サラリーマンは、朝の八時半ごろから夜の九時、十時ごろまで仕事をしていることが多いわけです。
しかし、実際には、能率を考えると、書類仕事を一日に十二時間以上することは無理であるのみならず、そこには無駄に近い部分がそうとうあると思われるのです。
朝、仕事を始めてから、お昼休みまでは、まあ、よいでしょう。お昼からあとが特に問題です。
がむしゃらに働く人もいるかもしれませんが、「集中力は三時間以上は続かない」ということを、常に念頭に置いてください。
したがって、仕事を始めてから、二、三時間が経過したときには、ちょっとしたコーヒー・ブレイクを入れて、休みをとることです。
その十分か十五分を惜しむ人は、実は、残りの数時間を無駄にすることが多いのです。
努力をして十分か十五分の休みを入れることです。
そのときに、お茶を飲むもよし、同僚と軽くジョークを飛ばし合うもよし、少し精神を意図的にリラックスさせる訓練をしなければなりません。
原則、重要な仕事は体調のいちばんよいときに行うことです。これは大事なことです。
「夕方以降には、単純な整理仕事を残しておいて、いちばん体調のよいときに、いちばん大切な仕事をする」という工夫が大事です。
『コーヒー・ブレイクの十分か十五分を惜しむ人は、実は、残りの数時間を無駄にすることが多い』(仏法真理)
---owari---
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