広島市長選に、多数の候補者が名乗りをあげている。
各政党が、それぞれの思惑から候補を擁立したのであろうが
立候補の焦点となる公約が、どの候補からも見えてこない。
マスコミが聞きたいことは、オリンピックの招致や西飛行場の市営化に絞られているようで、それぞれの候補が・・・白紙とか民意の声を聞きながらと、どうも歯切れが悪すぎる。
市長選や選挙に関心が深い人に言わせれば、公約をハッキリさせたり、これをやります・・・必ず実現します・・・などと申すのは、タブーらしい。
このあたり・・・我々庶民の考えと大幅にズレが生じるのであるが、選挙とはその様な思惑を感じながら戦う一面があると言うことなのだろうか・・・？
かたや・・・官僚出身者には、国づくりや街づくりが出来ない・・・と、断言する人のこえもある。
官僚出身者は、出来る出来ないの見極めを知っているのかしらないが、どうも歯切れが悪い。もっといえば・・・ビジョンに明るさや活力がない。
もし落選したときの保険があるからかも知れないが、仕方なく選挙に出てあげますよ・・・的な雰囲気を感じる。
現状では、市役所内部に精通する人が有利に見えなくもないが、告示まで時間もある。
広島市長とは世界に物申せる役職だけに、最後の最後に、ビックリする人材が立ち上がる可能性をはらむだけに、まだまだ予断を許さない。
恐らく現状のままであれば、Ｔさん。
しかし、最後のカードが切られれば・・・その人が選任されるであろうと
勝手に思っている。
