先日、ガイド試験を受けた事を明日葉部会の先輩に伝えた所嬉しい物を貸してくれた。
『三宅島史』昭和57年発行となっている。これで、島のしきたり、歴史、食べ物、伝統芸術等の文化、動物植物類、海産物、役場の仕事、など様々な事が分かるようになり、名ガイド誕生の原点に成りうるかも?
お話でしか聞いた事のない名前が出て来た。
この知識を持ってガイドすれば、奥の深い説明、解説が出来そうな気がする。今まで、この島の人の考え方がどうも依然僕が付き合っている人たちとは違うものを感じていたが、その謎がこの本で解き明かされる気がする。少なくとも、ヒント位はもらえそうな感じだ。
昨日も今日も明日葉の生鮮出荷。これは、切り終わった明日葉を選別、サイズ分け、計量している作業小屋。
真面目な顔をしている。お洋服は見ないでおくこと。明日葉の樹液は一度付着すると絶対取れない。そこで、一度使いだした作業着はず~っと同じものの方が良いのでこのような仕儀に会いなってしまった。
切り出すときに使っている指カッター。これがなかなかの優れもの。以前は鎌を使っていたが、それだと、右手で鎌、左で明日葉を押さえなければならず、両手が切るだけで必要になる。この指カッターを使えば、右手だけで切り取れるので左手は切り取った明日葉を抱える事が出来非常に便利だ。
鎌ほどスパッとは切れないが、負担の無い程には上手く切れる。
先日、レモンの増殖方法を聞かれたが、挿し木の実例。
僕の場合は切り取った枝を地面に差しとくだけで、10%位の確率で増やせると書いたが、専門の人は苗床を作り、水はけのよい土を並べ、しかも湿度、温度管理を行うと3~5割くらいに増えるらしい。
でも、僕のやりかだで十分。ちゃんと売れる木まで作れた物。
上の写真で葉の出て来ているのが活着した証拠らしい。