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アセンションへの道標(心の闇と向き合って受け入れる)③

2023年05月22日 | その他
今回のシリーズは、「5次元地球へのアセンション」についてお伝えします。
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―――次元上昇のプロセス―――
現在、人々の意識の真価を促す波動が、地球全体に急速に広がっています。その結果として、人々が体験している変容のプロセスは「アセンション」とも呼ばれています。「アセンション」には、「ある現実から別の現実へ入るプロセス」といった意味がありますが、この他にも様々な受け止め方があります。

例えば、「アセンション」が起こると体が光に変わって消滅するという説があるかと思えば、キリストのように人々が死後に復活するという説もあります。また、宇宙人がUFOでやってきて、人々を別の惑星へ連れて行くという説があるかと思えば、人々が天に召されて、キリストの腕の中で目覚めると信じている人々もいます。

ある世界から別の世界へと移行していくプロセスは、すべての人々にとって同じ体験になるのでしょうか。宇宙的な視点からすると「アセンション」の体験は人それぞれになります。つまり「アセンション」に際して、劇的な体験をする人々もいれば、穏やかな体験をする人々もいるでしょう。ですから、他の人の体験を基準にして、「私は進化していない」とか、「遅れを取っている」と思い込まないでください。他の人の尺度で自分の成長を図ると、その時々の自分の体験に意識が集中できなくなるからです。

また変化の波を拒み続けている場合は、ある時点で壁に突き当たるでしょう。今生で変わろうとしない人々は、これからもずっと3次元世界の混乱の中で生きてゆくことになるため、人によっては騒乱の中で命を失ったり、地球の浄化に伴う自然災害で死ぬことになるかもしれません。あるいは、死んで肉体を離れた後に、4次元に移行した新たな地球に転生したり、学べなかった教訓を学ぶために、地球以外の3次元の世界に輪廻転生していく魂もいるでしょう。

こうした選択は一人一人に委ねられています。また宇宙の流れに逆らって変わろうとしなかった人々が、罰せられるということはありません。あなたは様々な体験を通して、自分や宇宙への理解を深めていきます。3次元の世界でさらに学びを続けながら進化することを望む魂には、3次元にある別の世界で、今後も体験を積み重ねていくという選択肢があるのです。

今の皆さんは、蝶に生まれ変わる前の幼虫に似ています。これまでの生活に慣れ親しんできた幼虫には、今とは全く違った生き方のあることが想像できません。ここでは、たとえを使って変容のプロセスを説明してみましょう。

一匹の白い幼虫がある日、不思議な出来事に遭遇します。友達だった緑の幼虫が目の前で急に消えてしまったのです。緑の幼虫は羽化して、つまり変容を遂げて蝶になって飛び立っていったのですが、白い幼虫にはそのことが理解できません。今や蝶になった元は緑の幼虫は白い幼虫のところへ飛んでいき、自分に起きたことを伝えようとします。しかし白い幼虫はまだ理解することができません。

そして、こんな結論を下します。「羽が生えて飛んで行ったなんて、とても信じられない。かわいそうに彼は頭が変になったんだ。しかし仲間の黄色い幼虫の反応は少々違いました。「あれほどすごい変化を遂げた緑の幼虫は、尊敬に値する。」黄色の幼虫はそのように思って、かつては緑の幼虫でしたが、今は空を飛んでいる蝶に注目するようになりました。

さてここで挙げたたとえ話は、分かりやすく見た目の変化について述べたものですが、このお話を聞いている皆さんに起きていることは、外見上の変化というよりも、むしろ内面的な変化です。皆さんの周囲の人々が、昔とは違った人に変わり始めているならば、皆さんにも、同じような変化が起きていると考えてよいのです。

蝶に生まれ変わるために、幼虫は蛹(さなぎ)になります。サナギとして過ごす時間は、新しい人生への準備期間であり、それは主に内面的な深い休息と静けさの時でもあります。
慣れ親しんできた古い世界は、一旦転がり始めると、まるで穴の開いた風船のように急速にしぼんでいきます。もしかしたら、サナギはその時に、周りにこのような変容を理解したり話し合える人がおらず、孤独を感じるかもしれません。

したがって、サナギの段階では、外部の影響から自分を切り離して、意識的に孤立の状態を作り出す人々もいるでしょう。その人たちは、外側の相変わらずのマスコミの情報を遠ざけて、自分の内側を見つめるようになり、スピリチュアルな道を進むことに専念し始めます。このようにして、幼虫が一時的な孤立状態を経験した後に蝶に変身するように、あなたが味わう孤独や孤立も再生のためのステップなのです。

ですから、大勢の友人に囲まれていながら、時々言いようのない孤独感に襲われたとしても、焦ったり落ち込んだりしないでください。それは「サナギ」の段階においては、自然に起きることだからです。

―――あなたは自分のペースで生まれ変わる―――
幼虫がやがて繭(まゆ)を作るように、サナギの段階であなたの身体は光の繭に包まれるようになります。
この繭はあなたの身体の細胞を、原子よりもさらに微細なレベルに至るまでエネルギーで満たして、あなたが生まれ変わるまでの間、保護と癒しを与えてくれます。さらに自分を癒したい人は自分が「光の繭に包まれている」のをイメージして、その時々の必要に応じて、繭の色を変えてください。この繭に包まれている間、皆さんは大きく変わっていきます。最初に変わるのは感情です。

これまでに味わったことのない感情がわき起こってきたり、すでに解消済みだと思っていた古い感情が再燃してくるかもしれません。
癒しの過程では、こうしたことがしばしば起こりますが、そんな時にも自分を責めたりしないでください。代替医療に携わる人は、「好転反応」を知っているでしょう。それは病気が快方に向かう過程で、一時的に病状の悪化を思わせる症状が現れてくる現象です。それは病気が治り始めている証拠なのです。

さて、「サナギたち」は一斉に生まれ変わるのでしょうか?
人にはそれぞれふさわしいタイミングがありますから、蝶になる時期も人それぞれで、その人の意識の度合いに合わせて、第一波や第二波の波に乗っていくことになるでしょう。ただし天文学的な事象などの一定条件が整えば、人々の覚醒が集団規模で起きることもあります。特に天体が地球の地軸と特別な位置関係になった場合は、宇宙の原理が直接、地球に及ぶために集団規模の覚醒が起こりやすくなります。

このようにして、やがて蝶は深い眠りから目覚めて、繭を破って飛び立っていきます。一旦飛ぶことが日常生活の一部になると、幼虫の時の記憶は徐々に薄れていくでしょう。そしてやがて幼虫だった頃の自分の姿を想像することさえ難しくなって、当時の記憶はまるで夢か幻のようにぼんやりとしてくるでしょう。

「アセンション」は、「ある朝、目が覚めてみたら、いきなり別人に生まれ変わっていた」という具合には起こりません。そしてたとえ変容を遂げたとしても、「私は確かに生まれ変わった!」と実感できないかもしれません。その時点でのあなたは、おそらく自分が前から「蝶」だったと感じるでしょう。「サナギ」になって一時的な孤立を経験しても、変容のプロセスは継ぎ目なく進んでいきます。ですから、たとえ「サナギ」になっても、あなたは「人生が中断した」とは感じないでしょう。こうして皆さんは生まれ変わります。「アセンション」は皆さんを別人にするわけではありません。

では皆さんはどう変わるのでしょうか?
「アセンション」後の皆さんは、昔よりも多くの可能性に満ち溢れた人になります。昔から皆さんに備わっていた潜在能力が、前よりも目覚めた状態になるからです。こうして制限だらけの古い皆さんは、遠い過去の存在になっていくのです。

---owari---
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