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きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

ビリーエリオット

2020-11-08 20:01:44 | 観劇・ミュージカル
東京公演が半分以上中止になって、なんとか開催にこぎつけたビリーエリオット。

やっと、自分の大阪公演の観劇日がやって来ました。

 

初演の時はキャストの中で観たい人を中心に観劇日を選んだりしてましたが、今回は行ける日でという事だけでした。でも、新キャストの方々も何人か観られたので、良き日だったかも。

公演は、最初から初演を思い出したりして、ずっとウルウルで、やっぱりこの作品が大好きだと強く感じ、ビリーとマイケルを筆頭に皆さんの力一杯のパフォーマンスに沢山の元気をいただきました。

この日のビリー役の中村くんはダンスはもちろんですが、歌声も安定していて声もよく伸びてて本当に素敵でした。

マイケルくんとのダンス場面は本当に大好きです。


今回の公演は、当初、感染症対策のため、一席おきのチケット販売だったのを緩和しての公演開催でした。

私の隣は左右とも空いていましたが、後ろの席はお客さんがみえましたから、空席が売り止め席なのか、そうではないのかはよく分からなかったです。

どちらにしても、この素晴らしい舞台をもっと多くの人に観ていただきたいなと思い、自身も状況が許せば、リピーターになりたかったです。
でも、この気持ちを諦めなくてはならなかったのがかなり悔しいです。

次回公演がある時は、平穏な観劇環境であることを祈っています。

このような状況でも、全力パフォーマンスで舞台を上演して下さった皆さんとスタッフさんに心から感謝いたします。

フラッシュダンス

2020-10-11 19:53:29 | 観劇・ミュージカル
梅田のシアタードラマシティでミュージカル・フラッシュダンスを観て来ました。



フラッシュダンスは映画が有名ですが、私は観た事が無いので、知っているのはテーマ音楽ぐらい。

主演の愛希さんのダンスが観たくて観劇を決めていました。


作品としては、一つ、一つのダンス場面や出演者の皆さんはとても素敵なんですが、場面、場面の繋がりや流れが今一つスムーズではないように感じられたのが残念だったのと、あの話の結末は?と思うところがあり、ラストが唐突なまとめに思えたかな。


でも、お目当ての愛希さんのダンスが久しぶり観られたのはとても嬉しかったです。

ハンナ役の春風さんがさすがの上手さで、愛希アレックスやルイーズの秋園さんとのやり取りが素敵でした。

考えたらお三方とも宝塚のOGさんですよね。

私は愛希さんのダンスが大好きなので、これからもダンスを魅せていただきたいと願っています。

このダンス力を活かせる公演があるといいなあ・・・。


今回の公演は名古屋でも公演があったのですが、他の公演と日程が重なってしまい、大阪行きになりました。

席を選べない形でチケットを購入したので、かなり前の席で、首が疲れて大変でした。もっと後ろの席の方が良かったかも。

それから、今回の公演、チケット発売の時にはコロナ対応で、一席置きの販売でしたが、先日のイベントの人数制限緩和で、追加席販売があった関係で、当初は空いていた前や横の席が埋まっていました。

その事自体は仕方が無いとは思うのですが、後から購入した人が、前に座ってるのって、後出しじゃんけんに負けたみたいで、あまり気分は良くないなと感じてしまった。心の狭いヤツです。

Endless SHOCK ーEternalー

2020-09-29 21:56:00 | 観劇・ミュージカル
梅田芸術劇場でEndless SHOCK-Eternal-を観て来ました。



劇場に行くのも、関西に行くのも3月の下旬以来なので、半年ぶり。

舞台は現在の状況では上演できないEndless SHOCKの本編から3年後という設定で、本編の音楽やダンスを盛り込んで1幕物、約2時間の作品に仕上げてありました。

休憩を無くしたのは休憩時の化粧室待ちの混雑を無くすためで、入場する時間も指定されていましたし、退場も規制退場、会場でのパンフレット等の販売も無し。

飲食も禁止なので、壁側のカウンターなどに使用禁止の札が立ててありました。(でも、荷物整理とかにちょっと使いたいなと思ったのも確かで、使っても良いのかもしれないですが、使いづらい雰囲気でした)

座席は市松模様のように前後左右が一席づつ空けてあるスタイルで、開演前は幕の後ろの出演者の話し声が聞こえるくらい静かで、上演する側も観る側も自分の出来る対策は目いっぱいするという感じでした。


さて、作品は過去と現在を上手くミックスさせ、生で出来ない部分は映像を巧みに使用して展開し、本編を何度も観ているからかもしれないですが、ストーリー展開に違和感は全く感じず、2時間集中して観ていました。

本編の舞台装置はほとんど持ってこられないという事だったので、多少の暗転は仕方がないだろうなと思っていたのですが、気になるような暗転は無くてスムーズで驚きました。

帝劇公演が中止になってからのわずかの期間にこれだけの作品を作りあげた光一さんとカンパニーの皆さん、スタッフさんに心から拍手でした。

そして、この状況で上演を決断して下さったすべての皆さんに感謝の気持ちで一杯です。

幕が開いて音楽が流れて、コンダクターの姿が目に入った時に流れた感動の涙を私は忘れないと思います。

本当にありがとうございました。

ラストの挨拶で光一さんは上演しても諦めねばならない人たちがいて、辛い部分もあるけれど、その人達の思いも乗せて千秋楽まで上演できたらという事を話されて全方向に気配りができて優しい人なんだなあと改めて思いました。

先月、チケットが取れたのに行くのを断念した身としては、本当に救われた気持ちでした(チケットは作品との縁で結ばれると思っている私は、自分で決めた断念だけど、縁を切ってしまった気がしてもやもやを抱えてました)。

井上芳雄さんが「光一くんは優しさで出来てる」とおっしゃっていたことがあったのですが、本当にそうだなと感じた1日でした。

出演者の皆さんは皆さん素敵でしたが、美波里さんの作品やカンパニーへの大きな愛と太鼓の後の上田さんの笑顔のキラキラ感が印象的でした。

やっぱりSHOCKが大好きです。

そうそう、初のデジタルチケット体験でした。

パリのアメリカ人

2020-03-31 20:49:10 | 観劇・ミュージカル
久しぶりの観劇。

公演の中止が続いていた演劇界ですが、20日ごろから再開される公演も出始め、運よく再開日よりも後のチケットを持っていたので、直前まで迷いましたが、場所が京都劇場だったのもあって、行って来ました。

演目は「パリのアメリカ人」。劇団四季の新作ミュージカル。

有名な映画と同じタイトルですが、映画を原作にしての別物らしいです。



第二次世界大戦後のパリでそれぞれに事情を抱える男女の恋の物語で、内容的には、普通というか劇的な展開があるわけではないのですが、ガーシュウィンの音楽が心地よく流れ、見事なバレエシーンが織り込まれる構成が素敵。

羽根のように軽いリフトに心がときめき、ミュージカルを観ている幸福感を味わう事ができました。

こんな状況で、空席も目立つ中、最高のパフォーマンスで上演して下さった役者さんたちと細心の注意を払いながら、迎えて下さった劇場スタッフさんの心から感謝の気持ちでいっぱいです。

四季は生演奏ではない事がいつもは残念に思っていましたが、音楽が流れ、歌声が響き、軽やかなステップが披露されるとそれだけで、涙が出そうになっている自分がいました。

まだ、まだ、難しい状況が続いて、中止の公演がどんどん増えています。

早くこの状況から抜け出せる日が来る事を心から祈ってます。


余談ですが、この作品、当初は昨年、名古屋で観劇予定でしたが、台風で中止に。
今回も、中止になっていたら、二度目の涙になるところでしたが、再開と再中止のはざまでかろうじて観る事ができました。

 

京都の公演会場では万が一のために観劇者の連絡先登録をお願いするチラシが配布されていました。
もちろん、登録はさせていただいています。

Endless SHOCK 20th Anniversary

2020-02-14 20:59:14 | 観劇・ミュージカル
今年、20周年の「Endless SHOCK]。

帝国劇場で観劇する機会に恵まれたので出かけてきました。



今年はアンサンブルの方も含め、キャストの入れ替わりが多くて、初めましての方が大勢。

中でも、今回、ライバル役に上田竜也さんが入った事は大きな話題になっていました。

私は上田さんの舞台を拝見した事はありませんし、アーティスト活動も目にする機会はほとんどないので、単なる見た目判断ですが、これまでのライバル役をされてきた方々と比べるとシャープ過ぎるのではというのが、このキャスティングに対する印象でした。

でも、ライバル役の心の弱さをしっかりお芝居で表現できているので、前半の強気の部分との対比がくっきりして、これまでになかった役作りになっていて、とても良かったです。

それも、彼のお芝居をしっかりと受け止める光一さんの存在が大きくて、素敵な空間になっていました。


今回、細かい演出の変更やお衣装の変更もあって、馴染めないところもあったのですが、リカとオーナーの日舞シーンは、心に響く素敵な場面で一度でお気に入りになりました。

それにしても美波里さん。本当に素敵ですね。

光一さんも奇跡の四十代だと思いますが、美波里さんも奇跡の美しさとカッコよさだなあと見惚れていました。

多分、お二人とも、内面の美しさが表にもにじみ出てるんでしょうね。


ラストの大桜も演出が変更されていたのですが、桜に向かって歩いているコウイチの姿を見ていたら、西行の「願わくば~」の歌が頭の中を巡って離れなくなりました。

何故か私の中では西行の和歌とSHOCKがいつも結びついて終わるのです。


今年も沢山のエネルギーを舞台から得る事が出来て、幸せでした。

でも、SHOCK観劇は集中しすぎて疲れますね。心地よい疲れですけど・・・。

これからの作品の発展を願っていますし、観る機会を得られる事を願っています。