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きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

HANAGATA

2010-12-24 20:12:18 | 観劇・伝芸
2010年のラスト観劇。

今年もラストは先斗町歌舞練場での狂言会。

お昼の狂言会の場合、いつも14時開演なので、今回も直前まで、14時と思い込んでいた私。危ない、危ない・・・。珍しく13時30分の開演でした。

チケットの座席番号がこれまでに座った席とはちょっと違う表示だったので、これはどこなのと事前に調べてみたけど、よくわからないままに会場に。
まあ、結局、多分、あのあたりだろうなというところではありましたけどね。

さて、今回はHANAGATAのメンバーがそれぞれに新作を書くという公演。という事は5本が1回の公演で上演されるという事なのですが、全体的に狂言色の薄いものが多かった印象。
個人的にはもっと狂言っぽい方が好きなんですけど・・・。

なんだかコメディの芝居を観てる感じ・・・。
面白いし、笑えるのだけど、狂言を観た時とはどこか違うのは何故なんだろう。

そんな私が一番、印象に残ったのは狂言の「呼声」を織り交ぜてあった作品。
もともとこの「呼声」という曲がとても好きなのもあるとは思いますが、久しぶりに賑やかな狂言(狂言風のお芝居だけど)を観た気がしました。

普通に狂言の「呼声」が観たくなりました。
最近観てないなあ・・・。
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茂山狂言会

2010-12-02 19:46:45 | 観劇・伝芸
久しぶりに名古屋能楽堂での茂山狂言会に行って来ました。

毎年行われているのですが、平日の夜開演が多くて、なかなか行けなかったのですが、今回、土曜日のお昼だったので、出かけました。



今回のメインは正邦さんの「狸腹鼓」と千之丞さんの「枕物狂」でしたが、その千之丞さんが体調不良で休演・・・。
かなり残念な会になってしまいました。

あの艶のある声が聞けないのが淋しい。
代役の千五郎さんはとても良かったのですが、千之丞さんの語りも聞いてみたかったです。

狸腹鼓は釣狐に通じる演目なんですが、どこかユーモラスで腹鼓を打つ狸とそれを真似る人間が微笑ましい。

舎弟では千作さんのお元気な姿を久しぶりに拝見できて、茂山狂言会を観に来た実感を得ることができました。
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お豆腐の和らい

2010-06-26 20:23:36 | 観劇・伝芸
名古屋でのお豆腐の和らいに行って来ました。

名古屋で茂山家の狂言を観るのは久しぶり。というのも名古屋での茂山家の狂言会は平日の夜が多くて、帰りが遅くなるので、なかなか行けない・・・。

でも、今回は以前から気になっていた茂山逸平さん作の新作狂言「かけとり」が上演演目に入っていたので出かける事に。

さて、この「かけとり」、落語から題材を取ったものなのだそうですが、大晦日に借金の取立てに来る人達を何とか追い返そうと苦心する夫婦のお話。

夫婦を演じるのは茂山逸平さんと茂山茂さん、取立て役の方は丸石やすしさんと茂山童司さん。それぞれ役にぴたりとはまって、やり取りもかなり楽しかったのですが、なんといっても能楽調のやり取りが最高に面白くて爆笑でした。

お囃子は楽器を使わずに声で鼓や笛を表現するというもので、通常、狂言の公演の場合、演目が終了して、演者が引くと拍手が起こるのですが、今回の「かけとり」では途中で、拍手が起こってました。
こんな事は初めてだったので、ちょっと驚いたのですが、それだけ皆さんが面白いと感じられたという事なんでしょうね。
新作などの場合は、途中で拍手したいなと思う事はこれまでにもあったのですが、実際に起こる事はこれまで観た中ではありませんでした。

この他の番組もどれも楽しかったのですが、その中で千作さんが演じられた素狂言は、語りだけで進める狂言で、千作さんの語りの世界に引き込まれて、動きがないにもかかわらず、笑ってしまう・・・。その表現力の凄さに改めて感動しました。

演目の解説あり、小舞もありのサービス満点の狂言会で、とても楽しく、ストレス解消にはぴったりでしたが、やはり帰宅がかなり遅くなったので、今日は寝不足で頭の重い1日でした。
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狂言ござる乃座inNAGAYA13th

2010-05-17 20:39:36 | 観劇・伝芸
名古屋能楽堂での狂言会に行ってきました。

いつもは秋に行われる事が多い野村萬斎さんの名古屋での狂言会ですが、今年は、他のスケジュールとの絡みもあるのか、5月の開催。



演目は「成上り」「朝比奈」「二人袴」の狂言3曲と素囃子の「盤渉楽」

狂言の3曲はいずれも観るのは久しぶり。
その中でも萬斎さんの「朝比奈」はかなり観てないような気がしていた。

今回は朝比奈に対する閻魔役が名古屋の野村小三郎さん。
静の朝比奈と動の閻魔の対比がとても良く出ていて印象的な上演となりました。
他の家の方との共演はなかなか観るチャンスがないものなので、本当に観られて良かったです。

「二人袴」は多分、これまで観た狂言の曲の中でも一番多く観ている曲だと思う。
何しろ、初めて観た野村家の狂言会の演目の一つでもありましたから・・・。

さて、今回は聟役が萬斎さんの息子さんの裕基くん。親役が万作さんで、萬斎さんが舅役でした。
少年が聟役というのは初めてで、見た目的にはやはり違和感があるのですが、お話の内容としては、ちょっとあり得ないくらい、世間知らずの聟なので、結構楽しめました。
名古屋では久しぶりの親子三代の共演でした。

それにしても、裕基くんは萬斎さんにとても似てきたなあ(お顔などの見た目なんですけど)と思ったのでした。



最初に上演された「成上り」は、狂言には良くある内容で、太郎冠者のおとぼけぶりが楽しい曲です。
この曲の設定が初寅の日の鞍馬詣の日の出来事を描いているので、もしかして、寅年にあわせての上演だったのかなあなどと勝手に思ったりもしましたが、万之助さんの軽妙な感じがぴったりで楽しく拝見させていただきました。

次回の名古屋での狂言会は通常に戻るようで、秋の開催予定のため、1年以上間が空いてしまうのが、少し淋しいです。
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万作を観る会・名古屋

2010-02-01 20:53:31 | 観劇・伝芸
京都のお店の話はお休みして、昨日の観劇の話。

昨日は12回目の名古屋での万作を観る会が名古屋能楽堂でありました。
今年は稀曲の「歌仙」と「無布施経」の2曲の狂言と素囃子「養老」というプログラム。

「無布施経」は何度か拝見していますが「歌仙」は初めて。
何でも復曲で和泉流だけの曲なのだそうです。

この曲は上演の機会が少ないというだけでなく他にも狂言らしくないというか珍しい所がいくつかありました。

まず、狂言は「この辺りの者でござる」というセリフに代表されるように、登場人物に特定の名前がなく、太郎冠者だったり、大名だったりする曲がほとんどなんですが、この曲には実在の人物が6人も登場します。

物語の設定も和歌に関する祈願をする果報者の奉納する絵馬の中から夜、歌人達が抜け出してくるという、どこか御伽噺のようなものなのです。

ただ、この先は狂言らしくて、この絵馬から抜け出して来た、著名な歌人達の会話は極めて俗っぽくて、最後には取っ組み合いの喧嘩まで始めてしまいます。

どんなに著名な人物でも普通の人間なんだという所を見せる狂言らしい部分で、「業平餅」に通じる所があるように感じました。

豪華な装束で、名古屋の野村家の皆さんも参加されて、賑やかでした。

又、この曲のラストは、朝が来て歌人達が再び絵馬に戻るという形になっていて、静止して終るという演出で、これも他にはないそうです。
普段、なかなか観る機会の少ない曲が観られる会で、楽しい時間でした。

又、終演後に万作さんのインタビューもある、この狂言会は名古屋のファンには貴重な会です。

今年、万作さんは、万作を襲名されて60年なのだそうです。
60年。何だかすごい年数。なのに、チャレンジを続けられる姿に感動です。
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