自宅に故人を連れて帰りたい…広島市の家族葬・広島市の葬儀は安芸葬祭

自宅に故人を連れて帰りたい…広島市の家族葬・広島市の葬儀は安芸葬祭


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最近は亡くなられた場所から
葬儀場に直接行かれる方が多いのですが
なかには、一度、自宅に故人を連れて帰りたい…
その様に言われる方もいます。

今月、弊社では2度ほどありました。

一つのお宅はマンションでしたが
可能です。

自宅に連れて帰りたい希望を
葬儀社に伝えたが
ご近所に知られる…とか
ご自宅の家財道具の移動などの理由から
断られた…と言う声も耳にします。

弊社がお断りする場合の事例を説明しますと
あるマンションで、どうやっても
物理的に部屋に入れない構造があった時です。

その時は、ご当家から
「入れることが難しいかも知れないが
出来れば自宅まで…」ということでしたから
取り敢えず、自宅であるマンションまで行きました。

深夜でしたが
自宅の間取りを見せてもらった瞬間に
これは非常に困難な作りだと感じました。


まず玄関に入る所で
ご遺体を立てにしなければ入れません。
次に部屋に続く通路を通り
部屋に入る場所で再度立て
そこを入るとまた立てる…の繰り返し。

実はご遺体にも色々な状況があり
立てることを繰り返すと、ご遺体に良くない状況が
起こることがあります。

また、自宅内には多くの障害物があります。
置物や通路にある絵画から始まり
ドアノブなど、普段の生活では支障がない物でも
故人を安置するに辺り、気を付けなければならない物が
無数にあります。

特にドアノブは搬送時にケガに繋がることもあります。

それに、故人の体重がそれなりにある人では
私たち葬儀社、二人いて扱いに慣れていると言っても
困難を極めることがあります。

その様な事情があることから
自宅…特にマンションへの搬送を嫌がる葬儀社がいるのは
事実です。

エレベーターも管理人さんがおられると
奥扉の開放が可能ですが
そうでない場合、故人を立てることになるのです。
（エレベーターのない所は…正直、大変です）

よく人数が沢山いるから手伝います…と
ご当家から申し出てもらえるのですが
部屋や建物の構造から、人出があっても
二人で無いと出来ないことが多いのが
ご遺体の搬送です。

しかし人出で助かるのは
一軒家などで玄関から入れない場合。
庭から回り、自宅内に入るのですが
その時に室内で待ってもらうと
本当に助かります。

次回はコロナ過での自宅家族葬について…

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