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息子の(小中高等)学校は脱皮中~ホワイトPTA目指して~

PTA問題に目覚めてしまい活動を始めたのは2015年。
私立高校でも、県立高校でもPTAが…。終わらないな。

讀賣新聞 ~教育ルネサンス 保護者と学校1~

2016-02-25 09:26:12 | 記事紹介
KKです。
今回は今朝の讀賣新聞の記事紹介です。
教育ルネサンス 保護者と学校1です。
シリーズで複数回掲載されると思い
ます。


PTAは任意加入のボランティア団体で
あり、入退会は自由である事が前提
です。
記事を見る限りその事は触れられてい
ません。

また委員長・副委員はくじ引きをや
め、推薦で選出に改めたそうだ。
これは個人的にはどうなのだろうか、
と思います。
推薦方式で嫌な思いをされたという
話もあるようです。

アンケートを全世帯に取ったそう
です。
保護者の声を聞く姿勢は大切だと
思います。

PTA組織の改革や活性化は組織
自体の問題になります。
会員の方が納得された上なら
よいのではないでしょうか。

しかし活性化の前に、PTAそのもの
が整備されるのが重要だと思います。

任意加入が周知され、入退会は自
由。活動に賛同する保護者と教員を
会員としたボランティア団体である。
すべての児童を支援対象とする。
出来る範囲で活動する。

こういう下地の上で組織活性化を
するなら賛成です。


日本PTA全国協議会への加入率が
気になりました。
一部の都市を除いて約半数の自治体
では100%加盟しています。

☆岡山市は非加盟、東京、埼玉、
千葉などは加盟率が低い

PTA協議会に加盟すると負担が大きい
ようだ。
これは一般のPTA会員でもPTA活動に
対して同じように思う人もいるのでは
ないでしょうか。


折しも今日は熊本PTA裁判の判決の日
です。
吉報を待ちながら静かに見守りたい
と思います。

今回はブレイクタイムでした。
では次回!


保護者と学校2 ~ 2月26日~

保護者と学校3 ~2月27日~

杵築高校の事例はPTAの発展系の
取り組みとして頭が下がるばかり
です。

「合法PTA」がひっそりと増えつつある理由 学校から児童名簿をもらうのは違法?

2016-01-17 20:30:46 | 記事紹介
KKです。
胃腸炎から完全復帰出来ていません。
長引きます。罹らないのが一番です
が家族が罹った場合、手洗いの徹底、
タオルは別にし除菌(漂白)をする。
二次感染を防ぐ為に大事と主治医に
言われました。
二次感染した後ですから後の祭りで
す。

さて、前回は記事紹介でした。
今回も大塚玲子さんの記事、
東洋経済のご紹介です。

「合法PTA」がひっそりと増えつつ
ある理由学校から児童名簿を
もらうのは違法?


合法PTAが増えているそうです。
良い事だと思います。
保護者が声を上げ、学校、PTA執行部、
教育委員会と何度も話し合い変わった
例、校長自身が問題を認識し名簿の提供
をやめPTA執行部が確認書を集める方法
に変更した例、保護者からの指摘で校長
がそれに応える形で中心的に動き大幅に
変更した例、保護者が働きかけ変えた例
もあります。

残念な事に今までおかしいという声がな
かった為想定していないPTAが多くある
のではないかと思います。
保護者自身がおかしいのではないのか、
という声をまずぶつける事からしか始ま
りません。

学校やPTAにより対応に温度差や理解力
の違いもあります。粘り強く交渉する事
が必要になる事もあります。
人によっては交渉を負担に感じる場合も
あるかと思います。
ある程度期限を切って交渉するのはよい
考えだと思います。相手に期限を伝えず
に自分だけで決めるのもよいと思います。

私の場合、今までの経験からして来年度
役員決めを12月初旬辺りの2学期末保護
者会でするだろうと思いました。
逆算して11月までに任意加入周知をしな
い場合、例年通りの任意加入を隠した
くじ引きやじゃんけんによる強制的な
役員決めをするはずだ。
そんなやり方には賛同出来ない。PTAは
退会するしかないと思っていました。

退会の前に校長やPTA会長に手紙を書
き、来年度役員決めについての考えを
尋ねましたが返事は届かない為退会
しました。

話し合いも手紙も不発に終わってしまい
ました。PTA会員として残り仕組みを変
えるのは困難でした。

しかし悲観的に考えてはいません。来年
度以降、何らかの変化を期待しています。
引き続き動向に注目したいと思います。

もう一つ大塚さんの記事をご紹介します。
お正月明けの記事が大変充実していまし
た。今回も東洋経済の記事です。

学校は、なぜ「治外法権」になってしまう
のか 巨大組体操、PTAの背景に潜む問題


木村草太さんとブラック部活や組体操事
故などで注目されている内田良さんによ
る対談記事です。
一部抜粋します。

PTAの問題も、組体操と似ているところ
があります。PTAというのもまさに、
目的が非常に不明確な組織で、それゆえ
に何をやっているかわからないまま、平
気で人権侵害をする
、というところが
ある。

学校から独立した団体で、完全な任意
加入団体であるにもかかわらず、現場
では事実上強制で、全員が自動的に加
入する形が非常に多いと言われていま
す。

自動強制加入にするためには、当然、
学校や保護者から、児童名簿をPTA
の側に流さなきゃいけないんですけ
れど、これは個人情報保護法制に反
するわけです。
「プライバシーの権利(個人情報コ
ントロール権)」に非常に無頓着な
まま、話が進んでいる。

そういう人権侵害を平気でやって
しまうんだけれど、
本人たちは「悪いことをやっている」
という自覚がまったくないところが、
学校における人権侵害の特徴だ
な、
と思います。

~一部略~

学校で法律論を振りかざすのには、
ある種の限界がある。

PTAが任意加入団体であることは、
法律家の誰がどうやったって覆らない
論点なんですけれども、それを言った
ところで現場はなかなか変わらない。

~一部略~

学校が法治主義の「治外法権」的な場所
になっている、
ということですね。
慣習の中でやっているから、法律という
ものを守らなくていい場になってしまっている。


~以後略~


治外法権。なかなか刺激的な響きがあり
ますね。
一般社会ではアウトな事がアウトでは
なく、まかり通っている現状からする
と的確な表現になるのでしょう。
学校の問題はPTAだけではないようです。
いろいろと勉強になりました。

今回はここまで。
では次回!

どこからがアウト? 法律からみたPTA――憲法学者・木村草太さんに聞く

2016-01-14 18:45:55 | 記事紹介
KKです。
先週から胃腸炎に苦しんできました。
回復まで時間がかかります。
やっと体調が良くなってきました。
来週からは普段通りに過ごせそうです。

さて、今回は以前もご紹介した大塚玲子
さんのSYDONOS記事のご紹介です。
どこからがアウト? 法律からみたPTA
――憲法学者・木村草太さんに聞く



私もしつこく学校やPTAに訴え続け
ている個人情報について大変参考に
なるお話しです。
以下一部抜粋です。


個人情報保護法令により、学校は、保護
者や児童・生徒の名簿を、PTA に渡して
はいけないんです。
ですから、PTA は本来、自分から「入り
たい」と言ってきた人の名前や連絡先し
か、把握していないはずなんです。
そうすると、PTA に入りたくない人が、
そのことをPTAに伝える必要は、最初か
らないはずなんですなんですよね。

――学校は、保護者や子どもの名簿を
PTAに渡しちゃダメなんですか?

ええ。名簿というのは、目的の範囲でし
か使ってはいけない情報ですから、学校
はPTA という別の団体に名簿を出しては
いけないんです。
学校だけでなく、保護者も同様で、学校
からもらったクラスの名簿を、PTA に伝
えてはいけません。
なぜならそれは、保護者が学校との関係
で使う目的でもらった名簿だからです。
~以後略~



今のPTAで問題になっている違法な部
分、PTA がやっていいこと、やっちゃい
けないことの判断について、
分かりやす
い解説があり大変お勧めです。

今回はここまで。
次回も記事紹介の予定です。
では次回。

讀賣新聞 ~育児+介護 ダブル ケア~

2015-12-26 18:27:04 | 記事紹介
KKです。
今回は讀賣新聞 2015年12月23日の
記事、育児+介護 ダブル ケア
~読者の反響~をご紹介します。
上・中・下で記事があり、それを
受けての読者の反響です。


4人のお子さんがいる女性が育児と母の
介護を担い疲労している姿が記事から
読み取れます。
来春から中学校のPTAで役員活動と
あります。

介護で余裕がないとPTA側に訴えても、
ルールだからと考慮してもらえなかった
そうです。

PTAは任意加入です。役員活動が出来な
い理由まで話しても強引に役員をさせら
れたのでしょう。
ため息が出てきます。本来なら役を
受けられない理由を言う必要もあり
ません。

どんな理由であれ、保護者からPTA
活動が出来ないやしたくないと言われ
たらPTA側は拒む事は出来ません。
不利益や差別を感じさせるような
脅しも言えません。

介護に追われ子どもさんの学校行事
に出られなかったとあります。
切なく感じます。
こういう困った方にまで役員やPTA
活動を押し付ける運営が疑問です。

横浜市PTA連絡協議会は、新任役員
研修において「PTAは任意加入で
ある」という認識を明確に示して
いるそうです。
新聞記事の女性は神奈川県在住で
す。
横浜市在住なら役員を押し付けら
れなかったのかもしれません。

PTAは任意加入であり入退会は
自由という周知が徹底されて
いない為に起きた不幸です。
居住地域に関わらず、PTAは
任意加入であり、入退会や
活動については保護者の意志
が等しく尊重されないといけ
ません。

子どもの為といいながらボラン
ティアをするその子どもの親を
追いつめ不幸にする仕組みは
間違っています。

以前紹介した川端裕人さんの記事、
PTA任意加入 広めなければいずれ問題になる
の中にあった公平と公正を思い出
しました。

今回はここまで。
では次回!。




「やめたいのに抜け出せない」と親たちの悲鳴が噴出 今どきのPTAはなぜかくも厄介で憂鬱になったのか?

2015-12-13 15:00:47 | 記事紹介
KKです。
今回は少し古い記事になりますが
ご紹介です。
息子の小学校のPTA関係者にぜひ
読んで欲しい内容です。
この記事もPTA会室に届けようかな。


「やめたいのに抜け出せない」と
親たちの悲鳴が噴出
今どきのPTAはなぜかくも厄介で
憂鬱になったのか?

記事はこちらです。

こんな結果もありました。
PTAに不満や疑問を感じる人が83.6%。
どちらともいえない人が8.6%。
感じない人が7.8%。

8割以上の保護者がPTAに不満や疑問を
感じています。
PTA関係者にはぜひこの現実を直視し
て欲しいですね。
入学と同時の自動入会のPTAだが何ら
問題ないと考えているPTA関係者も
いるかもしれません。
そんな事はないんですよ。

活動内容が不明、ムダな活動が多い、
意見出来る雰囲気ではない、
閉鎖的、運営が非効率的、時代に
合わせて見直しが必要、など多く
の保護者が感じています。
それを直接PTA執行部や理事会など
にぶつける保護者が少ないだけです。

これだけネットが発達した社会だと
もう隠すことは難しいと思います。
すこし検索すればPTAは義務では
ない事が分かります。

活動に自信があるのなら堂々と、
PTAは任意加入で入退会
が自由な強制のないボランティア
団体です。
賛同する会員の保護者と教員に
よる生涯学習をしつつ、
学校に在籍するすべての子どもの
為の活動を一緒に楽しくしませんか?

と勧誘すればよいと思います。

今回はここまで。
では次回!