こんにちは、横浜の水槽レンタルのスペースデザインです。今日はヒョウモンダコについて説明しましょう。
ヒョウモンダコは、日本からオーストラリアにかけての西太平洋熱帯域・亜熱帯域に分布し、浅い海の岩礁、サンゴ礁、砂礫底に生息しています。体色は、黄褐色に暗褐色の色帯を持ち、他のタコの仲間と同様に体色を素早く変化させて周囲の岩や海藻などにカモフラージュすることができます。刺激を受けたり、警戒状態になると綺麗な青いリングのような模様が全身に浮かび上がります。また、フグ毒と同じテトロドトキシンという非常に強い毒を持っていて、唾液にこの神経毒が含まれているので、噛まれると危険なタコです。噛まれてしまうと、嘔吐・痙攣から呼吸困難に至り、最終的には意識不明を経て死亡してしまうこともあり、解毒剤もないため、噛まれたら一刻も早く応急処置を施して、病院に行き、適切な治療を受けないといけません。基本的には臆病な性格なので向こうから積極的に噛みついてくることはないですが、触ると噛みつかれることがあるので注意は必要です。とは言え、体色が綺麗なことから人気も高く飼育される方も多いです。
飼育は、餌もなんでもよく食べ、水温の適応範囲も広いので比較的簡単です。餌は水槽に慣れるまでは生餌を与え慣れればクリルなどを与えても大丈夫です。小魚との混泳は魚が食べられてしまうのでできません。逆に大型魚との混泳では、ヒョウモンダコの方が食べられてしまうこともあります。できれば単独飼育がお勧めです。
小学生の頃、海で魚などを取って遊んでいた時一度ヒョウモンダコを捕まえたことがあります。その頃は、ヒョウモンダコが関東で見られるようになって間もない頃だったのですが、一緒に遊んでいた友人が毒があることを知っていたので触る寸前のところで友人に止められ事なきを得ました。次の日、学校で最近黒潮に乗ってヒョウモンダコと言う毒を持つタコがいるので注意しましょうと言われるという何ともタイムリーな話です。
▲飼育の際は細心の注意が必要です
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