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itoyoshi style

very goodな毎日!?

これもいいことかも

2009-06-16 | book&music
耳鼻科に通ってよかったこと、もうひとつ。それは、読みかけの本がばばっと片付いたこと。
文庫本はいつもカバーをかけてしまいどれがどの本かわからずに持って出るので(←確認しろよ)何冊も読みかけが。
耳鼻科は混雑してて待たされるので片っ端から読破して、スッキリしました。
強運の持ち主 / 瀬尾まいこ  40 翼ふたたび / 石田衣良
ガール / 奥田英朗  赤い長靴 / 江國香織  ヨモギ・アイス / 野中柊

登場人物が身近な感じの話ばかりをセレクト。物語の中にどこか共通項を見つけてあぁーわかるわかる的な共感したい気分だったのかな。(←いまではすっかりひとごと)

この5冊の中では、野中柊さんの作品だけはスッキリしなかった。表紙デザインとタイトルで買ったのだけど、話の内容というより文章のリズムが合わなかった。最後まで乗り切れないまま読んで、プチストレス。きっとそういう相性もあるんだね。


きゅーじつ

2009-06-14 | book&music
昨日は、一日中ごろごろしていた。
1週間のうち、どうも木曜日と土曜日が苦手。テンションが低くてどうにもこうにも困る。そういう日は敢えて予定を入れてしまって人に会ったりしていると案外さらっと過ぎるような。

さて、近頃ぽろぽろとCDを買ってたのだけど
Relapse / Eminem
21st Century Breakdown / Green Day
I LOVE UNICORN~FAN BEST~
The Fame / Lady GaGa
Ken’s Bar II / 平井堅
The End / Black Eyed Peas
なんだか結構、充実してます。iPodが満タンだとなんだか嬉しい。

EMINEM様は、やーーっと痩せてカムバックと思ったら、期待し過ぎちゃったのか肩すかし。ブランク中の時間が止まってたのかと思うようなそのまんまEMINEM節。いいんだけど、新しい音が聞きたかった気も。

午前中はこのプレイリストをえんえんリピートで家事をこなしてます。
家事にはノリが必要なのでBLACK EYED PEASが一番しっくりかな。LADY GAGAも相当気に入ってるし、GREEN DAYも昔のユニコーンもスカっとします。

平井堅さんは来月ライブに行くので、楽しみなのであ~る。


DRUMLINE LIVE

2009-04-27 | book&music
昨日いただいたチケットでドラムライン ライブを観てきました。

マーチングバンドによるパフォーマンスは、底抜けに陽気。
メロウな曲を管楽器で優しく美しく奏でていても、切なさよりも前向きなム~ドが漂う。
管楽器のまるみのある明るい音色と刺激的なドラムの音。オールドスクールからモータウン、Ne-Yoやカニエなどの今どきまで豊かなバリエーションの楽曲。華やかなパフォーマンスも加わって、観ているだけで元気が出る楽しいステージでした。


oasis

2009-03-30 | book&music
昨晩は幕張メッセでoasisのライブ。
なので今日はずっとoasisを聴いて昨日の気分をひきずろうかと。

音楽はいいのだけど、素行も発言もすごい悪いヤツらだった彼ら。何年か前のライブではトンガっていたけれど、今回はだいぶ丸くなった印象。

ギャラガー兄弟、兄・ノエルは日本だけになんて歌ったり、髪型が変わってちょっと太った感もある弟・リアムは日本語でアリガトウなんて言って、少ししゃべったり。
以前は、仕方ないから歌ってやるよ、ホレどうだ的なム~ドをプンプンさせていたのだけど、あぁ大人になったんだねぇなんて思った。もう兄は40越えてるし、弟だって36歳だもんなぁ。ロックンロールスターも丸くなるわけだね。
しかも、ミュージックステーションにまで出演して素直にトークにも応じて生で2曲も歌ってたしなぁ~。

The Shock Of The Lightning/oasis



「しあわせのねだん/角田光代」

2009-03-12 | book&music
電車の中でちょこちょこと読んでいた「しあわせのねだん/角田光代」。家計簿の一部をコラムにした感じで、作者のモノの価値観やお買い物感覚がわかっておもしろかったです。
興味深かったのは「20代に使ったお金はその後の人生を左右する」というところ。自分で稼いで自由に使ったお金。例えば、映画をたくさん観た人は映画に詳しくなっているだろうし、ファッションに使った人はそこでセンスを身につけているとか。飲み代に消えた角田さんは当時飲みながら話したことなどが今の人生のベースになっているとか。
私の場合は、とにかく全部服や靴。その後、ひとり暮らしの資金になり・・・ひとり暮らしをしてからは自分でちゃんと料理をするようになって今に至るし服は今もなお好きでしょうがない。ウーン、確かにあるかも♪

貯金も大事ではあるけど
お金をまた次の10年のために使わなくっちゃ・・・ナンテ。

お母さんとの失敗旅行に使ったお金の話は、なんだか電車の中で読んでいてじんとして、その後はやけに優しいキモチになりました、とさ。


カレン

2009-03-02 | book&music
今日はカレン・カーペンターさんのお誕生日だ、そうです。
Carpentersは、ito母が好きでよく聴いていて
子供の時の日曜日のイメージ。
寝坊でちょっと遅い朝に、かかっていたのを覚えてます。

Carpenters / Jambalaya(Budokan 1974) Live


子供の時に刷り込まれたせいか、いまでも全曲唄えるのだけど
英語をわからないまま音で覚えているので
全部カタカナで意味不明な文字羅列のような記憶。

大人になってから、こういう歌詞だったのかと知った私です。


「イントゥ・ザ・ワイルド」

2009-03-01 | book&music
特別上映の「イントゥ・ザ・ワイルド」を観てきました。
「実話をもとに」「ショーン・ペンが監督」「自然の大地」そんなキーワードあたりでグっときてたけど、見逃してたので特別上映が嬉しかったです。

裕福な家庭に育って、優秀な成績で大学を卒業したクリスが車を捨て、貯金全額をOxfamに寄付。ポケットの中に残ったお金も燃やし、ひとり放浪の旅に。大自然の中で自分の力だけで逞しく生きるという話かと思ってたのだけど、そんな単純ではなかった。
様々な表情を見せる大自然はスクリーンで観ると、まるでクリスと一緒に旅しているような気分に。しかしそのクリスの向かう先が私にはさっぱりわからない。家庭問題や育った環境など彼のバックグラウンドが段々と明らかになり、放浪して荒野へと駆り立てられる気持ちを少しは理解できるのだけれども、観ていて途中ずっと頭の中にハテナがいる感じがあった。

たぶん「家に置いてきた妹はどうなの?」とか「結局、家出して逃避してどこか子供っぽくないか?」「荒野で一生暮らすのか?先に未来はあるのか?」なんて思っていた。新しく出会う人々を受け入れつつも、最後は結局『ひとりで』荒野を目指すというガンコさにウンザリもした。
でも、そんな私のココロの中のもさもさは
ラストにすぅっと消えてしまった。

それは最後に彼が書き記した言葉があまりにも切なかったからかもしれない。
Happiness only real when shared.
そして、彼は誰ともシェアしないままに人生を終えてしまう。

ラストに出て来るクリス本人の写真。彼が亡くなった時に残されていたカメラに残っていた写真だそう。主役の俳優さんがそっくりにやせ細ったのもあり、なんだかドキュメントを観ていたような、不思議な感覚にもなりました。

原作本を読んでみたい。できれば英語で。
私の英語力では相当時間がかかるのだけど。

ショーン・ペンって、あの魔女っぽい顔がかなり苦手なのに
彼の出た作品にはヤラレっぱなし。
この映画もココロをゆさゆさと揺すられた感じ。またヤラレタかも。


「おばさん未満/酒井順子」

2009-02-02 | book&music
近頃思っていたこと。いつからが「おばさん」なのだろうかと。
姪や甥が7人もいるので肩書き的に立派な伯母さんなのだけど、「子供がいないから」というのもあって、チビっこからの私の呼び名は「itoさん」や「itoねーさん」となっている。年下の他の嫁は子持ちなので「おばさん」と言われているというのに・・・いいのだろうか。甥っ子の友達は「この人誰?」と聞くが甥っ子は「親戚」と答え「伯母さん」と言わない。気を使わせている私って一体・・・。

そんなことを考えていたらキターーー。
おばさん未満/酒井順子」。表紙にあった「若者と中年の間」いう立場のビミョーなお年頃についてのあれやこれやなのだけど、老化話が耳に痛い。たまにみぞおちを連打されたりして。

水森亜土ちゃんの表紙がカワイイけど、中は結構、毒に満ちてました。

でも、おもしろかったなー。
いつも向き合って感じていることを整理して冷静に考えると
こうなるのかと、膝ポン気分でした。