬉しかったです。こんな機会がまたあるといいなと思います。


おまけ。


田中選手が好きすぎて顔にサインをもらっちゃった子。
今度は十スポのステッカーも顔に貼ってね、お願いします！