文部科学省が小学生向けの「放射線等に関する副読本」を作成したんですね
こういった、正しい知識の啓蒙活動を進めて
危険を煽る、怪しげな情報に惑わされないようにしてほしいですね
まあ、そういう危険を煽る人たちは、こういう政府発表の情報に対して
「政府の嘘の惑わされるな!」なんて言って大騒ぎするんでしょうけど、ね
小学生、中学生の頃から正しい知識を得て
正しい判断が出きるよう、成長していって欲しいなと思います
放射線について考えてみよう 小学校児童用
今朝の日本経済新聞と読売新聞、両紙に載っていた政府広報
二人の専門家が放射線について正しく理解するよう述べています
原発事故後に住み続けることが出来る放射線量は
年間1mSvではなく年間「20mSv」
しかもこれは、1時間当たりの放射線量を出し、それに24時間と365日を掛け
まるで毎時間絶え間なく被曝したと仮定した数値、ではないですからね
当たり前だけど、年間の規制値というのは
建物の中に何時間、屋外に何時間と本当に被曝する実質的な数値を出して
その上で一年間合計何mSvになるかを算出するもの
それを、一日6時間も丸々外にいることさえありえないのに
「安全に、安全に」とありえもしない、
24時間365日外にいることを仮定するなんていうのは
規制値を語る場合、一番やってはいけないことなのです
更に言うなら、自然放射線量年間2.4mSvはマイナスする必要があるから
実際は20+2.4=22.4mSvまで大丈夫ということですからね
以前も記事にしたけど
こういった数値で説明してもわからない人には、もう何を理論的に話しても
きっと理解出来ないだろうから
「大丈夫なものは大丈夫だ!病気になったら治してあげる!」
と言って落ち着かせるしかないかもね
でもこうやって少しずつ
でもしっかりと説明していくことが大切なんでしょうね
頑張ってほしいと思います