itoyoshi style

very goodな毎日!?

近頃観た映画

2010-08-19 | cinema&tv
インセプション」はスケールと構想がスゴイ。
最初、頭の中がこんがらがるところだったけど、映像に吸い込まれているうちに自然と理解できるように。
感動作というのではないけど、映画として面白い。この内容を思いついてそれを映像化できるところが本当にスゴイ。
映画ならではの世界と表現なのやも。大きな画面で観て良かったな。

後ろの席おばかちゃんな男子若者2名がエンドロール中に大きな声で話す。聞きたくもない彼らの見解やら感想を聞かされるハメに。「あれってこういうこと?」「そうじゃないかなぁーうーんでもわかんないなー」「じゃ、デカプリオはさ、結局・・・」「そうなんじゃねぇ?俺、あそこからわかんなくてよー」とえんえんしょーもない話をしてバカっぷりを丁寧にご披露。話すなら外にでてくれ!まじでお願いします。

ソルト」はスパイ映画としてよくできてる。だましてだまされてスリリング。休むヒマなし。
残念なのはアンジェリーナ・ジョリーがちいとも色っぽくないところ。彼女がとにかく凄腕でコワイ。かっこいいというのとも違うし、かなり男性っぽい。動きも描き方も。変装しても色気がはみでちゃうとか、そういう彼女がよかったなー。そもそもトム・クルーズが演じる予定だったというけど、ちゃんと女性版に変えて欲しかった。美貌の持ち主で肉感的なのに強かったら本当にサイコーなのに。

試写会でだいぶ前に観た「アデル」。これはリュック・ベッソンの悪ふざけムービー。女性版インディ・ジョーンズというふれこみだけどそれはごく一部で、基本はパロディ映画です。おフレンチの。コミックとしては笑えます。フランス映画お約束の女性の入浴&タバコシーンもちゃんとあって、それさえもパロディ。ミイラがヘン!もう諦めて笑って見ていた。いい映画か悪い映画かはどうでもいいほどにパロディなのでこれは笑って観るに限ります。唯一真剣に良かったのは主人公の女優さん。美人でコミカル。ミステリアスでもあり、つかみどころのない魅力あり。「レオン」のナタリー・ポートマンといい女優選びはさすがのリュック・ベッソンです。