先日の脳梗塞でのダウン、ドクターヘリでの搬送。その時、ヘリに乗る前に浴衣と紙パンツー(オムツ)をはかされる。
浴衣は、何かあれば聴診器を当てやすいのと、すぐに肌をあけて直接の処置が出来るためと思うが、オムツは垂れ流しにできるよう
にだと想像する。
着せられるとき、精神的にはかなり抵抗したが、どうしようもなく、されるがままになっているより致し方がなかった。
島から広尾病院までは約1時間。冬、浴衣に裸足で乗せられ、もちろん毛布は掛けてくれたが、足先が寒くて寒くてかなわなく成ってきた。
そうすると、ジンワリ、確実に尿意が湧いてくるのは自然の摂理。1時間くらいして、着陸。そのころにはパンパン。もう待てない状態!
てっきり病院の屋上に降りたと思っていたら。(内心、これですぐにトイレに行ける。)
ところが、付き添いの方が、『あと15分くらいで救急車で病院に着きますからもう大丈夫ですよ』とぼくを安心させることを
言っているという顔をして、僕に話しかけてくれた。そのとたん、僕の我慢はプッチン、、、、『じょっじょっじょ、どば~!』
出てしまえば、其の気持ちの良い事!!寒さの中に少しの”ぬくもり”がじわじわじわ~!
恥ずかしさに顔を上げられなかったが、スッキリ!! そこで気付いた事だが、意外と気持ち悪くはない。逆に、良い位!しかも気付
いている人は誰もいない。恥ずかしがる必要なんになにもない。誰も僕がお漏らしをしたとは思ってもいない。
布の下着でお漏らししたら、べちゃべちゃで気持ち悪いのに、オムツの中にしたときには、それに比べると数段気持ちが良い。
湿っぽさが無いのだ。明らかに布よりさっぱりしていた。
『日本製のオムツは最高だわ!! 』と、感心しながら、病院内へ運ばれて行った記憶が鮮明だった!!
それから、入院中はずっとおむつ!これは、考えていたより快適だった。まずはパンツに比べると温かい。
それと何よりなのが、じめっぽさが無い事だ。この年になると、テレビの宣伝でよく言うように、ちょい漏れ、出し忘れが後で
顔を出す、の類が日常茶飯事。布の時には、『あっ、またちょびっと、、、』なんか湿っぽいな~と嫌な気分にさせられたが。
オムツは違うんだ。とてもさっぱりしている。此れだと、赤ちゃんに紙おむつをはかせると、なかなかオムツ離れが出来ないのが
分かる気がする。気持ち悪くないからだ。布だと明らかに湿度が気持ち悪くさせるが。
退院して思うが、何か癖になりそうだった!!!
退院した今、もちろん僕は布製パンツです!!まだまだ、アッチの世界には行ってませんので!!
今日は絶好の小春日和でした。