違法PTA:遵法義務のある教育委員会、校長(P会員)に提案も2

2016-11-29 11:07:16 | 他校PTAの様子
KKです。
前回は井上哲也さんによる大津市
教委とのやり取り
についてでした。
今回は井上さんの子どもさんが
在籍する学校のPTAとのやり取り

について紹介します。

井上さんは、5月の総会前に
「PTAの適正化について」

下記のような提案を行い




5月のPTA総会では、
分担金を負担しているP連の情報公開に
ついて質問
をされました。
活発な様子が分かります。

PTA総会での井上さんの発言は
下記4点です。
1.1割弱占める日PほかP連の分担金、
P連に会計報告公開するよう依頼
2.会則改正「会員になることができる
のは・・」に変えて入会申込書整備
3.子どもP連保険、PTA非加入者の子
も入れるように滋賀P連に申し入れ
4.個人情報保護法改正されたが大丈夫
ですか?


11月になり井上さんが、
PTA会則全面改定に伴う臨時総会の案内
と改定案が配られた
とツイッターで発信
したのを目にしました。

○会員資格が「なることができる」
資格に変わる!
○入会と退会についての条項ができた!
○学校との委託契約条項もできた!
かなり前進してる。
○個人情報保護方針も新設!


・会則全面改定にともなうPTA臨時総会
意見と質問(事前提出)



・全面改定にともなうPTA臨時総会
会則改定ポイント



井上さんは子どもさんが在籍している
学校のPTAについて
「会員の意見を聞き今、できる限り
の対応をしている素晴らしいPTAだ」

と大変評価されています。

できる限りの対応すらしないPTAも
少なからずあるので私も素晴らしい
事だと感じます。

全面改定にともなうPTA臨時総会
会則改定ポイントの評価ポイントに
井上さんの考察があります。

入会についてや、会員について同感です。
→会則全面改定にともなうPTA臨時総会
意見と質問 に井上さんの考えがあります。
きちんと根拠を示しています。

今後は下記2点で動く予定だそうです。
①入会部分の会則の修正は来年のPTA
総会での改定を目指す
②来年2月の小学校入学説明会でのPTA
資料および学校側の学校徴収金に関する
資料の中で、わかりやすい説明にして
もらえるか提案していく。
合わせて教育委員会にも提案していく。


今までのやり取りをだけでも大変な
ご苦労があった事と思います。
そして結果を出されています。
素晴らしいです。まだ引き続き
やり取りがありますが来年のPTA
総会が楽しみに感じます。
さらに改定が進み、同調圧力の下で
困っている人がおらず自分の意思で
希望した人によるPTAであって
欲しいです。

今回の井上さんのやり取りがモデル
ケースになり、広く知られる事を
願っています。

最後に、井上哲也さん、
ご協力ありがとうございました。
PTAの改善に向けて大変有益な情報を
他の方に知らせる事が出来たと思います。
今回まとめた事で私も市役所や教育
委員会へのアプローチを考え直す
きっかけになりました。
しばらく考えます。
これからもどうぞよろしくお願いします。

今回はここまで。
では、次回!

追記:今後も他の方の活動をご紹介したい
と考えています。投稿大歓迎です。
PTA会員・非会員は問いません。
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違法PTA:遵法義務のある教育委員会、校長(P会員)に提案も1

2016-11-27 15:06:19 | 他校PTAの様子
KKです。
今回はツイッターでPTA問題について
発信している、
井上哲也(@biwakoinoue)さん
ご紹介したい思います。
(※井上さんには事前に内容の
 チェックをしていただき許可を
 得ています)

PTA問題に興味がある方なら既に
ご存知の方もいらっしゃる事と
思います。
滋賀県大津市在住で3人の
子どもさんを持つお父さんです。
現在PTA会員で、過去には彦根市の
中学校でPTA会長やPTA役員を
経験された方です。
PTA歴は長いので事情通であると
私は理解しています。

PTAの任意加入周知や学校に
おける個人情報の扱い、
PTAへの入会方法、会費徴収など
違法性のある問題について、
学校、大津市、大津市教育委員会、
子どもさんが在籍する学校のPTAに
働きかけ
をしています。
どこのPTAも似たような問題を抱えて
いることと思います。

井上さんは下記3点について大津市
教育委員会(以後大津市教委とする)
とやり取りをされました。
①PTA会費と学校徴収金の口座引き落
 としを保護者に同意を取ること なく
 行われている点の改善
②PTAは任意加入の任意団体である事の
 周知徹底を図るため研修を要望
③PTA活動が出来ない人が入会しない、
 または退会出来る仕組み作りの提案


井上さんからの申し出を受けて
大津市教委は改善に向けて動き出そうと
して います。

まず、大津市教委は小中学校へPTAに
関する調査を実施しました。
詳細はこちらです。








次に、アンケート結果もとに大津市
教委は校園長会 PTA担当の校長と
協議し、

1 学校から配布している口座振替
 依頼書にPTA会費が含まれている
 ことを明記する。
2 入学説明会でも会費徴収の説明
 及びPTAに対する個人情報提供の
 同意を得る。

との回答を得、
また、大津市教委は大津市PTA連合
会とも協議し、

1 PTA総会において任意加入について
 周知を図る。
2 入会申込書を保護者から集める
 ところまでは考えていない。

との回答を得たことから

弁護士からの法的な見解を聞いた上で、
平成28年度と29年度の方針(案)
出ました。

(平成28年度)
・学校とPTAとの間でPTA会費徴収に
 係る委任契約を締結する。
・PTA内において任意加入の任意団体で
 あることの周知を図っていく。

(平成29年度)
・入学説明会時に学校がPTAから委任を
 受けてPTA会費を代理徴収することを
 保護者に周知する。
・入学説明会時に個人情報の目的外使用
 を反対される場合は学校側に申し出る
 よう保護者に周知する。
・引き続きPTA内において任意加入の
 任意団体であることの周知を図って
 いく。


そして、教育委員会は校園長会に対して
PTAと学校園との関わりについて
「事務連絡」
を出しました。
詳細はこちらです。







この間の大津市教委内での協議内容等
詳細はこちらです。










井上さんがされたやり取りを見ると
かなり突っ込んだ話をされています。
熊本PTA裁判の話をした上で現状は
違法性が高いため是正を求めて
いました。
またPTAの活動自体は否定して
いません。

弁護士の見解の中に、
>>原則として、全保護者を
PTA会員に加入することとさせて
もらうが、それに反対の保護者は
担任に申し出て欲しいこと、
いったんPTAに加入しても随意退会
できるので、担任に申し出てもらい
たいこと、
学校からPTAに対し生徒保護者の
個人情報は提供するが、それに反対
ならば担任に申し出てもらいたい
こと、
申し出れば提供しないことなどを
文書をもって説明等すべきと思わ
れる。
学校が生徒保護者の個人情報を
PTAに提供するのは、大津市個人
情報保護条例違反となるので、
上記のように同意を得るようにして
対応されればどうかと思われる。
個人情報提供に反対する保護者が
いる場合は、個人情報の提供は
せず、それが必要となる都度、
該当保護者に説明して同意を得る
ようにすればよい<<

とあります。
困惑しています(笑)。
任意加入の任意団体なのに
原則PTA会員に加入すること、
は無茶な話だな、と感じました。
ベースにこういう考えがあるから
入会申込書など書類提出をもって
会員にしないのだ、と思いました。
前半と後半の内容は整合性がない
ように感じました。

井上さんは
「すべて文書で説明しても憲法第21条
「集会結社の自由」について裁判所の
判断を仰ぐ必要がある内容。
学校空間、同調圧力の下で困っている
人が「できない」ということがどれだけ
勇気のいることかに、想像力を欠いた
強者の論理だと思います。」
と指摘されています。


→憲法第21条「集会結社の自由」、
これは熊本PTA裁判が問うている事に
なります。
PTAは基本全員参加や全員入会の考えを
改める。
任意加入の意味からすると全員参加で
ある必要はない。
希望する人、賛同する人が入会し活動
するのが本来のあり方です。
家庭によりいろんな事情があり、みな
同じようにPTA活動が出来る訳では
ない事を理解する必要があります。
活動しない事や加入しない事を他人
から言われる必要はありません。
個人の自由です。
現実を知ろうとしない限り想像力の
欠如はなくなりません。

まだ考えていきます。
次回は井上さんの子どもさんの学校の
PTAとのやり取りについてです。

今回はここまで。
では、次回!

※井上さんに全面協力をいただき
 ました。ありがとうございます。
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