「貿易力」という外交カード 2018年05月03日 | 政治・経済 貿易は双方の利益であって、こちらが損をする時は相手国もだいたいの話だが損をする。では、どちらの打撃が大きいか。 まず「量」で言うと、10年前の話になるが、日本のGDPを10としたら、アジア諸国全部のGDPは2、中国のGDPも2で、合計4である。 次に「質」で見ると、日本が向こうから輸入するものはすべて「開発輸入」で、日本が資本を投下し、技術を教え、完成品を買い上 . . . 本文を読む