2013.5.19 あいにくの
中国自動車道のSAで集合してから1台の車に便乗し岡山市の宝伝港へ向かう
定期船にのり約10分、目的の『犬島精練所美術館』と対面する。
いつものメンバーに加え今回は、構造設計の谷〇さん、二人のアメリカ人英語教師、通訳?
の公務員 と総勢7人になりにぎやかなアート鑑賞となった。
昔から気にはなっていたが廃墟とか遺構というものがいつごろからアートとして見直されたのか
この島から産出される犬島ミカゲ、カラミ煉瓦、崩れかけた煙突、赤さび仕上げの鉄板、
ガラス、絡みつくアイビー、海。 素材と近代建築が融合して何ともいい雰囲気を出している。
朽ち果てた建物、赤さびた鉄板、どれもCool らしい 良いものは世界共通だ。
倉庫?の壁
カラミ煉瓦(銅精錬の副産物で作られた)の壁にどんな屋根が葺かれていたのか、どんな
作業をしていたのか想像を掻きたてられる。
美術館内部はいつものごとく撮影禁止で伝え様が無いがなかなかのもの是非体感してほしい。
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昼食後 周辺の集落で展開されている『家ポロジェクト』観て回る
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「犬島」の島名の由来の一説にその昔一条天皇が犬を追放した比定地だったことからと
書かれていましたが、集落でノラ猫は見かけたけれど犬がいません何処へ行ったてしまった
のでしょう。写真右下 祠の乗っている岩が、遠吠えしている犬の横顔に見えませんか?
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