園芸ケアの模索~based on Horticultural Therapy~2nd season

ひとと緑のコラボレーション 園芸療法。ひととコミュニケートするツールとしての園芸のかたちを模索中です。

七夕でひと区切り

2008-07-08 08:17:00 | 実践記録2008年
梅雨明けしてすでに半端じゃない暑さの中、12回目の活動はやはり室内となりました。第三回目で作った押し花をラミネートの器械にかけて、A4大のマットに仕立てます。半透明のラミネートフィルムに押し花と名札などを挟んで高温でフィルムを密着させると、透明な薄いマットの中に花が鮮やかにならびます。ガラス窓に飾ればステンドグラス風に楽しむこともできそうです。
皆さんこのような作業は初めてで、自分の作品が魔法のように姿を変えるのを見て、ちょっとした感動を得たようでした。
その後ハーブティーも体験してもらいましたが、色や香りに興味を示しながら飲んでいたようです。
この園芸療法活動を通して、私にはたくさんの発見があり、参加した方々にも普段感じられない驚きや初体験の場面があったと思います。評価データはこれからどう出るか未知ですが、それぞれの方の良い部分の芽生えを見ることができ、想いを垣間見ることがあったことは確かです。止めてしまってはもったいない、と感じる職員もいるようだし、これでおしまい、とならないようにやり方を考えて行きたいと思っています。このブログに書き続けるためにも、ですね。