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やーーーっと観ました。
宮崎アニメはもののけ前までが好きで、その後は一歩引いてる感じな私。大人になりすぎなのかな・・・
とにかく、うっわースッゲーーと、深くは考えず、頭をからっぽに童心で観るべしっ!
何と言っても津波の表現は、秀逸
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このために映画作っちゃったんじゃないかなと思う程。
ワタシ的な映画の山場は前半のこのシーンでした。
それと宮崎アニメに出て来るおばあさんというのが好きで、今回も老人ホームの面々が最高
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優しいおばあちゃんにちょっとヒネたおばあちゃん。みな可愛い服を着ていて、すごくステキなキャラクター達でした。
宮崎アニメは、現実世界とにどこかにあるもうひとつの世界の境界がいつも根底にある。もうひとつの世界は神様の世界だったり時空を越えた別世界だったりとまちまちだけど、境界を人間が踏み外してふたつの世界のバランスが崩れるというのが多いかも。争いのない「
となりのトトロ![](http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=itoyoshinet-22&l=ur2&o=9)
」でさえも、トトロはもうひとつの世界の住人だしネコバスはあちらの世界の乗り物。優しい気持ちや純粋な子供の思いで境界がなくなったお話かなと。そして、今回は他の世界からポニョが家出して来るところから物語は始まります。
惹かれたのは、さりげなく普通なシーン。荷物をたくさん持ってドアをおしりでおさえながら家に入るとか、小さい子が眠りに落ちてゆくところとか。ごくごく普通の細かな表現が実にうまく、ファンタジーがリアルに思える錯覚を持たせます。この表現の細かさは、とても日本人らしい。海外なら、ドア開けて普通に入っちゃう。こっくり3回目でもう
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に。決して薄目でこくりこくりとするシーンに時間は割かないでしょう。
・・・とか思う、私もかなり細かい日本人。
そういえば、宮崎駿さんは終わりがいつも早い。The Endでジャジャーーーーンというところ、ジャ!くらいでクレジットを流し出す。
ちょっとせっかちな人なのかなと思ったりね。