城島が日本球界に復帰するということで、毎年ストーブリーグでは一番スポーツ紙をにぎ沸かす阪神が名乗りをあげた…
この阪神に関するスポーツ紙のニュースであるが、聞くところによると、スポーツ新聞が一面にぶちあげ、阪神球団を煽る戦略らしい。
監督人事もスポーツ紙が煽り、当たるも八卦…当たらぬも八卦で大きな見出しをぶち上げる…
今は亡き村山監督時代…
「ブチ(田淵)もユタカ(江夏)も…みな帰って来い…」
との大見出しも…結局実現しなかった。普通監督が人事の決定権を持つと思われるが、プロ野球という組織…監督権限なんて本当に知れている。
よほど球団が、頭を下げて三顧の礼で迎えない限り、権限はないに等しい。
今回の城島獲得も、真弓監督の権限は9割近くないであろう。
矢野の高齢化と金本の衰えが盛んに叫ばれているが、ツギハギ補強は若手の活躍の場を削いでしまう。
その点…FAや大物獲得に参戦しなかったカープは、自前で選手を育成するシステムが出来上がっている。
しかし…それだけに華のある選手がいないのも事実…
今回のドラフト…長崎の明峰の今村くんを獲得するらしいが、彼が選抜優勝投手とは忘れていた。獲得できれば球団史上初の優勝投手という触れ込みであるが、こればかりはクジ運次第…
外れると、また素材重視のドラフトになるのだろう…
5年に一度は…名も実もある本当の実力派選手を狙ってほしいのだが、カープ球団の弱腰?には、毎年この時期さみしい思いをさせられる。