おおたかの森と流山カナル物語

流山に住む主婦&薬剤師lalaの気紛れな日記
実は「福の神」らしいので、ゆったりまったり、周りを幸せにしていきます

母の回復力

2010-10-11 20:07:07 | 家族
いつもなら彼女とデートしてから帰るのに、今回彼女は北海道に旅行ということで、
そのまま午後新幹線で広島に帰ることになった長男
珍しく「バアバア(母のこと)に会いに行くかな」と言うので
夫は今日仕事だし、久しぶりに母の介護施設に二人で行きました

母は孫である長男の顔は覚えていたけど、名前と兄弟関係はすっかり忘れてしまって
「お兄ちゃんはどうしてるの?」とトンチンカンなことを言ったりしましたが
話しているうちに段々思い出し、普通の会話が出来るようになっていました

更に、2-3mしか歩けなかったのに、居室のベッドから10m位離れたトイレまで
手引きで歩いていると聞いてビックリ!
少しずつだけど、日に日に回復してるので、長男と二人
「たいしたもんだね」と驚いてしまいました

頭もしっかりして、以前のような幻覚や幻聴は完全に無くなり、話すこともまともになって
ホントにテノーミン(血圧降下剤)のせいで、
認知証や統合失調症(分裂病)の症状が出てたんだ、と納得し
改めて薬の副作用に気づいてくれた流山中央病院の先生に感謝と思いました

ただ、もっとちゃんとリハビリをしてもらえれば、
もっともっと早く普通に戻れるんでしょうけど
今の医療保険では叶えることが出来ず、歯がゆい思いをしています

ほんの5年程前までは入院した病院でのリハビリが可能だったから
数ヶ月の入院で寝たきりになったお年寄りも元のように歩くことが出来て
介護保険のお世話にならない生活が出来るようになったのに
今は病状が回復した途端、リハビリも施されず退院となるためそのまま寝たきりになって
不自由な身体で悲しい思いをしているお年寄りのなんと多いことか

日本の医療って、ホントにおかしい

幸い、母の場合はマッサージさんを週3回お願いすることが出来て
しかもご近所さんということで、とても親切にマッサージや歩行訓練を施してくれて
更に介護施設の職員さんも母の歩きたいという気持ちを汲んで日々接してくれるので
ここまで回復できたんだと思います

完全に以前の様に歩けるようにはなれないかもしれないけど
少なくとも母に希望を持たせてくれて、生きる気力も持つことが出来たことに
改めて色々な人たちに感謝、と思うのでした

ホント、ありがとうございました
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