今日は少し変わったお話です。常識外の展開になることをご了解ください。
竜宮城の伝説は全国各地に存在しています。
日本書紀(雄略記)、丹後国風土記、万葉集にもこの伝説を扱っています。
竜宮城は海神の住んで居る宮殿で、乙姫が住む宮でもあります。
四季が同時に楽しめる庭が城の四方に存在しており、東には春、南には夏、西には秋、北には冬の景色が存在していると言われています。
竜宮城は日本各地の伝説・昔話に登場するが、湖沼や川、洞窟が竜宮への通路となっているものも存在しており、伝承地は必ずしも臨海部であるとは限らない。(by Wikipedia)
竜宮城と縁の深い浦島太郎の伝説も、また数多く残っています。
浦島太郎の話は丹後半島に伝わる伝説がベースとなっているようです。
『日本昔噺』の中で,「むかしむかし,丹後の国,水の江という所に浦島太郎という一人の漁師がおりました」と書き始めています。この地には日本最古の浦島神社が存在し、浦島太郎が丹後(現在の京都府北部の半島)の人と明言しています。全国共通版の浦島太郎の話は実は丹後半島に伝わる浦島太郎,つまり,浦嶋子の伝説がもとになっているのです。
全国には、愛知県武豊町の浦島太郎(知里付神社)、鹿児島の浦島太郎(龍宮神社)、横浜の浦島太郎(浦島寺)、沖縄の浦島太郎(オサン御嶽)など40か所ぐらいの伝説があります。
この浦島伝説は後でもう一度お話ししますので、少しお待ちください。
それでは、本題の竜宮城はどこにあったかということですが、竜宮城の伝説も浦島伝説と同じように全国各地に存在しています。
有力な場所として、琵琶湖に浮かぶ竹生島(ちくぶじま)の都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)があります。この神社には、弁財天、宇賀福神(うがふくじん)とともに龍神が祀られています。
最近、観光地として話題になっている福岡県の糸島。ここに海に立つしめ縄で結ばれた大きな二つの岩。そして、その前に置かれた白い鳥居。この岩は「夫婦岩」と呼ばれています。
夫婦岩といえば、三重県伊勢市にある「二見ヶ浦」の夫婦岩が有名ですが、なんとここも福岡県の「二見ヶ浦」にある夫婦岩なのです。この夫婦岩は、その竜宮城の入り口だという伝説があるのです。
人間が本当に海の底にあった竜宮城に行くとは考えられませんが、神話に残されたその伝説の入り口がこの夫婦岩であったなら、その先に竜宮城があるのかもしれません。糸島の桜井神社には、竜宮城に住んでいる豊玉姫と言い伝えられる「与止妃大明神」を祀っている岩戸宮もあります。
日本各地にある竜宮城の伝説は何を伝えているのでしょうか。
もちろん、この三次元現象界に竜宮城があるのではありません。竜宮城につながる入り口のみがこの現象界にあるということではないでしょうか。
ここで少し話が難しくなりますが、ご容赦ください。
竜宮城は三次元以上の世界なのです。たとえば、四次元(霊界)と考えた場合、一次元下げてお話をすれば少しわかりやすくなります。
二次元(平面のみ)に住んでいるアリが三次元のお月様を見た場合で考えてみましょう。お月様が二次元と接触している場所では、点や線でしか見えません。また、二次元の面に接していない場所ではまったくお月様は見えなく、認識できないのです。
このように、三次元でも同じように四次元と接触している場所はあるのですが、それは入り口に過ぎないのです。四次元そのものではありません。
話しは少し変わりますが、UFOと同じですね。UFOは突然に消えますが、それは次元の違う空間に行ったことを意味していると思います。
それでは、竜宮城の入り口となる場所はどのような所でしょうか。
竜宮界は太平洋から、日本のなかの沿岸部の景勝地、および大きな湖など、このあたりの所を結んで出来上がっていると言われています。
海なら、深海でも浅瀬でもつながりますし、それから、湖でも一部は川でも、池でも、つながるところがあるということです。そういえば、信州の上高地を旅行したときに、明神池を訪れましたが、池畔は穂高神社奥宮(海神)が鎮座する神域でとても神秘的な感じがしたことを思い出しました。
だから、水を「縁」として世界中とつながっている竜宮界なので、水さえあれば、水を伝ってどこにでも出て来られるということではないでしょうか。
ただし、竜宮界のイメージは、海でいえば、やっぱり、透明度があって、「潜ると、とってもきれいな海」というイメージです。潜ってもきれいじゃない海は駄目で、潜ると、きれいで、珊瑚礁が見えるような、透明度が高くて、魚がたくさんいて、生き物が豊富で、というような海です。
琵琶湖とか,三保の松原とか、基本的にきれいな所に、宮殿があります。それが、竜宮城です。そのようなきれいな景勝地にあるということです。
竜宮城のなかは、沖縄美ら海水族館のような屋敷に住んでいると考えればよいと思います。そして、水のなかにいても呼吸が苦しくないし、平気で住んでいられるという世界です。
竜宮界は非常に色彩が豊かな世界です。
竜宮界の中心的存在は、豊玉姫・玉依姫の姉妹神と言われております。
また、竜宮界、少なくとも、竜宮城には「美人」以外は住めないのです。
だから、美人は、だいたい竜宮城出身と見ていんじゃないかということです。
では、竜宮界は現世に対して、どのような役割をされているのでしょうか。
竜宮界の役割として、現代の地上にインスピレーションを降ろしたり、世の中にいろいろな変化を起こしたりする役割もあります。主なものとして、「ファッション系」が一つ、当然ありますし、あとは、ファッションに付随した、「お化粧」や、それから、歌ったり踊ったりするのも指導されています。古いタイプの方は、伝統的な芸能等もやっておりますし、一部は、修行として、神社に出て巫女さんをされている方もあるということです。
ダンスや踊りの指導もしておられ、あの「AKB」は寝ている間は竜宮城に来て、みんなダンスの練習をしているとのことでした。
竜宮界の指導を受けるための心構えとしては、やっぱり、「心の美しさ」が大事です。それが、外に出ますから。だから、外見だけで騙すことができると思ってはいけないのです。やはり、透明度があるなかで、美しくなければいけません。
また、宮殿に住んでいる人たちは、その景勝地を守っていて、次々に観光にいらっしゃる人々に、水の持つ宗教的な意味を教えるのが、主な仕事です。
「美しさ」とか、「澄み切る心」とか、「穢れを落とす禊の心」とか、あるいは、「調和の心」とか、そういうものを教えるのが、主として女神の仕事です。
女神たちの衣装は彼女らのイメージとしては、まあ、「乙姫ルック」をしている気持ちなのですが、最近はちょっと洋風化してきた面もあるようです。少し「皇室ルック」に似た面もあるとのことでした。
話しは浦島伝説に戻ります。浦島太郎伝説の真実は、「宇宙人にさらわれた」というほうが、話としては分かりやすいかと思います。
「宇宙旅行をして、帰ってきたら三百年ぐらいたっていた」というような話かもしれません。
「神隠し」にあったような感じだったと思います。だから、今で言う、いわゆる、「アブダクション(誘拐)」が昔にも起きたのではないかと思っています。
この件は、宇宙人に詳しい「石川青果のエーコさん」の方がご担当かと思います(すみません、ご本人のご了解なく記載しまして)。
もう一つ、
三保松原を舞台とする羽衣伝説は、この景勝地が竜宮界とつながっており、天女(乙姫)が羽衣を一本の松の枝にかけたものが、たまたま漁師の目に映ってしまったものでした。通常は映らない羽衣や天女が見えたという偶然の出来事が伝説となったと考えています。天女たちは時々、この三次元現象界にも来られているということです。
何を寝ぼけたことを言っているのだと、お叱りを受けそうな今日のブログですが、雛祭りの日に書き上げたブログということで、ご容赦ください。
---owari---
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます