おおたかの森と流山カナル物語

流山に住む主婦&薬剤師lalaの気紛れな日記
実は「福の神」らしいので、ゆったりまったり、周りを幸せにしていきます

保育所急増 ひずみ懸念

2015-11-19 10:33:56 | 教育・保育



今朝の日本経済新聞総合版の記事

政府は子育て支援の重点政策の一つとして
保育園を増やし待機児童の解消を目指しているようですが
保育園を増やせば増やすほど新たに働きたい主婦が増え
待機児童がまた増え、一向に解消しないようですね

その結果、保育士が足りなくなり
保育の質が低下してるとか

ま、そりゃ、そうよね

本来の育児はマンツーマンで丁寧に行われるべきもので
家庭では数年に一人ずつ子供が増えるだけだし、年の差のある子供が存在し、
上の年齢の子達の力を借りることが出来るから
1人の母親でも3人とか4人以上の子供を育てることが出来るけど

保育園のように同じような年齢の子を複数集めて育てようと思ったら
その数に見合うだけの保育士やスタッフが沢山必要になるから
もし一人の保育士で、3人も4人も面倒を見なくてはいけないという環境なら
結局それは子育てとは程遠い、
安全だけを追求した管理というものになってしまうと思う

それを家庭の子育てと同じような質にしようと思ったら
物凄い経験と知識が保育士に求められるわけだから
当然、自分自身が子育てを経験した保育士の存在がとても重要になると思うけど
今の保育現場の環境に、果たして子育てをしっかりしてきた人たちが
就職するようになるのかしら?

保母さんが結婚や妊娠を機に退職してしまう、という話を良く聞くけど
保母さんが産休明けに復職する話はなかなか聞かないのは
結局、「自分の子供はこんな環境に入れたくない」と思っているからだと思うな


ん・・・私は基本的に、子供が小学生までのうちは母親はフルタイムで働かずに
日中は家庭でなるべく子供と接する時間を持つべきだと思っています
そして買い物に連れて行ったり、近所の人たちと接したりして
大人のいる社会と接する機会を沢山持つべきだと思っています
また中学生、高校生のうちも、なるべく昼間会話する時間を持ったり
他の大人と会話したり、接する時間を持った方がいいとも思っています

それは、私自身がフルタイムで働いている母親に育てられたという経験と
子供の頃、平日の日中は自分一人だけでいることが多かったこと
そして私自身が専業主婦になって子育てをして、近所づきあいもして
他の専業主婦たちの振る舞いを見たり、彼女たちから様々なことを教えてもらったり
また平日、日中の社会の中で、様々なことを見て、聞いて、経験して
自分がいかに世間知らずだったか、いかに常識が無かったか
いかに大人になっていなかったか、を知ったからなんですよね

でもこんなこと言うと、私にはフルタイムで働いて子育てしていた友人が多いので
大顰蹙(ひんしゅく)を買っちゃうから、なるべく言わないようにはしてるけど(笑)


子育ての結果は、20年後、30年後に現れて
それはホントに大きな差になっていくんですよね

私には友達が多く、それも20代から80代までの様々な年齢層の知り合いがいるから
色々な子育て、色々な人生を見させていただいていますが

やっぱり子育ては人任せにせず、自分で責任を持った方がいいと思う
そしてその子育ての結果は自分で受け入れなくちゃね
もちろん、生活のため、病気のため、家庭の事情のため
自分で出来ないときは、他人の手を借りていいと思うけど

特に男の子は難しいよ
息子が自分の言う通り、思い通りになるのは中学1年まで
中2から急に背も伸びて、親に反抗し、言うことを聞かなくなるからね
それから先は、小さい頃の子育てがどうだったか、
ということで結果が出てくると思います

そして、中学生、高校生のときに、良い大人に出会うことで
その子のその後の人生が決まってくるんですよね
それはもちろん、学校や塾の先生でもいいし、近所のおじさん、おばさんでもいい
だから良い大人に出会うように、親がきちんと関わってあげないとね

ホントはもっともっと言いたいことがあるけど
今の時代に「主婦は働かないで子育てをしろ!」なんて言ったら
大ブーイングが起きると思うから、止めるけど(笑)


20年後、30年後の子供の人生に影響を及ぼすのは
放射線やPM2.5だけではありません
やっぱり子育てをしっかり考えることは重要ですよ
(あ、もちろん1時間当たりμSvレベルの放射線では健康被害は出ませんからね)

もっともっと色々考えてあげて欲しいなと思います

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4 コメント

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Unknown (森の子)
2015-11-19 11:20:24
今日の記事についてですが、読んでとても嬉しく思いました。

私自身も夫も共働き世帯で育ちましたが、大人になるまで世間知らずだったという話に深く賛同しました。

親が仕事に忙しいと、どうしても子供のことには手が回らなくなるのは仕方が無い事なのですが、今しかしてあげられないことが、おざなりになってしまうこともありますね。

その経験を踏まえ、預け先が全く無い事もあり、私は働かずに子供と居ることを選択しました。

「働かないの?」という世間の風潮や言葉に気圧されそうな日もありますが^^;

自分の選択に間違いが無かったと思えるように、これからも頑張ろうと思えました。



返信する
長文ですみません。 (Unknown)
2015-11-19 21:47:56
はじめまして。
いつもブログ楽しみにしています。

長年勤めた会社を辞め、現在子育て中の主婦です。

周りには復職してフルタイムで働くお母さんも多く、世の中の流れもあり、なんだか主婦でいる自分に引け目を感じていました。

復職していたら、お金も稼げて将来の子供の為にもなるし、自分自身もイキイキと自信が持てたかも?などとモヤモヤしてしまったりして。

元々は子供の成長をこの目で見ていたい!と思って退職したのですが、毎日一緒にいても、びっくりする程成長してくれて追いつけないほどなので、やはりこの環境は幸せだなとも思えます。

そしてこの記事を見て、主婦である事に自信を持てた気がします。

数十年後、自分の判断は間違っていなかったなぁと思える様、努力しようと思えました。
返信する
森の子さんへ (lala)
2015-11-24 10:48:55
コメントありがとうございました

今回、記事にしたことは
私が何年も、何十年も前から思っていたこと、感じていたことの一部です

でもこういった気持ちは、専業主婦に育てられた友人たちにはなかなか伝わらないもので
全ての場合において失笑され、否定され、
私の考え方には「偏見がある」
ということで糾弾され、終わってしまいます

でも森の子さんのように、フルタイムで働く母親を持つ人からは
必ずと言っていいほど、共感を受け
お互いの心の傷を理解し合えます

「世間を知らない」「常識が無い」という思いは
「世の中の常識を知っている」人たちには
どんなに言葉を尽くしても、理解してもらえないことなんだと
60歳を越えた今になっても、難しいことだと感じています

でも森の子さんのコメントを読んで
やはり、改めて、多くの人たちに伝えていこう
と思いました

仕事は子育てが一段落してからでも始められます
今はインターネットの時代だから、色々なことが出来ると思います

確かに夫婦でフルタイムで働く家庭に比べたら
そりゃあ、貧乏ですよ
でも人生は子育てが終わってからもズ~ッと続くから
トータルで考えればいいんじゃないでしょうか?

どうぞこれからも心ゆくまで子育てを満喫して
「働きたい」という気持ちを存分に心の中に蓄えて
子育てが終わってからその気持ちを爆発させてくださいね
返信する
Unknownさんへ (lala)
2015-11-24 11:15:40
コメントありがとうございます

私もフルタイムで働かないことを何度も馬鹿にされ、
税金も払わない専業主婦ということで、非難されたこともありましたよ(笑)

でも彼女たちが払っている1年分の保育料を聞いたら
保母さんの人件費一人分にも満たないことを知り
その足りない分は当然税金で補填されているから
専業主婦がいるから税金が節約できているとわかり
それからは何を言われても平気になりました(笑)

国民の国に対する貢献は、税金を払うだけではありません
税金を節約することも立派な貢献ですよね

また地元で昼間、お金を使って経済を回したり
学校や地域の活動に関わることも立派な貢献です

そして子供をちゃんと育てて、その子がしっかり働く大人になれば
自分の何倍も何十倍も税金を納める人間になります

確かに、夫婦で働く家庭に比べたら
とんでもなく貧乏になっちゃうけど
子育てを含めた専業主婦の重要性を自分自身で認めて
節約や工夫に努めて、何とか頑張って欲しいと思います

子供の成長の一挙手一投足、
私も全て見つめられたことをとても嬉しく思っています
でもそんな期間もあっという間ですよ
今の育児の忙しさを一生懸命噛み締めて、頑張ってくださいね
返信する

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