唾液はのどを潤すただの水分程度に考えがちであるが、その働きは神秘に満ちています。
唾液は毎日1リットル以上分泌される液体で、一番人が使いやすい分泌液の一つと言えます。
分泌された中性の唾液は、食道内を洗浄、中和し、胃から逆流し食道内に残留した胃酸が食道粘膜を損傷するのを防いでいます。 . . . 本文を読む
人体の仕組みについて知れば知るほどに、驚かされます。
私たちの体は、食事で得た栄養素を消化・吸収して、絶えず新しい細胞が作られ、古い細胞と入れ替わっています。
体は約60兆個もの細胞によって構成されていますが、毎秒1千万個の細胞が生まれ変わっていると聞いて、これまた驚きです。私たちが何も考えずに過ごしていても、運動していても、体の細胞は活発に活動しているのです。 . . . 本文を読む
「火事場の馬鹿力」という言葉があります。 「火事場の馬鹿力」は科学的に立証・実践されています。 昔、火事にあった若いお嫁さんが仏壇を背負って裏山まで駆け上がったという話があります。当時の仏壇は祖先を祭ってある大切なものですが、金庫の代わりもしていたようです。普通では絶対に持ち上げれないと思われるものを、緊急を要する緊張状態では思ってもみない力が出ることを、「火事場の馬鹿力」と呼んでいます。 . . . 本文を読む
昨今、医学の研究者の間では、血液の「働き・メカニズム」を調べれば調べるほど、分からないことが多く、血液に「意識」があるのではないか、と考える研究者もいます。どうやら、そのように考えないと説明できないようなこともあるようです。 また、患者を”目隠し”にした医学実験もあります。 ・人を目隠して「青い部屋」に入れると、血圧、呼吸数が下がります。 ・「赤い部屋」に入ると、体温、血圧が上がり、脈拍数も呼吸数も上昇します。 ・「脳波」を調べると、赤い部屋では、ベータ波(目覚め状態)が出ます。 ・青い部屋ではアルファ波が多く、シータ波(うとうと状態)も現われます。 . . . 本文を読む
このテーマはあまりにも難しいために、取り上げることを躊躇しました。 知るほどに門外漢が口を挟むことではないと感じました。 しかし、伝えたいことがありましたので、当事者の皆様には無礼に当たることもあるかと思いますが、どうかご容赦ください。 岡野憲一郎先生著書「続解離性障害」によると、 多重人格とは、ドラマに出てくるような犯罪者や、オカルトチックな霊的現象ではありません。 解離性同一性障害(DID)と呼ばれている、れっきとした医学的な現象です。 もちろん原因は悪霊ではなく、脳の特定の機能の過剰な働きにあります。そしてDIDで悩んでいるのは、犯罪者や変質者ではなく、むしろもっと純粋な感性を持つ普通の人たちです。 . . . 本文を読む