2014.10.4 晴れ
爽やかな秋晴れのなか つもの アート&建築好きの4人が京都東山に集合した。
目的地は先月オープンしたばかりの京都国立博物館に併設された《平成知新館》
重要文化財や国宝の彫刻、染織から陶磁まで何でも有り。1階の仏像も圧巻だったが
ジャンルが多すぎてちょっと落ち着かない中 見入ってしまったのは、最近始めた陶芸の
影響か、京焼のコーナー・・では無くて弥生土器 大昔の人が作ったと言うだけで誰でも
作れそうだなと思って観ていたが、縄文土器に比べ しつこい装飾が無くなり何とも素朴な
あじわいに成った土器に、これはなかなか出来ないゾ!と、作品を鑑賞する側ではなく
制作する側の視点であれこれ考えてしまったのだ。
土器を作りなさいと言われたわけでもないのに・・・弥生人に何か教えられたような気がした。
最近 集中豪雨で増水した川を見ると、強要されたワケでもないのに カヌーであの濁流に
突入したらどうなるんだろう オォ~怖! と思ってしまう自分が居る。
これもまた見る側ではなく参戦側の視点だ ひょっとして心の病気かしら?
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ロダンの[考える人]のポーズをとろうと考えたがうまくいかずの〇山さん
(写真は有りませんが近くに本物が展示されています 世界26か所ある内の一つだそうです)
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建物の外観デザイン、アプローチ鑑賞に30分。なかなかエントランスにたどり着かない。
中に入れば入ったでディテールが、素材が、どうのこうのと30分「いいかげん展示室に
入ろうや」と言うことでやっと観覧が始まる いつものことだ。
一度で二度おいしいアート鑑賞だが建築やインテリアに興味の無い人は苦痛かも。
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昼食に今年3月にオープンしたホテル1階にある和食レストランへ
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外観は京都の古い街並みに溶け込んでいる
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上はホテルのロビー 地窓上部の格子は平成知新館のホワイエとよく似た発想だ。
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この後夕暮れの先斗町をそぞろ歩き充実の一日を過ごす。
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とにかく誰が何と言おうが充実した一日でした。
それにしても先斗町界隈の取材が抜けていませんか?
また取材に行きましょう。