獨協医科大学の研究不正問題

獨協医科大学内分泌代謝内科研究室における 論文捏造・二重投稿の疑惑追及ブログ

[下野新聞] 研究不正告発問題で教授2人から聴取 獨協医大調査委

2011年01月24日 | メディアによる報道
[下野新聞] 研究不正告発問題で教授2人から聴取 獨協医大調査委
(2月10日 05:00)

 獨協医大(寺野彰学長)の内科系研究グループが研究不正や論文の二重投稿をしたと告発された問題で、同医大の第1回「研究者の不正行為にかかる調査委員会」(委員長・寺野学長)が9日開かれ、グループの主任教授と教授から告発内容をめぐり事情を聴いた。調査委側は、問題が指摘された異なる論文の実験データの一部と二重投稿したとされる論文の類似性を把握しており、引き続き両教授らから詳しく説明を求めるなどして不正の有無について判断する方針。

 調査委は同日午後3時から開かれ、外部の有識者2人を含む計10人の委員が出席。研究グループが2002年から11年にかけて海外の学術雑誌に掲載した生活習慣病などに関する論文計27本に、一つの実験データを複数の論文に流用するなどした不正な点43カ所があったとする指摘について、約1時間にわたり両教授から詳細な説明を受けた。

 また調査委側は、内容が類似した複数の学術雑誌の論文をめぐる投稿の経緯などについて両教授から詳しく話を聞いた。

 調査委は現時点で不正の有無について評価しておらず、今後必要があれば実験データなど関連資料の提出を求めることなども検討する方針。

 同医大が学内に調査委を設けるのは、2007年に発覚した科学研究費補助金(科研費)の不適正使用問題以来。約1億7千万円を「預け金」として業者に不正プールしたなどとして教授ら計28人が懲戒処分を受け、全額を国に返還するなどした。





[下野新聞] 研究不正告発問題で教授2人から聴取 獨協医大調査委
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20110209/455345


魚拓によるニュース記事のコピー
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