東日本大震災の津波で犠牲になった
石巻市立大川小学校の児童の遺族が起こした裁判
仙台地方裁判所は津波の襲来を予見できたとして
市と県に14億円もの支払いを命じましたね
石巻市議会は控訴することにしたため
遺族が市議会を非難してるようですが
ん‥この遺族達は何を求めて闘ってるんだろうね
子供達の仇を打ちたかったのかなぁ
それとも残された自分達の悲しみを少しでも癒すために
他人の責任にしたかったのかなぁ
こんな風に高額な賠償金で教師達に責任を負わせたら
少しでも罪を軽くするため保身に回り、災害時の真実が隠され
当時の現場の正しい状況を知ることが出来なくなり
結局、二度と同じことが起きないために追求すべき真実を
キチンと立証出来なくなるよね
確かに、事故当時、教員達に判断の誤りはあったと思う
校長が留守という不運も重なっていたから
現場で責任を持って支持できる優秀な人もいなかったんでしょうね
でも災害があった時は、保護者が子供を引き取りに行くのが基本だよね
うちの息子達が小学生の頃は
よく「緊急災害時訓練」ということで
平日の昼間に親が子どもを迎えに行く訓練をしました
その時は、その訓練にどんな意味があるか、よくわからず
「メンドくさ〜い」なんて思いながら
でも保護者同志でべちゃべちゃ喋りながら
呑気に子供を迎えに行っていたけど
あの東日本大震災の津波の映像を見て
『あぁ、自分の子供は自分で守らなければいけないんだ』
と改めて思ったんですよね
だから、もしこの亡くなった大川小学校23人の児童の死に
14億円の価値があったとしても
その命の責任の100%が教員達だけにあるのではなく
半分以上は自分の子供の命を守るために迎えに行かなかった
親達にもあると、私は思うんですよね
なんか、この判決を聞いて
『あぁ、この先、働く母親が増えたなら
災害が起こるたびにこういった裁判が増えるのかなぁ』
とちょっと不安に思いました
女性の生き甲斐とか、社会や経済に貢献とか言って
とにかく女性は家庭から飛び出して
外で働くことだけを奨励する風潮だけど
それは平和な日常だから出来ることで
大きな災害が起きた時の基本は
「自分の家族、家庭は自分で守る」ではないかと思います
教師も保育士も幼稚園の先生も、結局他人なんだから
自分の家族と他人の子供を比べた時に
「仕事なんだから、家族より預かってる子供を守れ」
というのは酷だよね
預かっている子供達が全て保護者の元に渡れば
先生達はすぐさま自分の家族の所へ行けるんだもの
だから大災害が起きた時にどうやって自分の子供を守るか
若い親御さん達には、しっかり考えて欲しいなと思います