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お山にお宮がたちました

大御和神社

大御和神社の事を知ったのは知人のFacebookへの投稿でした。神社の敷地が氏子や神社庁の承諾なしに、赴任した若い神主の独断で神社全体の80%が売られようとしていると。

びっくりして調べるととても由緒ある神社でした。御祭神は大国主命。




こんな素敵な神社が突然存続の危機に見舞われていました。神主さんは氏子と話し合いをせず売却を決め、神社庁を辞めてでも強硬手段に走るとかで、氏子さんが神社を守らねばと署名活動をしていると知り、微力ながら署名を送らせていただきました。

その後お手紙で、神社敷地の売却は撤回となったと知り、本当に良かったとほっとしました。そして、由緒ある素敵な神社だったのでいつか行ってみたいと思ってました。

徳島のお遍路をまわる時に行こうと思っていて、調べてみると16番札所と17番札所の真ん中くらいに大御和神社があると知り、先週末に寄らせて頂きました。というか、どうしても行きたくてお遍路を計画した感もありました。

大きな鳥居に、立派な御神木。常駐の神主さんはいないようだけど歴史を感じさせる雰囲気のある神社でした。清々しい氣に包まれています。氣だけはわかるので神社が大好きです。お寺と神社は氣が違っていて、私はどちらかと言うと神社派なのです。






大御和神社でこんな話が出るなんて、資金繰りが本当に大変なんでしょう。建て替えに何千万円とか、途方もない金額がかかるとありました。日本は時代と共に物質に満たされ豊かな国になっているばすです。豊かになって物は溢れているのに、豊かになる事に追われて豊かじゃなくなって、豊かさを感じる本質が昔と変わってしまっているのかもしれませんね。

事もあろうことか、神様の土地を売り、お金に変える発想が神主さんから出るなんて、残念というかなんというか。根深いお金の悩みがあったんでしょう。

その土地を買おうとしていた不動産屋は、その土地にマンションかなんかを建て、それで儲けようと思っていたんでしょうか?

太古の昔は山や磐座、御神木にエネルギーを感じ自然に祈りを捧げていたと思います。だからお金がなかったら、立派なお宮を建てなくて良くて、その地域のできる範囲でやれば良いのかもしれません。今のお宮が大きいから、次も大きなお宮にする事だけが、守り続けるとかそんなもんじゃないと思います。もっともっとは続かないかなと思います。

そこを守る人の今できる範囲でいいから、神域だけは侵さず、その地を守り続けていければと私は思うんです。

今回は氏子さんの祈りが渦になり叶い、神社が守られて良かったですね。






この地が未来永劫守られますようにとお詣りさせていただきました。

教えてもらった神様への言葉

かんながらたまちはえませ。

唱えさせていただきました。



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