大義にはつくが小義にはつかない、理想へは独往邁進 ② 2022年02月12日 | 歴史 今回のシリーズでは、上杉謙信についてお伝えします。―――――――――――――――――――――――――由来、謙信は多感な質である。激しやすく感じやすい。二十歳ごろまでは、まま女のごとく泣くことすらあった。その前後には、多感なるばかりでなく、多情の面も性格に見られたが、翻然(ほんぜん:ひるがえす)、禅に入って心鍛をこころざしてから一変した傾きがある。といっても、多情多感な性は、もとより持って生れたもの . . . 本文を読む