米ヤフー、新CEOにグーグル出身のメイヤー氏
2012/7/17 8:09
【シリコンバレー=岡田信行】
インターネット大手の米ヤフーは16日、
空席が続いていた最高経営責任者(CEO)職にグーグルの女性
エン ジニア、マリッサ・メイヤー氏
(37)を起用すると発表した。

メイヤー氏はグーグルの創業期から同社を支えたエンジニアで、
創業者コンビやエリック・シュ ミット会長と並んで
同社の顔
ともいえる存在だった。
17日付で就任し、経営の混乱が続いたヤフーの再建に当たる。
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米ヤフーの最高経営責任者に任命されたマリッサ・メイヤー氏=AP
ヤフーは声明で「(今回の人事で)プロダクトの革新に再び注力する」
と発表。コンテンツ(情報の内容)やマーケティング志向が強まっていた、
ここ数年の動きから、再び新しい製品やサービスの開発に力を入れる
ことを明らかにした。
メイヤー氏は
スタンフォード大学でコンピューターサイエンスの修士号を取得。
1999年、グーグルに20番目の社員として入社。
グーグルのネット検索や
メールなどの技術開発を手掛けて同社の成長を支え、
最近では地図や位置情報サービスなどの担当副社長を
務めていた。
経営不振が続く米ヤフーは、
昨年9月にキャロル・バーツ元CEOが退任した後、
今年5月、後任のスコット・トンプソン前CEOも大株主の
ヘッジファンドと の対立や学歴詐称問題を受けて辞任。
後任探しが難航していると報じられ、
ロス・レビンソン暫定CEOがそのまま正式なCEOに昇格する
との見方もあった。
メイヤー氏の起用は驚きをもって受け止められており、
米西部時間16日午後4時(日本時間17日朝)現在、
米株式市場の時間外取引で米ヤフーの株価は
同日 終値より2%前後高い水準で推移している。
▶2012年07月17日 06時37分 更新
米Yahoo!、Googleのマリッサ・メイヤー氏をCEOに指名
Google創業直後から13年間、同社の検索や地図サービスに携わってきた
マリッサ・メイヤー氏が米Yahoo!の社長兼CEOに就任する。
[佐藤由紀子,ITmedia]
米Yahoo!は7月16日(現地時間)、
米Googleで地域情報と地図担当の副社長を務める
マリッサ・メイヤー氏(37)を
社長兼CEO、取締役に指名したと発表した。
同氏は17日に就任する。
マリッサ・メイヤー氏
メイヤー氏はスタンフォード大学で
コンピュータ科学の理学修士号を取得後、
スイスUBS銀行の研究所、
研究機関のSRI Internationalを経て創業直後の1999年に
20人目の社員としてGoogle入りした同社のベテラン。
サービスのユーザーインタフェースや
デザインの決定に大きな力を持ち、
前職の検索製品およびユーザーエクスペリエンス担当副社長としては
Google検索の他、
iGoogle、
Google News、
Gmailなどのサービスのルック&フィールの決定にかかわった。
現職では、
Google Maps、
Google Earth、
Zagatなどの地域情報サービスに携わっている。
メイヤー氏は発表文で
「7億人以上のユーザーにネットサービスを提供するYahoo!を率いる
ことができて光栄だ。やるべきことはたくさんあり、
着手するのが待ちきれない」
と語った。
Yahoo!はGoogleや米Microsoftに主力の検索市場のシェアを奪われ
2008年ごろから経営が悪化している。
2008年にジェリー・ヤン氏がCEOを退任した後、
2009年にキャロル・バーツ氏がCEOに就任。
バーツ氏は2011年9月に解任され、
2012年1月にCEOに就任したスコット・トンプソン氏は学歴詐称問題で
5月に退任し、
グローバルメディア担当上級副社長のロス・レビンソン氏が
暫定CEOに就任し、正式CEOを探していた。
CEO候補には、レビンソン氏の他、
米News Corp.のジョナサン・ミラー氏と
米Huluのジェイソン・カイラーCEOの名も挙がっていたという。