おおたかの森と流山カナル物語

流山に住む主婦&薬剤師lalaの気紛れな日記
実は「福の神」らしいので、ゆったりまったり、周りを幸せにしていきます

保育所運営 重い負担 ‥ 理系女子の独り言

2015-12-01 16:05:55 | 教育・保育



昨日の日本経済新聞地域総合版の記事

日経が実施した「子育て支援に関する調査」の結果が載っています

世帯年収700万円、子ども1人の場合、3歳児未満の保育料が
最高は流山市の5万9900円、最低が東京都渋谷区の1万2400円
地域によって大きく差があると書いてあります

流山市の場合、一ヶ月約6万円として、保育料は
一年間で約72万円
一方、保母さんの平均月収が約21万円だから
ボーナス年4ヶ月として年収約336万円

ということは、3歳児以下の場合、5人の園児の保育料でようやく
1人の保母さんの人件費が出るということですよね

でも実際は経験を積んだ保母さんを雇おうと思ったら
年収7-800万円は必要でしょうから
10人でようやく1人の保母さんの人件費が出るわけです

更に保母さん以外にも、給食の栄養士さんや調理師さん
光熱費、建物の建築費、維持費など諸々がかかるわけで
更に新しい保育園や学童施設を造るためには何千万、何億円もの税金が必要になるわけで

そう考えると、とてもじゃないけど
日々の保育園の維持費は保育料だけでは運営できないわけで

それはつまり、保育料だけで賄えない部分は
保育園を必要としない専業主婦を含む
その他の世帯の税金から補填されてるということで

それって、もし仮に子どもを持つ全ての主婦が働いたとしたら
保育園運営は成り立たないんじゃないのかなぁ

今は豊かな団塊世代が沢山いるからいいけど
これからその世代がどんどん減るから
補填してくれる世帯がどんどん減るわけで


ん~、そう考えると母親が働くことで
ホントに日本の将来は豊かになるんでしょうかね?

子どもが大きくなれば税金を必要としなくなり
働く母親からの税収も増える、と言うけど
ホントにペイした以上の税収増を期待できるのでしょうか?

もちろん、母親が働くことは否定はしないけど
税金が沢山使われる施設を必要としない働き方を考えていかないと
このままでは地域行政の大きな負担になるのではないかと
物凄く心配な私です

コメント (2)
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