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地球市民点描・麻川明(黙雷)      大衆欺瞞の弁証法から大衆啓蒙の弁証法へ 自然権なき市民法は無効である

無知の状態においておくことは可能であろうが

見ない以前の無知にすることは不可能である

転載:2003.3.8.拳銃使用しホテルで心中(共同通信)

2013-11-20 03:34:49 | 日記
2008年 02月 02日
小林節太郎という財界人



アルルの男・ヒロシです。

小林節太郎という財界人がいる。

この人は、富士ゼロックス相談役の小林陽太郎の父親である。節太郎は、兵庫県生まれで、関西学院高等商業部を出た後は、貿易会社の「岩井商店」に入社。昭和2年から7年間、ロンドン支店に勤務した、グローバル・ビジネスマンである。この間、欧州各国に「大日本セルロイド」の製品を売り込んだ。帰国後は、この取引先のセルロイド会社に移籍、同社の写真フィルム部が分離して出来た会社が、「富士写真フイルム」で、昭和12年には彼はこの新会社のボードメンバーになっている。



※ 富士写真フィルム (1934年創業) 初代社長:浅野修一・取締役:小林節太郎

やがて、節太郎は戦後の1960(昭和35)年にようやく同社の社長に就任する。1958年には既に同社は米国進出を果たしていた。2年後の昭和37年には、イギリスの「ランク・ゼロックス」社と合弁会社を設立している。これが、あの富士ゼロックスである。

そして、節太郎の「ご子息」が、あの小林陽太郎と小林奎二郎(けいじろう)である。陽太郎は、以下のような経歴の持ち主である。宗教はローマン・カトリックであり、日米欧三極委員会の欧州メンバーのピーター・サザランドと一緒である。



1933年ロンドン生まれ。56年慶應義塾大学経済学部卒業、58年ペンシルベニア大学ウォートンスクール修了、同年富士写真フィルムに入社。63年富士ゼロックスに転じ78年代表取締役社長、92年代表取締役会長、2006年4月相談役最高顧問に就任。社団法人経済同友会前代表幹事。三極委員会アジア太平洋委員会委員長、新日中友好21 世紀委員会日本側座長なども兼任。

そして、この陽太郎の実弟・奎二郎は、以下に引用する新聞記事が報じるように、ホテル・オークラで「拳銃自殺」したことになっている。

(貼り付け開始)

▼富士ゼロックス会長の実弟夫婦心中 拳銃使用しホテルで(共同通信)
2003年3月8日配信

8日午後3時15分ごろ、東京都港区六本木のホテルオークラ別館の11階の部屋で、会社社長小林奎二郎さん(66)=世田谷区下馬=と妻の華子さん(71)がベッドの上で口と耳から血を流して死んでいるのが見つかった。


小林さんは右手に拳銃を握り締めており、警視庁赤坂署は小林さんが華子さんを射殺した後、自殺したとみて動機や拳銃の入手先などを調べている。遺書はなかった。
小林さんは富士ゼロックス会長で経済同友会代表幹事の小林陽太郎氏(69)の実弟。プラスチック材卸売業「アトラス」の社長で、富士ゼロックスと取引があるという。夫婦は数年前から同ホテルに長期滞在していた。

調べでは、小林さんが華子さんの口に銃口を当て拳銃を発射。自分も同様の方法で自殺したとみられる。2人とも普段着姿で、遺体の状況から死後数時間以上経過しているという。(共同通信)

(貼り付け終わり)

この後数ヶ月して、「警視庁赤坂署は19日までに、小林さんに拳銃を売ったとして東京都内の会社社長(56)と別の会社の社員(57)の男2人を銃刀法違反容疑で逮捕した」という記事が出ていた。

曾野綾子氏は、この事件について以下のような回想を寄せている。

「大きなショックは9日付けの新聞で、小林奎二郎・華子夫妻の拳銃自殺を読んだことである。小林華子さんは、重光葵元外務大臣の長女。聖心時代は私の1年下級生で背が高い品位のある少女だった。

 70年の年月を生きると、現世で何が本当に価値あることか自然眼が見えて来る。華子さんは端然と夫に撃たれて亡くなったらしい。私は人の心は憶測しないことにしているが、何も抗った跡がないということは、もう何もかも重荷になったということだろう。」(日本財団HP)


この「自殺」については理由も含めて詳しいことは全く分からないのだが、場所がホテル・オークラということから、米国大使館がらみかとも思わせるが、こんなネット記事もあった。韓国の暴力団との金銭トラブルを示唆する内容である。ただ、胃ガンだったとも書かれているし、単に愛妻と共に心中するつもりだったという線も捨てきれない。

(引用開始)

(2003/3/15) 老夫婦の拳銃心中と
東邦金属の鉄砲事件


東京都港区六本木のホテルオークラ別館

その夫婦は、正午のチェックアウト時間を過ぎても、部屋から出てきません。

2003年3月8日午後3時15分頃

ホテルマンが、マスターキーで扉を開けると内側からチェーンがかけられています。
鏡に、人が倒れている姿が写ります。
チェーンを切断して、中に踏み込むと・・・

密室の中で、老夫婦が拳銃で撃たれ、血まみれになって息絶えていました。
既に硬直した夫の手には、拳銃。

老夫婦の心中です。

妻・華子(71)は重光葵元外相の娘です。
そして、夫・小林奎二郎(66)は、富士ゼロックス会長・小林陽太郎氏(69)の実弟。

小林奎二郎は、アトラスの社長。アトラスは富士フイルムや富士ゼロックスと取引のある会社です。

奎二郎は、胃癌の宣告を受け、手術する予定でした。
華麗なる閨閥を持つ二人が何故死を選んだのか?

遺書はなく、動機は不明です。

小林奎二郎氏は、THKの寺町氏に近い仕手筋として、有名でした。

奎二郎氏は、東邦金属の鉄砲事件を巡り、韓国の双龍証券から訴えられたことがありました。

http://j_coffee.at.infoseek.co.jp/kabutochou11.html
(引用終わり)

小林陽太郎は、グローバリストであるから、首相の靖国参拝を取りやめるようにせよというアメリカのグローバリスト財界人の要請には忠実で、そのために家に火炎瓶を投げ込まれたこともある。なぜなら、世界の工場である中国との取引関係があって、日米中の経済トライアングルは完結するからである。

そして、富士ゼロックスのグループ企業が富士フイルムであるが、この2社は、持株会社の富士フイルムホールディングスの子会社である。現在のホールディングス会長は、古森重隆という財界人で、1963年に節太郎時代の富士フイルム(当時は「富士写真フィルム」)に入社した生え抜き経営者である。2000年に社長、2006年に社長兼CEOに就任している。



古森重隆氏は、NHK経営委員会の委員長も務めているが、この古森氏に委員長の職を委嘱したのは、当時の総務大臣だった菅義偉(すがよしひで)衆議院議員である。

つまり、古森氏という財界人は日米パイプ企業の富士フイルム・富士ゼロックス社のネットワークに所属しており、相談役である小林陽太郎との近しい関係にあるようだ。


最近、なぜ古森氏がよくマスコミに登場するのか、その理由が分かったように思える。そして、なぜNHKがらみの不祥事が報道されるようになったのかも。

さて、本日(2日と3日)はNHKスペシャルの再放送があります。皆さん、録画予約はお済みですか?
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櫻井よしこのコラム→寺島実郎 2012年11月1日 『週刊新潮』より

2013-11-20 03:17:10 | 日記

櫻井よしこのコラム→寺島実郎 2012年11月1日 『週刊新潮』より


「櫻井よしこ」のコラム→ 寺島実郎
2013年4月29日月曜日
櫻井よしこのコラム→寺島実郎


2012年11月1日 『週刊新潮』より
日本ルネッサンス 櫻井よしこ
鳩山氏、最高顧問に返り咲きの仰天
 
民主党の政策や人事に論理の破綻や一貫性の欠如はいつものことで
もはや大概のことには驚かないつもりだった。

しかし、またもや驚いた。
鳩山由紀夫元首相が党最高顧問に復帰して外交を担当するそうだ。
 
氏は首相就任直後から、
現在の日本にとって最重要の日米関係を根幹から揺るがし、
中国、ロシア、韓国による領土侵略の動きを促す結果を招いた。

普天間飛行場を沖縄本島北部の辺野古に移す案を
「国外、最低でも県外」に移すと述べて否定し、
それまでの13年間の日米の苦渋に満ちた交渉と、
ようやく辿り着いた着地点をひっくり返した。

「日本は今までとかく米国に依存しすぎていた」と語り、
中国との関係を強化する外交姿勢を明らかにした。それを、

中国を軸とした秩序構築を意味する東アジア共同体構想で具体化
しようとした。
 
この種の基本的方針を党内の根回しも行わず、
唐突 に発表し、

オバマ大統領に首相発言の真偽を質されて「トラスト・ミー」と
答えたのが鳩山氏だった。しかし、「トラスト・ミー」という言葉
こそ信頼出来ない として、
鳩山氏は米国政界で「ルーピー」(愚か者)と評されるに至り
日米関係は悪化した。
 
この人物を、野田佳彦首相は
民主党の最高顧問に再任させて、外交を仕切らせることを許した。

単なる人事下手で片付けられる問題ではなく、
野田首相が考える能力を喪失し始めたのではないか
と疑わせるものだ。
 
鳩山氏の外交担当最高顧問への就任は、
菅直人氏の エネルギー・環境調査会への顧問就任と同じく、
信じ難い墓穴人事である。

ここまで踏み込んで批判をして、
私は立ち止まって自問せざるを得ない。

異常と思え る一連の人事は、ひょっとして、
民主党の価値観に照らし合わせれば「正常」なのか、と。

野田氏は、鳩山、菅両氏と異なりもっとまともだという考え自体が
お かしく、野田氏も基本軸がズレた民主党の一員にすぎない
ということか。

とんでもない心得違い
 
どれだけ民主党の価値観がおかしいか。
たとえば、09年 9月、鳩山内閣が発足し、岡田克也氏が外相と
なった。氏は早速大使人事を手がけ、

米国大使に三井物産戦略研究所の会長で、
国際派知識人として知られる寺島 実郎氏を起用しようとした。

だが、湾岸戦争のときも含めて、
寺島氏は一貫して米国に非常に厳しく氏の反米姿勢は広く知られて
いる。

対照的に中国には非常 に融和的である。
鳩山氏が東アジア共同体構想を熱心に提唱した背景には、
寺島氏が鳩山氏の外交政策指南として同構想を進言した
とされる事情がある。
 
さて、寺島氏の大使起用に関して
米国政府は日本政府の照会に「無回答」で応えた。

危機管理の専門家、佐々淳行氏が指摘する。

「大使人事に接受国がアグレマン(同意)を出さない
 ということは、表立って対立するということです。たとえ米国側が
 寺島氏を好ましからざる人物と見倣していて も、
 日米関係の重要性に鑑みアグレマンを与えないということはしない
 でしょう。けれど米国政府は『ノーアンサー』の形で、
 事実上、寺島氏を拒否したので す。
 そのような拒否される人事を考えたのが岡田氏だったのです」
 
岡田氏のもうひとつの人事が、
悪名を馳せる結果となった丹羽宇一郎中国大使である。

再び佐々氏が語る。
「伊藤忠商事出身の丹羽氏は13億の中国人を客と見たのでは
 ないでしょうか。13億人はお客さまであり、神さま
 なのでしょう。相手国を大切にすることは外交では勿論重要です
 が、命懸けで国益擁護の最前線に立つのが外交でもあります。
 商売人に命懸けの外交をやらせること自体、無理でしょう」
 
今年8月27日、
丹羽氏の乗った大使公用車が中国人に襲われ日章旗が奪われた。
犯人の男2人は5日間の行政拘留処分となったが、
これほど日本を小馬鹿にした処理はない。
男2人には裁判手続きもとられずスピード違反に切符を切る程度の
形式的な処理で終わっている。
 
男たちへのいわばお咎めなしの一方で、
奪われた日章旗はどうなったか?佐々氏が憤りを込めて語る。

「あの日の丸の小旗を日本側は取り戻していないので す。
 中国側はあれはなくなったとして、モノ扱いして探そうとも
 しませんでした。

 丹羽氏を含めて北京の日本大使館の公使以下全員、
 本省の外務省も、大使公用 車の日章旗をモノ扱いされ、
 見つからないという説明に納得しているのです」
 
これはとんでもない心得違いである。
大使公用車は 領土と同じく、治外法権が認められる。

車上に立てた日章旗は日本国の主権を象徴する国旗である。

普通の日の丸とは訳が違うことを丹羽氏らも外務省も
わかっ ていない。一番わかっていないのが、
岡田、鳩山両氏はじめ、民主党首脳であろう。

国の基盤が崩されていく
 
民主党政権の3年間に日本外交は多くの決定的な間違いを犯し、
国益は損なわれた。産経新聞の阿比留瑠比氏が
『破壊外交』(産経新聞出版)でその詳細をまとめている。

読み始めたらさまざまな場面が鮮明に思い出されて、思わず知らず
怒りで熱くなる。
 
2010年9月7日、中国漁船岡晋漁が尖閣周辺の 領海に侵入し
海上保安庁の巡視船に体当たりした事件で

菅直人首相、仙谷由人官房長官(いずれも当時)が中国に
「ベダ折れ」した揚げ句、船長釈放を

那覇地 方検察庁の判断として政府としての責任をとらず、さらに
国民に見せないのが国益だとして、中国の犯罪の実態を示す事件の
ビデオを隠し通そうとした。

こうし たことに関して
仙谷氏はいまも「すべて正しかった」と主張する厚顔さだ。
(以下略)

6月13日:ニカラグア国会『運河計画』を承認

2013-11-20 03:02:15 | 日記

6月13日:ニカラグア国会『運河計画』を承認
6/3
中国主席がコスタリカ大統領と会談
高速道路整備支援3億9700万ドル(約400億円)融資で合意

6/4
中国主席がメキシコ大統領と会談
中国向け豚肉やテキーラなどの輸出を増やす措置をとることで
合意

6/5
ケリー国務長官がベネズエラ外相と会談
米国とベネズエラの関係改善を目指すことで一致

6/5
FBIとマイクロソフトがサイバー犯罪グループに対する合同作戦実施
サイバー操作により1400の違法ネットワークの
約70%を無力化することの成功

6/13
ニカラグア国会が、太平洋と大西洋を結ぶ
運河建設計画を承認
建設費用は400億ドル(約3兆8000億円)

7/6
中国商務相とスイス経済相が両国間のFTA自由貿易協定に調印

7/11
ソフトバンクが米携帯電話3位スプリント買収完了
売上高で世界3位規模の携帯通信グループが誕生

7/12
日本の雇用者全体に占める非正規労働者の割合が38.2%
と2007年の前回調査から2.7ポイント上昇し過去最高を更新

7/15
世界で稼働中の原子炉437基のうち162基が30年超稼働←IAEA調査

7/16
インド政府が通信や保険など12業種で外資規制の緩和に踏み切ると発表

7/22
日本が官民一体で進めるジャワ島のアジア最大級の石炭火力発電所
建設予定地の住民と環境保護団体のメンバーら約120人が
ジャカルタの日本大使館前で建設中止を求めるデモ
30日、予定地で住民と治安部隊が衝突
住民側は17人負傷と発表

《共同通信》

「中・韓」による『安重根』の石碑計画←伊藤博文暗殺者

2013-11-20 02:07:36 | 日記
「中・韓」による『安重根』の石碑計画←伊藤博文暗殺者


2013年11月19日(火)のニュースランキング

[順位] 秘密保護法案。みんなと自公が正式合意へ、修正案了承
[順位] 「対象線引き難しい」。麻生財務相、軽減税率導入に難色
[順位] 核燃料取り出し。茂木経産相「廃炉に向けた節目の一歩」

[順位] 今季一番の強い寒気。西日本山間部で約1か月早い積雪
[順位] ザックジャパン。あす早朝、格上ベルギーと国際親善試合
[順位] フィリピン台風被害。邦人6人の無事を新たに確認
[順位] 「日韓に悪影響」。中韓による安重根の石碑計画で菅長官

[順位] 食材偽装。消費者庁は来年国会で景品表示法改正検討
[順位] 「息子の遺体写真削除を」。米で父親がグーグルに訴え
[順位] 仏・パリの報道機関などで連続発砲事件。男性1人が重体

ここにニュースの詳細



小西克哉
小西 克哉
キャロライン・ケネディ氏が新駐日大使に就任。
アメリカ人にとってケネディとは??
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デイ・キャッチ オープニングトーク
荒川強啓
荒川強啓
特定秘密保護法案、大詰めの調整。争点はどこに?



福島香織
ジャーナリスト・中国ウォッチャー
福島香織
中国の、台風被害のフィリピンへの援助金・・・


森本毅郎

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朝刊読み比べ

軽減税率をめぐる動きが出てきた
【読売・日経・東京】


山田恵資

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日本全国8時です

国会の不毛な議論
山田恵資(時事通信・解説委員)
酒井綱一郎

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トーク・ファイル

ジェネリック医薬品の義務化が、

医療費を救う?
酒井綱一郎

《疑義??》
製造責任がなく 野放し「ジェネリック医薬品」
多発する世界での死者

規制を唱道するアメリカ



再録:ジェネリック医薬品の質を問題視し
成分中に偽造成分が存在する
欧米製薬業界の頭痛のタネ、インドのジェネリック薬品
2013-01-30 13:20:20 | 日記
欧米製薬業界の頭痛のタネ、インドのジェネリック薬品
クレア・チャクラヴェルティ*
*インド在住ジャーナリスト

訳:鈴木久美子

 11月2日、スイスの大手製薬会社ロシュはインドの特許庁より「『新しい』と言うには不十分(注1)」という理由で特許権の申し立てを却下された。インドはこれによってライセンス料を支払うことなくC型肝炎治療薬を生産することが可能になり、薬価の低下が見込まれる。

« 原 文 »

ヨーロッパとインドのジェネリック薬品

 インドはEUが迫る医薬品の特許権を巡る強い要求を受け入れるだろうか? 4年以上も前から、インドとEUの間の自由貿易に向けた協定がいつも同じ問題で難航している。

欧州委員会委員長ジョゼ・マヌエル・バローゾの表現を借りれば「この種の問題で世界で最も包括的」(注2)とされる合意の決着はたびたび延期されたが、年末の妥結が見込まれると公表された。 だが、さらなる先送りの可能性も否定できない。

 インドはWTO(世界貿易機構)の知的財産権(注3)に関する規定に整合するよう、2007年3月に自国の特許法を改めたものの、ジェネリック薬品に関 して批判を受けている。特許権の保護規定に従っていないのではないかと疑われているのだ。インド亜大陸の大規模な市場は世界の製薬会社の食欲をそそる。

会計監査法人のプライスウォーターハウス・クーパーズの報告によるとインドの製薬業の売上げは2009年で110億ドルを記録し、2020年には300億 ドルになるとも言われている(注4)。

インドは世界で最も安いといわれるエイズ、癌、肺結核の治療薬を製造しており、開発途上国に対する輸出国のトップの 座にいる。欧米製薬会社はもうけを得られずにいらだちを感じている。

 ヨーロッパの製薬業の申し立てにEU当局は注意深く耳を傾けている。知的財産権保護を名目にしてヨーロッパを経由するインドのジェネリック医薬品の差し押さえがここ数年間で増えており、その結果、世界保健機構(WHO)も「偽造に(注5)関する法律の誤った適用」を告発している。

2012年2月、ニューデリーで行われたインドとEUの代表者によるトップ会談でEU側のインドのジェネリック薬品に対する敵愾心が医療関係者の不安を呼 び起こした。

「強力な製薬業界からの示唆を受けて、インドが今日まで拒否してきた特許権の保護強化に対して措置を講じるよう、EUは圧力をかけてくるので はないか」と困窮者救済NGOのオックスファム(Oxfam )(注6)は懸念している。

 世界のジェネリック薬品の5分の1はインドの製薬会社で作られているので、欧米の製薬企業の戦略上の関心事はインド製薬業のジェネリックの評判を落とす ことだった。国際偽造医薬品・医療機器対策タスクフォースIMPACTは2006年の設立の当初から、WHO世界保健機構の監督を受けながら、インドの ジェネリック医薬品の質を問題視し、成分中に偽造成分が存在するとしてきた。

しかしIMPACTの活動は論議の的となる。WHOの加盟国の中にはIMPACTの行動は医学的というよりも商業的な見地に立っていると考える国もあるか らだ。こうした批判は2011年5月の第64回国際衛生学会の席で物議をかもした。それでもなおIMPACTの結論をそのまま受け入れているNGOもあ る。たとえばシラク財団はブリュッセルとアフリカでこの資料に基づいて活発な活動を行っている。

インドの医薬品事情には問題が山積み

 インドの医薬品の供給体制に問題があるというのは事実である。「ボンベイの豪華な病院の監査で、冷凍保存された医薬品の一部にもう効き目がないことが明 らかになりました。コールドチェーンの管理が悪かったからです」とプライスウォーターハウス・クーパーズの報告書を作成したメンバーの一人であるスジャ イ・シェッティ氏は証言する。

 インドの小さな薬局で売られる医薬品の品質は常に良いとは言い難い。ユッスフ・シェイク氏はムンバイの港に近い貧しい地域の「キラナ」と呼ばれる食料品 店兼薬局の従業員だ。錠剤のパッケージと牛乳の箱と地元の化粧品や輸入化粧品が所狭しと床を埋める中で忙しそうに働いている。そこの客は近隣の分譲地に住 む下層中産階級の人たちと駅近くのスラム街に住むその使用人たちである。ユッスフ氏は客によって製品と値段を変えて売る。彼はためらうことなく言う。

「インド製のジェネリックかアメリカ製の薬を買うお金があるなら、そっちを売ります。貧乏な連中には質の良くない薬を売ります。この店はあらゆる層の薬がよく売れます。こちらのマージンは30~50パーセント。すごく貧しければ、インドのシプラ社のパラシップを出します。

これはパラセタモール[非アスピリン系鎮痛解熱剤]の代用品です。調合が箱に書かれている内容と違うことがあったり、箱の表示が違っていたり、薬がプラシ ボ(偽薬)だったりすることもあります。しかし60ルピー払わずに、15ルピーでシプラの製品を買ったのだと納得して帰っていきます。何も困ったことは起 きませんよ。あと1日頭痛が長引いても、薬のせいで死んだりはしませんから!」。

 インドに出回る医薬品の中で偽造製品がどれくらいの割合を占めるか把握するのは難しい。「WTO世界貿易機構の言葉を信じるなら、インドで売られている 薬の4分の1はニセモノだそうです。しかし、もしそれが事実なら、インド産業は損失を被っていることになるでしょうね」とインド製薬業連盟の代表者ディ リップ・シャー氏は皮肉を込めて言う。

インド製薬業連盟はインドのジェネリック製造業の作った圧力団体であり薬の偽造に対して独自の調査を行っている。「WTO世界貿易機構は実は規格通りでな いすべての医薬品を偽造医薬品とみています。ラベルが違っているものや、プラシボやジェネリックがそれにあたります。だからといって必ずしもインドの医薬 品が有害であるとか効かないというわけではありません。

さらに我々の調査で、偽造医薬品は医師の処方箋なしに売られる市販薬関係で、つまりインド国内だけに出回っていることが明らかになりました」。

ジェネリック薬品に反対する圧力団体

 インドの医薬品市場は広範囲にわたって規制が行き届かず、おおよそ1万ほどの国内業者から供給されるが、貧しい人たちにとっては「干天の慈雨」となって いる。キラナや小規模のスーパーで処方箋なしで売られる医薬品に農村や近郊の客がやってくる。インド内外の製薬産業が狙っている客たちだ(注7)。正直な ところ、インドの医薬品業界が市場のいっそうの規制を望んでいるのは、腹に一物あってのことである。

「インドのジェネリック製造業は爆発的に増大しつつある中産階級の巨大市場を逃してしまうのではないかと心配しているのです」。プライスウォーターハウス・クーパーズのシェティ氏はそう説明する。

シェティ氏の言葉によると「インドはアメリカで3年以内に特許が切れる薬に見込まれる700億ドルの売り上げの少なくとも3分の1は取り返す準備があります」などと言われるほどに誠においしい話なのである。

 しかし品質管理体制の必要性があってもインド政府の機能不全にぶつかることになる。インド製薬業連盟のシャー氏によれば、医薬品検査を担当するインド食 品医薬品局は「全く無能で、一部は腐敗しています。数か月もの間追いつめていた密売人を食品医薬品局に通告すると、偽造医薬品をストックしていた倉庫をか らっぽにして密売人が雲隠れしてしまったというケースに遭遇して驚いたことが一度ならずあるのです」。

 密売人阻止の最善の策は「薬」で密売人に勝つことだろう。すなわち「良い」薬を困窮者が入手できるようにすることだ。そういう理由から、ボンベイの最大 の公立病院の一つであるサー・ジェイ・ジェイ病院の小さな薬局では3剤併用の抗レトロウィルス薬をエイズ患者に無料で提供している。「これ以上薬局を拡大 するお金はありませんが、最も貧しい患者に対してはたとえ彼らが何時間も列を作って待たなくてはならなくても、この病院に薬をもらいに来るようにと言い続 けます」と病院の医師は語った。

 インドの医薬品業の経営サイドの最大の関心事は、インドの特許法の第3条D項が問題にされないようにすることだ。この法律が製薬多国籍企業の絶大な権力 に対抗する唯一の防御策なのだ。第3条D項は2005年に採択されたが、「特許申請は新しい医薬品に関してのみ正当と認められ、科学的に立証を終えた発見 に基づくものでなければならず、既成物質の再利用・改良品であってはならない」としている。この条項はアメリカやヨーロッパの巨大製薬会社を苛立たせてお り、彼らは躍起になってこれを廃止しようと強力なロビー活動を行っている。

 「第3条D項がインドの唯一の安全ネットです。ところが、それがあえなく消えてしまうかもしれません」J. ゴグテー博士は反論する。

彼はエイズの専門家でシプラのメディカル・ディレクターである。「欧米大手の製薬会社は巧妙な手段を次々に使って、自分たちの製品の特許の期間を長くしよ うとしています。これが『エバーグリーン戦略』と呼ばれるものです。一つの薬に対して時に数百の特許が存在することを知っていますか? そういった薬がエ イズや癌の治療薬で、開発途上国の薬価が跳ね上がってしまったりすると、これは犯罪ですよ!」。

 欧米企業には様々な助っ人がいる。2010年、インドの経済日刊新聞『ミント』紙の報道によれば、アメリカのギリード・サイエンス社がアメリカの商務長官ゲイリー・ロック氏に頼んで、インドの商務相を相手に自分たちの利益を擁護してもらうよう働きかけた。

アメリカ政府の介入は治療薬ヴィリード(Viread)の市場登場を狙っての適法な迂回作戦だ。ヴィリードは抗エイズ薬だがその特許申請はインド側から第 3条D項を盾に却下されたのだった。「新薬」という触れ込みのヴィリードだが実はかなり前から使われているテノフォビルという医薬品から派生したものであ る(注8)。

インドの譲歩

 欧米の製薬会社の独占熱を鎮めるために、シプラの社長ユサフ・ハミエド氏は義務条件付きライセンスを擁護する。これは医薬品の強制製造実施権で、欧米製 薬会社が特許を所有する医薬品の構造の情報開示を要求し、特許使用料を支払ってインドの製薬工場でその物質を製造することを可能にすることである。このや り方ならばインドの医薬品製造業に(特にシプラに対して)自国内の販売を保証して値段を下げることが可能になる(注9)。

 欧米製薬業界からの圧力を承けて、インドの法律は100パーセント外国資本による企業進出を許可した。そのことによりインド製薬企業機構は治療薬の値上がりとインド企業の衰退が起きるのではないかと心配している。

 こうした状況なので、EUとインドの間の交渉の結末には暗雲が漂っている。現段階でインドにとって唯一の歓迎点はEUが自由貿易協定に盛り込んだ医薬データの独占権廃止に同意していることだ。

これは「権利保持者に対して、ある特定医薬品に関する全活動の排他的所有権を与えることを意味しています。構想、マーケティング、配合比率、処方、臨床試 験、研究開発、ジェネリック製造などです」と国境なき医師団の必須医薬品キャンペーンのインド側コーディネーターであるリーナ・メンガニーさんは説明す る。

「古くからある薬の例ではアメリカのコルヒチンです。これは3000年前から痛風に使われていましたが、19世紀から薬としての処方対象になりました。し たがって、特許を付与するのは不可能なはずです。しかし医薬データの独占条項を適用して、アメリカ食品医薬品局は最近になってコルヒチンを製造しているあ る会社の一つにマーケティング・データの独占権を与えました。そしていつの間にかアメリカ食品医薬品局はその会社に対してコルヒチンの権利保持者の資格を 与えました。薬価はそこで0.09ドルから4.85ドルに跳ね上がりました。もとの値段の50倍ですよ……」(注10)。

◉▶:付記「ジェネリック」

医療分野において
小宮山洋子厚生労働大臣が、

TPPにおいてアメリカ政府が日本の医療自由化を
関心事としている旨を明かしている

同大臣は、米豪FTA (en) においてオーストラリアがアメリカより
公的医療保険による薬価負担制度の見直しを要求され、
市場価格並の高い価格が設定できるよう制度が改められた
ことを例に挙げている

ちなみに、2011年に発効した米韓FTAでも
アメリカ側の要請で薬価の見直し機関が韓国内に設置されている。


2011年9月、USTRは「医薬品アクセス強化のためのTPPでの目標」
(以下の9項目[85])を公表し、交渉参加国の公的医療保険制度の見直しに
向けた決意を盛り込んでおり、アメリカ有力紙の報道によると、
米豪・米韓の両FTAより強く薬価を含めた医療の自由化を求めてい

く方針でいるという[86]。


革新的医薬品・ジェネリック医薬品へのアクセスの、
「TPPアクセス・ウィンドウ」を通じた迅速化
ジェネリック医薬品の製造業者にとっての法的予見性の強化
医薬品に対する関税撤廃
税関における障壁の低減
模倣医薬品の貿易阻止
各国内における医薬品の流通障壁の低減
透明性と手続きの公平性の強化
不要な規制障壁の最小化
TRIPS及び公衆衛生に関するドーハ宣言[1]の再確認


よって、今後の協議において、
国民健康保険(の機能縮小。日本市場での自由な競争を妨げる、

という理由によって)や混合診療病院の株式会社経営の許可等、
日本における医療自由化が議題となる可能性がある[87]。

櫻井よしこのコラム→寺島実郎

2013-11-19 07:21:26 | 日記
櫻井よしこのコラム→寺島実郎


2012年11月1日 『週刊新潮』より
日本ルネッサンス 櫻井よしこ
鳩山氏、最高顧問に返り咲きの仰天
 
民主党の政策や人事に論理の破綻や一貫性の欠如はいつものことで
もはや大概のことには驚かないつもりだった。

しかし、またもや驚いた。
鳩山由紀夫元首相が党最高顧問に復帰して外交を担当するそうだ。
 
氏は首相就任直後から、
現在の日本にとって最重要の日米関係を根幹から揺るがし、
中国、ロシア、韓国による領土侵略の動きを促す結果を招いた。

普天間飛行場を沖縄本島北部の辺野古に移す案を
「国外、最低でも県外」に移すと述べて否定し、
それまでの13年間の日米の苦渋に満ちた交渉と、
ようやく辿り着いた着地点をひっくり返した。

「日本は今までとかく米国に依存しすぎていた」と語り、
中国との関係を強化する外交姿勢を明らかにした。それを、

中国を軸とした秩序構築を意味する東アジア共同体構想で具体化
しようとした。
 
この種の基本的方針を党内の根回しも行わず、
唐突 に発表し、

オバマ大統領に首相発言の真偽を質されて「トラスト・ミー」と
答えたのが鳩山氏だった。しかし、「トラスト・ミー」という言葉
こそ信頼出来ない として、
鳩山氏は米国政界で「ルーピー」(愚か者)と評されるに至り
日米関係は悪化した。
 
この人物を、野田佳彦首相は
民主党の最高顧問に再任させて、外交を仕切らせることを許した。

単なる人事下手で片付けられる問題ではなく、
野田首相が考える能力を喪失し始めたのではないか
と疑わせるものだ。
 
鳩山氏の外交担当最高顧問への就任は、
菅直人氏の エネルギー・環境調査会への顧問就任と同じく、
信じ難い墓穴人事である。

ここまで踏み込んで批判をして、
私は立ち止まって自問せざるを得ない。

異常と思え る一連の人事は、ひょっとして、
民主党の価値観に照らし合わせれば「正常」なのか、と。

野田氏は、鳩山、菅両氏と異なりもっとまともだという考え自体が
お かしく、野田氏も基本軸がズレた民主党の一員にすぎない
ということか。

とんでもない心得違い
 
どれだけ民主党の価値観がおかしいか。
たとえば、09年 9月、鳩山内閣が発足し、岡田克也氏が外相と
なった。氏は早速大使人事を手がけ、

米国大使に三井物産戦略研究所の会長で、
国際派知識人として知られる寺島 実郎氏を起用しようとした。

だが、湾岸戦争のときも含めて、
寺島氏は一貫して米国に非常に厳しく氏の反米姿勢は広く知られて
いる。

対照的に中国には非常 に融和的である。
鳩山氏が東アジア共同体構想を熱心に提唱した背景には、
寺島氏が鳩山氏の外交政策指南として同構想を進言した
とされる事情がある。
 
さて、寺島氏の大使起用に関して
米国政府は日本政府の照会に「無回答」で応えた。

危機管理の専門家、佐々淳行氏が指摘する。

「大使人事に接受国がアグレマン(同意)を出さない
 ということは、表立って対立するということです。たとえ米国側が
 寺島氏を好ましからざる人物と見倣していて も、
 日米関係の重要性に鑑みアグレマンを与えないということはしない
 でしょう。けれど米国政府は『ノーアンサー』の形で、
 事実上、寺島氏を拒否したので す。
 そのような拒否される人事を考えたのが岡田氏だったのです」
 
岡田氏のもうひとつの人事が、
悪名を馳せる結果となった丹羽宇一郎中国大使である。

再び佐々氏が語る。
「伊藤忠商事出身の丹羽氏は13億の中国人を客と見たのでは
 ないでしょうか。13億人はお客さまであり、神さま
 なのでしょう。相手国を大切にすることは外交では勿論重要です
 が、命懸けで国益擁護の最前線に立つのが外交でもあります。
 商売人に命懸けの外交をやらせること自体、無理でしょう」

 
今年8月27日、
丹羽氏の乗った大使公用車が中国人に襲われ日章旗が奪われた。
犯人の男2人は5日間の行政拘留処分となったが、
これほど日本を小馬鹿にした処理はない。
男2人には裁判手続きもとられずスピード違反に切符を切る程度の
形式的な処理で終わっている。
 
男たちへのいわばお咎めなしの一方で、
奪われた日章旗はどうなったか?佐々氏が憤りを込めて語る。

「あの日の丸の小旗を日本側は取り戻していないので す。
 中国側はあれはなくなったとして、モノ扱いして探そうとも
 しませんでした。

 丹羽氏を含めて北京の日本大使館の公使以下全員、
 本省の外務省も、大使公用 車の日章旗をモノ扱いされ、
 見つからないという説明に納得しているのです」
 
これはとんでもない心得違いである。
大使公用車は 領土と同じく、治外法権が認められる。

車上に立てた日章旗は日本国の主権を象徴する国旗である。

普通の日の丸とは訳が違うことを丹羽氏らも外務省も
わかっ ていない。
一番わかっていないのが、
岡田、鳩山両氏はじめ、民主党首脳であろう。

国の基盤が崩されていく
 
民主党政権の3年間に日本外交は多くの決定的な間違いを犯し、
国益は損なわれた。産経新聞の阿比留瑠比氏が
『破壊外交』(産経新聞出版)でその詳細をまとめている。

読み始めたらさまざまな場面が鮮明に思い出されて、思わず知らず
怒りで熱くなる。
 
2010年9月7日、中国漁船岡晋漁が尖閣周辺の 領海に侵入し
海上保安庁の巡視船に体当たりした事件で

菅直人首相、仙谷由人官房長官(いずれも当時)が中国に
「ベダ折れ」した揚げ句、船長釈放を

那覇地 方検察庁の判断として政府としての責任をとらず、さらに
国民に見せないのが国益だとして、中国の犯罪の実態を示す事件の
ビデオを隠し通そうとした。

こうし たことに関して
仙谷氏はいまも「すべて正しかった」と主張する厚顔さだ。
(以下略)