河原でほっと

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2017春の建築探訪

2017-04-05 11:51:55 | アート・文化

2017.4.2  晴れ 

昨日と打って変わって今日は良い天気。

いつものメンバーに今回は松〇夫妻と西〇夫妻の参加で9名のツアーに。

今頃はシニアジェネレーションて言うのか・・小さな頃に似通った経験しているから

最初に訪れた《竹中大工道具館》では、そういえば大工さんがこんな事していたとか

近くにあんな鍛冶屋さんが有ったとか昔話しに花が咲く。ガイドさんの解説も面白い。

今回はあまりゆっくり出来なかったので改めて又訪れたいスポットだ。

アプローチとエントランスの階段 改めて写真を見て感激!右手の手摺は1本の手摺子で持たせている。

左手の手摺子は床と縁を切っているウマイね~。

昼食を済ませ午後から世界遺産国宝《姫路城》へ行く。

大手門をくぐり城内に入った途端、怪しい面々は思わずこのポーズをとってしまうのである(私も)

それほど圧巻で迫ってくる大天守!それが下の写真

漆喰のこの白さが保たれるのは後10年ぐらいだとか、天守閣に入るのに1時間待ちとの事であきらめたけど

又の日にゆっく見てみたいものだ。

全員集合 次回《大阪市立美術館》皆でパステル画を楽しみましょう!

 

 

 

 

 

 


博物館で弥生人に学ぶ

2014-10-06 00:52:04 | アート・文化

2014.10.4  晴れ

爽やかな秋晴れのなか つもの アート&建築好きの4人が京都東山に集合した。

目的地は先月オープンしたばかりの京都国立博物館に併設された《平成知新館》

重要文化財や国宝の彫刻、染織から陶磁まで何でも有り。1階の仏像も圧巻だったが

ジャンルが多すぎてちょっと落ち着かない中 見入ってしまったのは、最近始めた陶芸の

影響か、京焼のコーナー・・では無くて弥生土器 大昔の人が作ったと言うだけで誰でも

作れそうだなと思って観ていたが、縄文土器に比べ しつこい装飾が無くなり何とも素朴な

あじわいに成った土器に、これはなかなか出来ないゾ!と、作品を鑑賞する側ではなく

制作する側の視点であれこれ考えてしまったのだ。

土器を作りなさいと言われたわけでもないのに・・・弥生人に何か教えられたような気がした。

最近 集中豪雨で増水した川を見ると、強要されたワケでもないのに カヌーであの濁流に

突入したらどうなるんだろう オォ~怖! と思ってしまう自分が居る。

これもまた見る側ではなく参戦側の視点だ  ひょっとして心の病気かしら?

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ロダンの[考える人]のポーズをとろうと考えたがうまくいかずの〇山さん

(写真は有りませんが近くに本物が展示されています 世界26か所ある内の一つだそうです)

Dsc05666_2 ホワイエからの眺め

建物の外観デザイン、アプローチ鑑賞に30分。なかなかエントランスにたどり着かない。

中に入れば入ったでディテールが、素材が、どうのこうのと30分「いいかげん展示室に

入ろうや」と言うことでやっと観覧が始まる いつものことだ。

一度で二度おいしいアート鑑賞だが建築やインテリアに興味の無い人は苦痛かも。

昼食に今年3月にオープンしたホテル1階にある和食レストランへ 

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外観は京都の古い街並みに溶け込んでいる

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上はホテルのロビー 地窓上部の格子は平成知新館のホワイエとよく似た発想だ。

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この後夕暮れの先斗町をそぞろ歩き充実の一日を過ごす


漬物皿は無事完成するか?

2014-09-25 01:26:20 | アート・文化

2014.9.23  

以前から興味があった陶芸。 

カヌー仲間のコタローさんが某会社の陶芸部で活動していることを知り、先月からその

クラブに参加させてもらい早速作陶する事となった。よくTVドラマなどでスイスイと轆轤を回し

ている場面を見るが、見るとやるとでは大違い、手強い相手と出くわしてしまった!

手始めにチャレンジしているのは漬物皿 今回で3度目だが、簡単に造れると思っていたのに

これがナッカナカ、頭の中でイメージしている形に成ってくれ無い 改めて奥深い世界を

知って反省しているところだ。

1411453626813  コタロー先生から教えを乞う。

お判りでしょうが指導されているように見える手前がコタロー先生です。

写真を撮ってくれたのは、これまたカヌー仲間のT嬢(陶芸界では私の大先輩になります)

次回のブログに(アート編)完成した作品が載るかも・・・・

それにしても長次郎の黒茶碗の域に達するには、始めるのが遅かった・・と言うよりムリ

やね。それが分かっただけでも始めて良かった。


Cool Japan 犬島

2013-05-23 14:03:35 | アート・文化

2013.5.19 あいにくの 

中国自動車道のSAで集合してから1台の車に便乗し岡山市の宝伝港へ向かう

定期船にのり約10分、目的の『犬島精練所美術館』と対面する。

いつものメンバーに加え今回は、構造設計の谷〇さん、二人のアメリカ人英語教師、通訳?

の公務員 と総勢7人になりにぎやかなアート鑑賞となった。

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昔から気にはなっていたが廃墟とか遺構というものがいつごろからアートとして見直されたのか

この島から産出される犬島ミカゲ、カラミ煉瓦、崩れかけた煙突、赤さび仕上げの鉄板、

ガラス、絡みつくアイビー、海。 素材と近代建築が融合して何ともいい雰囲気を出している。

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Dsc01227 発電所跡をバックに

朽ち果てた建物、赤さびた鉄板、どれもCool らしい 良いものは世界共通だ。

Dsc01223_2 倉庫?の壁


カラミ煉瓦(銅精錬の副産物で作られた)の壁にどんな屋根が葺かれていたのか、どんな

作業をしていたのか想像を掻きたてられる。

美術館内部はいつものごとく撮影禁止で伝え様が無いがなかなかのもの是非体感してほしい。

昼食後 周辺の集落で展開されている『家ポロジェクト』観て回る

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「犬島」の島名の由来の一説にその昔一条天皇が犬を追放した比定地だったことからと

書かれていましたが、集落でノラ猫は見かけたけれど犬がいません何処へ行ったてしまった

のでしょう。写真右下 祠の乗っている岩が、遠吠えしている犬の横顔に見えませんか?


秋雨前線美術館めぐり

2012-11-12 16:16:04 | アート・文化

2012.11.11 一日中小雨 

開館したばかりの 《横尾忠則展》 へ行く。 テーマは「反反復復反復」 パンフに、横尾芸術に

おいて既存のイメージを描き写すこと=模写が極めて重要な要素のひとつ、自らの作品をも

模写の対象とする態度は独特。それは単なる模倣ではなく、いわば確信犯的な営みであ

り・・・・・ とあるのだが、これって某飲食店のデザインをしている身としては昔から普通に

やっていることですけど?。とツッコミを入れたくなるところだが、意味合いが違うんだろうなァ。

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右の写真は帰り道にあるシリーズの[Y字路]のような風景(河内長野市 七つ辻交差点)

数々の作品を堪能したあと 昼食にそば専門店《芦屋川むら玄》に行く。

オーナーはあのコシノヒロコさんのご主人とのこと。紅葉も見ごろで景観・空間・料理とも大満足

空間デザインの競争心を掻きたてられます。

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芦屋川の上流に位置する好立地 セレブ御用達か建物裏の駐車場には高級車がズラリ。

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他のセレブ達に無理やりとけ込み蕎麦を食す二人。

相性の良い黒七味 が蕎麦の旨みを引き立てます。

午後から国立国際美術館で催されている巨匠 《エル・グレゴ展》 へ いつものごとく 今一つ

良くわかっていないイコン画を観ながら、雲の表現が・・・衣のハイライトが・・・どうのこうの

描かれている女性は自分の好みのタイプだ!とか 好き勝手な批評をしながら充実した

一日を過ごすのでした。