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プロ野球の監督の心理とは・・・(勝ち組・負け組)

2011年12月01日 07時40分24秒 | 野球

監督を経験された人が言うには・・・

今のプロ野球の監督・・・

その契約やフロントからの圧力?にて、以下の心理が働くらしい。

 

投手の酷使・・・

これは監督経験者しかわからない、不可思議なことがあるらしい。

監督の大半が、チームの勝ち=自分の功績の図式が働くらしい。

よってとんでもない勝ちゲームであっても、「この投手は温存したほうがいいのに・・・」という投手を連投につぐ連投で起用するらしい。

言葉は悪いが、たちの悪い監督は・・・負けゲームでも起用し、ブルペンはもとより投手コーチからも不信感を抱かせ、しまいには・・・監督一人の独断場と化し ベンチの雰囲気は最悪な状況になるようだ。

広島で言えば・・・今村。

彼が来期、今年のような活躍をすれば 相当な肉体と精神力を持っているのだろう。

しかし過去の歴史は証明している。

酷使された投手は寿命が短い。

野村監督が 本当に今村の将来を考え、自分を犠牲にできる裁量があれば、今村の起用を限定するべきである。

しかし林を解雇したのだが、あれは間違いなく失敗。

彼のようにその場の状況で身体をうまく使う投手は・・・故障が少ない。

林の故障を聞いたことはないはずである。

それに敗戦処理でも一生懸命に投げるタイプ。

あのような投手をうまく起用すれば、今村の負担もかなり軽減できたと思うだけに、林を戦力外としたのは 他の投手にも堪える気がしてならない。

 

強いチームの監督は、選手の見極めを重視する。

これは投手起用にもいえるらしいが、野手の起用にも言える当然のことらしい。

チーム作りのビジョン・・・

これはスタメンを頻繁に変えるようでは、日本の野球では勝てないということ。

アメリカ人監督が、日替わりで野手を変えるのは・・・移動距離の長さからくる選手の体調を重視する方針と戦力がほぼ均等なメンバーをベンチ入りさせているから。

かたや日本は・・・一軍ベンチ入りと言ってもレギュラーと控えでは差が大きい。

まして日本では・・・弱体チームに見られるのが 監督やコーチの好き嫌いでメンバーが固定される現実の多さ。

ファームの試合を見れば、明らかに干されている選手を見受けることが多い。

いくらチャンスに打とうが、上から声がかかるのは一軍監督好みの選手。

これではファームの監督も いい加減サジを投げてしまう。

強いチームの監督は・・・「ここまで見ているのか」というくらい細かな気配りや配慮がしてある。

それでファームの首脳陣や選手のモチベーションは自然とあがり、下からあがった選手がすぐに結果を出す。

広島カープはどうだろうか?

 

監督と投手コーチは不仲?

野武士野球と言われた近鉄。

亡くなられた仰木監督は、選手の自主性を重んじる監督としてマスコミは報道した。

この仰木マジック・・・裏では色々な人間模様があったらしい。

有名な話は投手コーチとの不仲。

投手コーチは投手を守り、監督は勝つために連投を考える・・・どこかのチームに似た現象であるが、それで蜜月関係は崩壊したらしい。

しかし・・・その険悪な状況でも優勝するのが当時の近鉄。

選手の精神力も相当にタフだったのであろう。

 

しかし・・・弱いチームは、投手コーチは投手を守り・・・がないようである。

そこの大きな違いが結果として現れたのである。

 

またの機会に・・・解説者の仕事とユニフォーム(現場)の摩訶不思議なことをのべてみたい。

 

 



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