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きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

キレイ 神様と待ち合わせした女

2020-02-06 20:54:03 | 観劇・ミュージカル
大人計画のミュージカル「キレイ 神様と待ち合わせした女」を観て来ました。



この作品、今回が4演目なのですが、私は初見。

実は、初演の時から、気になっていた作品で上演が発表されるたびに、チケットを購入しようとしましたが、毎回、何故か日程が合わずに諦めるという事が続いていたので、やっと観れたという思いが強いです。

物語の主題は心の傷を乗り越えて、人生をやり直すことが出来るという感じかなとは思ったのですが、長い上演時間の中で、色々なことが起こるので、しっかり把握できてないかも。

王道のミュージカルにあるようなビッグナンバーや印象に残る曲というのは無かったのですが、物語の流れにはマッチしていて、違和感無く観つづけられました。

とにかく、お芝居が上手い方ばかりなので、皆さん凄いなと感じましたが、一番印象に残っているのは鈴木杏さんかな・・・。

ミュージカル初めてという神木さんも歌って踊って駆け回っておられて、舞台も今後、出演されるといいなと感じました。

このところ、ミュージカルでの活躍を耳にしていた生田さん。私は初めて拝見したのですが、歌声がとても伸びやか。

この歌を武器に今後も活躍の幅を広げられるでしょうね。


久しぶりに4時間近く劇場の椅子に座ったので、少々疲れましたが、観られて良かったです。

でも、個人的には好みの題材ではないのだけれど・・・。

I AM FROM AUSTRIA ライブビューイング

2019-12-30 19:55:30 | 観劇・ミュージカル
宝塚月組のウィーンミュージカル「I AM FROM AUSTRIA」のライブビューイングに行って来ました。



ウィーンミュージカルの日本初演の作品という事で、一度は観たいと思っていましたが、なかなか行けず、東京楽のライブビューイングで、やっと観る事ができましたが、これもあまりに年末過ぎて、無理かもと思った時期もありました。

内容について事前にはほとんど知識を入れない状態でしたが、ホテルの跡取り息子とハリウッド女優の恋を中心に様々な人間模様が描かれている作品で、ちょっとご都合主義的な展開もあるのですが、歌とダンスで包み込んでしまってる感じがしました。

コメディタッチの作品なので物語云々より、楽しんでしまえば良いのかなと思いました。

ウィーンミュージカルにもこんな明るい作品がある事を知れたのも良かったですし、エリザネタが時々織り込まれているのも楽しかったです。

出演者で印象的だったのが海乃さんと月城さん。

海乃さんは珠城さんのお母さん役。実年齢は多分彼女の方が下なのでは無いかと思うのですが(間違っていたらすみません)、違和感無く仕上げていて、とても良かった。

月城さんは悪な役回りだったのですが、お芝居が上手くて、何より美しい。

音楽では、全くマッチョじゃないのにマッチョな役をされてた暁さんのテーマ曲が妙に耳に残りました。
暁さんも華奢な見た目なのに、役として違和感感じなかったのが素晴らしかったです。

来年も宝塚のライブビューイングにはお世話になるんだろうなと思いながら帰宅しました。

ファントム

2019-12-20 20:37:00 | 観劇・ミュージカル
梅田芸術劇場でミュージカル・ファントムの千秋楽を観て来ました。



梅芸のファントムは初演の時から観続けている作品ですが、今回は演出を城田優さんが担当される事でも話題になっていました。

さて、舞台の方ですが、それぞれのキャストがとても魅力的に役を生きていて、物語に引き込まれる良い舞台になっていたと感じました。

個人的には愛希さんのダンスが久しぶりに観られたのが何よりも嬉しかったのと、ヤングエリックの歌声の伸びに大感動。

本当に最近の子役さんたちは皆さん、歌も芝居も上手くて、どうなってるの?と毎回思います。

これまでの上演と、ここが違うと言えるほど、作品に精通していないのですが、場面転換もスムーズでテンポ良く、あっという間の3時間でした。


とても上質な作品に仕上がっていて、カンパニーの結束も感じられて、2度目ながら演出家として、素敵な仕事をされた城田さんには心から拍手を送りたいと思いました。

でも、少しだけ気になったのは、客席を使用する演出についてです。

客席を使用する演出は、時々用いられますし、その事自体は問題ないのですが、2階以上の客席からは見えない事です。
ただでさえ、梅芸は観切れ席が多くあるので、何かしらの工夫が必要なのでは?と感じました。

たとえば、shockでは観切れ席からも観られるように側面に映像を映し出したりしているので、からの舞台上に映像を映すとかできないのかな、などと素人は思ったりしたのは事実です。

しかし、再演があったら、又、是非、観たいと思わせてくれたのですから、大成功ですね。

そう、今回観られなかった加藤エリックも再登板あったら観てみたいです。

ここで、最後に小声で、もう一つ。

城田エリックと愛希クリスティーヌのカーテンコールを観た時、愛希シシィと城田トートの並びも観たいぞと心が叫びました。

さて、このファントムが2019年の観劇納めです。

2020年はミュージカルの上演がかなり多く発表されています。
来年も素敵な作品と出会えたらいいなと思っています。

ロックオペラモーツァルト ライブビューイング

2019-12-16 21:48:02 | 観劇・ミュージカル
久しぶりの宝塚のライブビューイング。

ロックオペラモーツァルトです。

生舞台を観たかったのですが、チケット争奪戦に参加するも手に入れることが出来ず、ライブビューイングをしてくださって本当に嬉しかったです。



さて、作品の印象ですが、何年か前にみた中川晃教さんと山本耕史さんの時とはかなり違っていて、使われている曲が同じなので違和感ありあり。

出演者は皆さん、それぞれに素敵だったのに、作品としての魅力が伝わって来なかった気がするのは私だけかな。

もっと、サリエリの葛藤が全面に出ていて、音楽の世界での二人の違いが描かれていた印象だったのに、この辺りが弱く感じました。

ヴォルフを演じられた礼さんは歌が上手い方というのはよく知っていたのですが、本当に安定感があって素晴らしい。
でも、私的にはヴォルフのハチャメチャな感じと礼さんのイメージはマッチングしづらかったことは否めません。

ただ、新しい発見も。

これまで、私が観た作品は1本ものばかりで、ダンスは見れてなかったんですが、今回拝見して、ダンスも美しい事を知りました。

相手役の舞空さんのダンスも良かったので、お二人のダンスが観れる機会があったらいいなと思っています。

新コンビの活躍をお祈りしています。


余談ですが、礼さんが着ておられた衣装の中に東宝のM!でヴォルフが着ていたものに似た衣装があって驚きました。

おかげで、頭の中にM!が蘇ってしまい、観ていて混乱しそうでした。

でも、観られて良かったです。

ありがとう。ライブビューイング。

宝塚以外でもやって欲しいです。

梅芸でEndless SHOCK 2019

2019-09-21 20:44:03 | 観劇・ミュージカル
梅田芸術劇場でEndless SHOCKを観て来ました。




梅芸での上演は2年ぶり。

2、3月の帝劇公演とは一部のメンバーが交代。

とは言っても、皆さんSHOCK経験者ばかりなので、舞台の安定感はそのまま。

演じる人が変わると場の雰囲気もお芝居も変化するのを実感できるのも楽しかったです。


メインキャストの中の交代は、梅芸でのライバル役が初めての中山優馬さん。昨年の帝劇に続いて2度目の出演。

昨年、太鼓が苦手なのかなと感じていたのですが、今回、とても良くなっているように感じました。

又、今年の変更でライバル役の心情が強く描かれるようになったのも、きっちりと表現されてて良かったです。


カンパニーメンバーの一人、辰巳雄大さんも大阪からの参加で、SHOCKも2年ぶりなんだとか。

でも、彼はお芝居が細かくて、観ていてなるほどと感じたりできて、楽しめましたし、お芝居が好きなんだなと感じました。


作品自体の完成度は言うまでも無く素晴らしくて、どこを取っても隙がなくて、あっという間の3時間。

これまでよりオーケストラの人数を増やして、音楽を増やしたのも、新曲もすっかり作品になじんでいました。

ちょうど、指揮の方の姿が見える席で、指揮者の方が舞台の動きに合わせて指揮をされてるのが見れて楽しかったです。


カーテンコールでジャニーさんが亡くなられた事に触れられた光一さん。

まだ、現実として受け止められていないのかもしれないけれど、前に進んでゆきたいというような事をおっしゃっておられました。

この作品はジャニーさんが光一さんに託された作品。

私はジャニーさんの事は全く知らないのですが、人を見る目がしっかりした方だったんだなあと感じています。

何故って、光一さんなら、この作品を守り、発展させてゆくことが出来る人だから。

舞台に立つ人として美しく輝くだけでなく、演出の面でも手腕を発揮できる人はそうそういるものではありません。

長年色々な舞台を観ていますが、主演でも演出でも評価されてる方って稀ですもの。

そんな素晴らしい舞台人の光一さんの舞台はこれからも観られたら嬉しいなと思っています。

それにしても光一さんってなんて美しく歳を重ねているんでしょうか。

奇跡の40歳ですね。