お盆お休み中に「蒼穹の昴」と「テンペスト」を読みました。
「蒼穹の昴」については(浅田次郎さんの作品)後日にして・
今日は「テンペスト」
「テンペストはシェイクスピアの小説に「テンペスト」というのがある。
それとどういう関係があるのか、意味は「嵐」です。
作者の池永栄一さんにきくのも失礼なこと
無理にこじつけるとしたらテンペスト沖縄版ということかな。
沖縄ッて明治政府が日本に統合するまでで独立国だったんだ!!
御免なさい沖縄の人。
独自の王国として中国(清、等)と日本と両方に朝貢をしていた。
薩摩は2つの意味で、沖縄を支配したがっていた。
一つは中央の江戸幕府などにないする見え!
2つ目は中国等に対する貿易の拠点としての窓口。
(沖縄は貿易立国だったんですね~)
時代は江戸末期、最初にペリーが沖縄に・・そして日本へと来る!
そんな時代背景で、沖縄のいろんな事情が見えてくる。
もちろん作者は沖縄の人。
当時日本の侍は刀をさしていた、
沖縄人政府役人は刀をもたない。
雅をたっとび風雅を好んだという。
役人には、中国の科挙の制度に似た科詞(こうし)という登用制度があり、
政府の難関を解決する為の人材発掘育成されていた。ここらへんの描写も
沖縄は貧しい、日本、中国という強国の間に挟まった小国。
戦争をしないで、実際的な知恵で切り抜ける。
優秀な人材よ出てこい。というストーリーです。
ここに女はなれない高級役人に、宦官ということにして、
科詞の試験を優秀な成績で突破
いろんな押し寄せる国の難問問題をスーパーマンのごとく
解決する。
時には女性がばれそうになったり・・うんぬん
最初は、BSでテレビ番組として偶然目にして
面白くて見続けついにの本を買って読んでしまったわけです。
薩摩の侍役の谷原章介って素敵ですね~
沖縄のこの女性(?)役は仲間由紀恵さん
高岡沙希がすごみのある大事な役。。ぴったり!
ほかに、かたせ梨乃さんもいいなあ~
こちらでご覧くださいね。
http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/tempest/index.html
シェクスピアのテンペストに
ついての詳細はこちらで。。 http://www.geocities.jp/todok_tosen/shake/tp.html テレビドラマのほうもちょっとごらんになると
私達の知らなかった沖縄に触れることができますよ。
読んでくださってありがとう