広島平和宣言「原爆と原発は別物」

今年の広島原爆記念日の祭典で
広島の松井市長が「原爆と原発は別物」との認識を明確にするとのこと

広島平和宣言「原爆と原発は別物」広島市長

偉い
やっぱり、広島市長はちゃんと知っているんですね

そしてもちろん、広島に住んでいる多くの人たちも
μSvレベルの放射能で病気になんてならないことも
奇形児も生まれていないことも、ちゃんと知っているんですよね

私も理科大の小島周二先生にレクチャーしていただいて
わかったことだけど

原爆に使われている放射性物質と、
原子力発電所で使われている放射性物質の構造が違うこと
だから原発は原爆に成り得ないこと

そして広島の原爆で亡くなった人達の原因は、放射能ではなく
高熱と爆風、崩壊した建物の下敷き、そして中性子線であること
そしてもちろん、原発事故では中性子線の影響は無いこと

もちろん、その後白血病など、放射能が原因の病気になった人がいるけど
それは200mSv以上の放射線を短時間に浴びた人たちで
μSvレベルの放射線を何年も浴びたからではないのです


更に、世の中には、原爆(核兵器）反対のために
広島や長崎、そして福島を
利用しようとしている人たちがいる、ということも知りました

そういう人たちが「福島では何10万人も死ぬ」だの
「福島では奇形児が生まれる」だの
「福島には住めない」なんて嘘八百を言ってるのよねェ～

悪いのは原子力爆弾であって、原子力発電所ではないのです

それなのに危険を煽って、人々を不安にさせ、
安心を得るためには「原発ゼロにしなくてはいけない！」だなんて
まさにカルト、だよね

そんなカルトに取り込まれちゃいけないんですよ
まあ、多くの人達は冷静に行動してると思うけど


原発ゼロを目指すなら目指してもいいけど
目標は日常の電力じゃないですからね

必要なのは、冷房フル回転の真夏のピーク時
北海道なら、暖房フル回転の真冬のピーク時
その一瞬の最高電気使用量を、ミスなく発電できる能力なのですよ
もしみんなが使う電気をしっかり発電できなかったら
大停電になって、発電所も物凄いダメージを受けるから
一日二日では復旧できない状態になってしまうんですよ

そういうことを全く知らずに
ピーク時でもなんでもない時の電気の使用量を見て
「電気は足りてます」なんて言わないで欲しいな

もうもうもう、そんなことを平気で言ってる人たちを見ると
ホント「もっと勉強せい」と喝を入れたくなりますね


こうやって少しずつ、サイレントマイノリティー
サイレントマジョリティーが正しい意見を話し
正しい知識と、本当の真実が広まっていくといいですね

頑張れ