今日はお盆の最後の日、
この世にいらした、ご先祖様がお帰りになる日
みっちゃん名古屋地方も旧暦でお盆をします。
今年はお寺の都合で、変わったので真宗から臨済宗に。
実家は曹同宗です。
真宗はお盆といっても、特別なお経も何もしないんですね。
禅宗は「施餓鬼施」というものもあります。
先祖の魂がお墓をでて、草や川に宿っていたりするので、そのひとびとに施すための大きな行事だそうです。。
マア、お寺にでかけて、御経を上げていただくのです。
五木の子守唄 山口淑子(李香蘭)
お盆になると、いつも思うの「五木の子守唄」です。
歌詞は
おどまぼんぎりぼんぎり ぼんからさきゃ おらんど
盆がはよくりゃはよ戻る。
と謳われますよね。
3番の歌詞は
自分は乞食、死んでもだれも泣いてくれない。せみがなくだけだ
道端の花を生けてくれたら・水は天下からもらい水という内容です。
民謡ですので、いろんな歌詞があるようですが、
私はこの歌詞をきいたときに、なんて哀しい歌があるにびっくりしました。
その時は「ぼんぎり」という意味も知らなかったです。
口減らしのために小作の子たちがつらい子守に方向に出て、、
盆でしかうちに帰れないということをうたったと知ったのはずっと後のことです。
その盆に、
先の大戦で戦争に行き、なくなった人の遺体が113万人も収集されてない現実が新聞報道されていました。
この戦争がいい悪いは別にして、国のために戦い、なくなり、その骨すらそのままになっているのは
国として、国民として情けない気がします。
家族にとっては大事な大事な人であったはずなんですものね。
霊の安らかなことを祈るお盆に、そんなことをおもったのですよ。
フランスにもお墓参りをする習慣がありました
「ツッサン」といい、11月の1日がカソリックの全聖人の祝日です。
それぞれ故郷に帰ってお墓参りをするんですね。菊などを備えられていました
そのために10月の末から11月にかけて10日ほどお休みがあるんですよ・
日本のお盆休みとは休日の、スケールが違うけれどね・
逝った人の御霊が安らかにと願い、先祖を供養する気持ちは同じですよね。
読んでくださってありがとう。