今回のテーマは、
「自分はいつも運が悪い」と思っているあなたへ
「悩みを抱えて苦しんでいる」あなたへ
「時折、プチうつ気味」なあなたへ
「自分の将来に希望が持てない」あなたへ
「暗い人生をなんとか変えたい」と思っているあなたへ
3回に分けてお送りします。
(「悲しみ」や「苦しみ」を抱くことのデメリット)
広島は原爆によって被害を受けたせいで、「悲しみの町だ」と言われますし、世界からも、「ヒロシマ」といえば、「ああ、不幸があった所ですね」と思われるようなところがあって、悲しみや苦しみ、憎しみや恨みなど、悪い話がたまった街であると思われがちです。
ただ、広島から「平和」を発信するときに、あまりにも「被害意識」というか、「自分たちは被害を受けたんだ。悲しいんだ。苦しいんだ。人類の被害・災害の象徴なんだ」というような気持ちで発信すると、半分は天上界に届いていても、もう半分は地獄界に向いていると、私は思うのです。
残念ながら、その悲しみのなかに、恨みやつらみ、「人を害したい気持ち」「やるせない気持ち」などが強く入ってくると、必ずしも天上界的なものではなくなるように思います。
(「明るく生きること」で悪霊が撃退できる?)
ですから、たとえ自分や身内に不幸があったとしても、どうか、そこで、頑張って心をクラッと入れ替えて、「明るく生きよう」「とにかく、明るく生きよう」という気持ちを強く持ってほしいのです。
今までも霊的なお話はさせていただきましたが、そのときに、いちばん心配なのは、「悪霊現象」ではないでしょうか。つまり、“悪いやつら”に取り憑かれたりするようなことです。
「霊障を避けるにはどうしたらよいのか」というのは、とても大きなニーズがあると思います。
実は、そのためのいちばん簡単な対処策が、「明るく生きること」なのです。ただただ、明るく生きることです。これ一本でいいのです。これ一本で、悪霊撃退は終わりです。
(「自分は明るい人間だ」と潜在意識に落とし込もう)
もちろん、明るいふりをするだけでは駄目です。「ハハハ」と笑っているふりをして、顔だけ明るくて「心はドロドロ」とか、「憎しみのかたまり」とかいうのはいけません。これは、駄目です。
最初は表面的なところ、目や口など、顔の表情を明るくするところから、当然、始まるべきだとは思いますが、次第に、それを心のなかまで落とし込んでいくことです。
「心のなかまで明るいものに変えていこう」「自分は明るい人間だと思おう」と言うように、繰り返し、繰り返し思っていると、だんだん潜在意識下に影響が出てきて、深く浸透していきます。
そうすると、心のなかに溜まっている、恨みの心や悲しみの心、不幸の心、人のせいにする心、「環境が悪いために、こうなったんだ」という心を変えていくことができるのです。
確かに、広島であれば、最後は何でも原爆のせいにすれば終わりかもしれません。「原爆が落ちたから、われわれはうまくいかない」というように、商売であろうが何であろうが、最後は全部、原爆のせいにすれば理由は尽きます。
ただ、そうしたところで、どうにもなりません。原爆のことは、今さらどうすることもできないので、そういうことを言っても仕方がないのです。すでに終わったことであり、もう変えることはできません。原爆が落とされて、十万人以上の大勢の人が亡くなったということは、変えることはできないのです。そうした、変えることのできないことと闘ってもしかたがないわけです。
(「あなたの心」は完全にあなたの自由になる)
やはり、「変えることができること」にトライするべきでしょう。それは、どういうことかというと、「事実を変えられないのなら、考え方を変えよう」ということです。
心の向きを変えましょう。心の思いを変えましょう。
それはできるはずです。それは各人の自由なのです。
例えば、あなたが心のなかで、人を憎もうが愛そうが、自由です。「あなたは人を憎んでいるから、愛するようにしてやろう」とか、「人を愛しているが、憎むようにしてやろう」とか、あなたの心のなかに手を突っ込んで、グルッと変えることはできません。
心のなかのことは、自分自身に、完全に委ねられているのです。
---owari---
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