若い人はとかく不満を持ちやすい。自分の不幸の原因を親のせいにしたり、兄弟姉妹のせいにしたり、学校のせいにしたり、社会制度のせいにしたりするものだ。そうして、荒れ狂ったり、自傷行為にふけったり、犯罪行為にのめりこんだりする。自己愛が強すぎるために、あるいは、子供時代に甘やかされたために、わがままになっているのがどうやら分からないらしい。世間は厳しいものだ。若者の持つ不平不満や小さな不幸など、利根川に . . . 本文を読む
読書には知識を得る、という面もありますが、それ以上に大事なのは、意志の鍛錬(たんれん)ができるということです。活字となった書物を読むことには、いつの時代においても必ず努力が伴います。その努力こそが、意志の力を強くするのです。読書の習慣を確立しえた人は、たえず学び、絶えず向上していこうとする意志力が強くなります。そして、それ自体が、大きな仕事をするようになるのです。---owari--- . . . 本文を読む