今日は大した仕事が出来ない。朝10時から農業振興会の総会が有る。その為、午前中は9時まで畑に出て、その後、シャワーを浴び、着替えて総会に出席。
その後、毎日のサニーレタスの出荷。6パック648円の収入。以後は草取りだ。
ジャガイモの畑。
此処は早めに掘り取り、余った落花生を撒く予定。新畑の草取りもやったが、飽きる!農家の仕事の2~3割は草取りかも。
そんな中、西野君が『今日は凪だから出るか?』 『お~それは良い!お弁当を買ってピクニック気分で行くか?』と僕!
西野 『そうだ、いつも二人だから釣れない。Tさんでも誘ってみるか?』
僕 『違う血が入ると、きっとうまく釣れるかもよ!』
と言う事で7時出発! 勿論、やりイカ狙い!
Tさんの後ろ姿。
出て直ぐ、T 『波が有るね!』
僕 『これはべた凪と言うんじゃない!』
T 『うねりが有るよ!』
僕 『これは、自然に有るものでこれが無い時は無いよ!』 と言いながら、そのまま釣り場に向かう。
沖に出て、10分位釣りだしたが、誰もヒットしない、その内、何も言わずにTさんが竿をあげた。僕たちは釣りながら、弁当をほおばる!
その5分後、竿を見ていたら、変な音がする、『ゴボ~、げぼ~グえ~えええ~!』 ふっと見てみると、舷側から首を伸ばし、あえいでいるTさん。
慌てて、水は要るかい?と水を渡す。しばらく安静にしていたら、(船外機の一番小さい船だから、横に成るところは無いが!)安定していた!
そのまま、僕らは、釣りを続行していた、大体一度出すものを出すと大丈夫になる物だ。と勝手に思っていたら、再度、『ゲヘ~、ドボドボ、グエ~~!』
これは、駄目だと思い、港に帰る事にした。
港に着き、僕がロープを持って岸壁に上がる、ロープを引き寄せ、船を岸に付け、釣り竿を運んでいた。その時、『あ~あ~ア~~!』の声が聞こえたと思うと『じゃぼー』『うぐーうぐー』の声が聞こえる。
振り返ってみると、Tさんが船と岸壁の間に入って泳いでいる、ある程度船が岸に近づいたのでそのまま上がれば良いのに、どうも岸辺を少し押したと言うか岸にもたれかかった様で、段々岸壁が離れていったらしい。
今日はどうも大潮で、しかも干潮だったので、岸辺は船より1.5M位高くなっていた。
ライフジャケットを付けているから大丈夫、西野に任せておけば登れると思っていたら、長靴を履いているし、ジャンバーも着込んでいるので水を含んで上がれないらしい。
しょうがないので、又、僕が船に乗り直し、二人でやっと引き上げた。
家に帰ってから塩水を洗い流している所・。
本当は、これは良い場面だから、写真に残そうかと一瞬思ったが、後々の事を考え、止めていた。だから写真が無い!
帰り際、僕、『申し訳ない、次はもっと条件の良い日に行こうか?』
T 『私は、岸壁釣りが合うみたい!!』
答え様が無かった僕!二度と船では一緒に成れそうもない!