おおたかの森と流山カナル物語

流山に住む主婦&薬剤師lalaの気紛れな日記
実は「福の神」らしいので、ゆったりまったり、周りを幸せにしていきます

日本経済新聞「勉強しない、高校生の学力中位層」

2012-02-23 12:45:43 | 教育・保育
2月20日の日本経済新聞教育版
国立財務センター教授で中央教育審議委員の金子元久教授のお話

高校生の勉強時間が急減、特に中位層が顕著で
15~18歳の高校生の6割が、家でほとんど勉強していないそうです

今の高校生は、①入学試験が選抜的な大学を目指す層
②入試が選抜的でない大学に進む層、③就職する層、の三つに分かれ
それぞれ三分の一ずついるとか
そして就職する層は、昔も勉強をあまりしなかったけど
それでも中位層は勉強をしていたそうです

ところが最近は、この中位層までもが勉強しなくなった
と教授は憂慮しています

勉強する習慣が出来ていないと、知識を得ることが出来ず
多様化、流動化が進む現代社会ではチャンスを失いかねない、というのです

何故なら、単純な反復労働しか出来ないため
現代ではこのような仕事は海外にシフトしているから
創造性の無い人間は日本で仕事を持つことが出来なくなるだろう
と心配しているのです


ん・・・そんな風になっちゃったんですね

多分、高校生になって急に勉強しなくなったのではなく
その前の、中学生、小学生の頃から、
勉強をする習慣が減っているんだと思います

ゆとり教育の影響も大きいけど
推薦入試が取り入れられたことも大きく影響してるんじゃないかな
やっぱり人間って、試験があるから勉強するわけで
受験があるから、どんな問題が出るかわからないから
幅広い分野を、一生懸命深く勉強するわけで
日頃真面目に勉強していることを評価されて入学出来ちゃうんじゃ
大して知識は増えないですよね

それには「受験は辛いもの」と考え
自分の子供達にはなるべくそんな辛い経験をさせたくない
と考える親達の考え方を変える必要もあると思いますよ

本当に子供の未来を考えたら、きちんと勉強させることが大切だもの
でも実はそんな子供の姿を見るのが辛いから
親達が早く安心したいから、
一生懸命頑張らせて更に上を目指す、ではなく
早く決まるなら推薦入試でも、って選択をしちゃってる気がします

鉄は熱いうちに打て!

受験は親にとっても辛いことだけど
それが子供の将来のためになると考えて
一生懸命勉強させてあげて欲しいなと思います


同じように、現在の高校生、大学生の将来を
憂慮しているblogを見つけたので紹介します

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